札幌から近いところでも雲海が見られる場所を知っています。
それは「赤井川村」の冷水峠
赤井川村はカルデラ地形になっていて、
条件が良いと綺麗な雲海が発生し、標高の高い冷水峠からはその綺麗な雲海が見られるのです。
しかもここの雲海が素晴らしいのは、羊蹄山も一緒に眺めることができるところです。
過去に一度ここで雲海を見たことがありますが、雲海と羊蹄山の景色にはとても感動しました。
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運が良いと雲海が見えるスポット
その雲海をカメラで綺麗に撮影できないものかと思い、
午前2時半に起床して赤井川村へ向かいました。
薄明かりの予感を感じながら。
赤井川村冷水峠へ到着しました

羊蹄山が綺麗です、雲海はどうでしょうか!
羊蹄山がむちゃくちゃ綺麗。。。
カルデラ地形の赤井川村にはまだ朝の陽が届いていませんが、羊蹄山はその標高ゆえ一足先に朝陽を浴びているのがわかります。
さあ、そして雲海はどうでしょうか。
雲海は発生しているだろうか

雲海はありませんでしたー
残念ながら雲海は見られませんでした。
でもいつ来てもここから見える景色は綺麗で、朝の時間は一段と美しく感じます。
村に朝陽が差し込みます

まだ朝陽の色が残るきれいな日差し
目的のものにありつけないとき、たいていがっかりするものですし、今回は雲海が見られなくて正直ぼくもがっかりしました。
だけどこの峠から見える朝日のあたる羊蹄山や、赤井川村に陽が差して朝がやってくる時間を見られだけでとても感動ものです。
負け惜しみということでもなく、たぶんここで迎える朝は雲海があってもなくても綺麗な時間なのだと思います。
特に赤井川村に朝陽が差し込む瞬間はとても美しく感じました。
朝の時間に包まれます

鳥たちもいそがしく鳴き始めます
鳥の声が忙しくなる頃、朝の日差しはぼくにもぼくの立っているアスファルトにも降り注いで、気温も体温も一気に上がっていくのがわかります。
到着したときはとても寒くて、フリースにウインドブレーカーという登山時のような格好でしたが、体温調整のために1枚ずつ脱いで結局最後は長袖Tシャツ一枚になって朝陽を浴びていました。
でもこの時期の日差しは紫外線が強いので帽子はしっかり被っていました。
残雪の山々も見えます

まんべんなく日差しがやってきます
赤井川村にも、むこうの山々にも朝の日差しがひとしくやってきます。
暗くてよく見えなかった山の方も綺麗に見えて来ます。
雲海の条件を把握しよう
雲海を見るためには晴れていれば良いというわけではなくて、湿度や寒暖差や無風や放射冷却など、いくつかの条件が必要です。
それに合わせて自分が早朝に出かけられる日かどうかというのもありますから、雲海の条件や気象のことも詳しくなっておきたいなあと思いました。
もし冷水峠へ数回来ても雲海が見られなくても、何度か目にやっと見られたとしたら、その時の感動はきっととても大きなものになるでしょう。
星空も日の出も雲海も、自然が見せてくれる色々なものは人の都合ではどうしようもないので、これらばかりは見られたらラッキーと思うしかありません。
ただし「ラッキー」の確率を上げるために知識をつけておくこと、実際見られた時のために綺麗な写真を撮る技術を磨いておくこと。
いまのうちにできることはまだまだありそう。
また赤井川冷水峠で雲海チャレンジします。
↑ 2018年5月、再び雲海チャレンジしました。
↑ 2018年9月、ついにそれっぽい雰囲気が。。
↑ *そして10月下旬のある日、ついにしっかりと雲海を見ることができました。
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他にも、朝焼けや日の出や朝陽のことを書いた記事は「朝陽や日の出」というタグでまとめてあります。もしよかったらこちらもご覧ください。