天気が良いと羊蹄山が綺麗に見えます。
もう4月だというのに羊蹄山はもちろん、
赤井川村にも残雪がまだまだ多くあります。
赤井川村は積雪が多いことでもよく知られています。
東京なんかじゃ桜が満開らしいですが北海道はまだまだ残雪の季節です。
今日の記事はここから見える絶景のお話です。
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冷水峠カルデラ展望所からの景色は本当に綺麗
遠くの羊蹄山から手前の赤井川村の風景まで、ここからは本当によく見えます。
標高の高い場所では眺めが良いことはもちろん、
こんなふうに残雪が多いことも、すこし特別な雰囲気を作り出している要因になっているのでしょう。
カメラを縦向きにして撮って見ました。
45mm(35mm換算90mm)のレンズではギュッと風景が圧縮された感じに見えます。
カルデラ地形の風景や運が良ければ遠くに見える羊蹄山はもちろん、高い標高ならではの静けさも感じられます。
特にしーんとした静けさは普段の生活にはあまりないので、とてもほっとします。
静かな場所へ来るといかに普段喧騒のなかにいるのかがよくわかります。
広角で撮ると山々に囲まれているのがわかります
14mm(35mm換算28mm)のレンズに交換して冷水峠カルデラ展望所から見える全景を撮ってみました。
こうして見ると山々に囲まれていることがよくわかります。
登山をしたわけでもないのにこれだけの綺麗な景色が見られるなんで本当にぜいたくな場所です。
もっと知られてほしいようなひみつにしたいような
春の日差しは雪を溶かして、その水はコロコロと春の音をさせて少しずつ流れていきます。
その静かな水の流れしか聞こえないここは本当に居心地が良くて風景も綺麗で、「みんな来たら良いのになあ」と思ういっぽうで自分だけのひみつにしておきたいような気持ちになるくらい良いところです。
峠の道は残雪が多くまだ未開通です
この時期はまだ峠が開通していないのですが、運良くこの展望所までは綺麗に除雪されていました。
除雪が入らないとまだまだこんなに積雪があるものなんだと感心してしまいますし、吹雪の日も除雪してくれている方は本当に大変な仕事だと思います。感謝ですね。
アスファルトが見えている所は春の日差しを受けて熱を帯び、まわりの雪も少しづつ解かしていて春が加速しているのがよくわかります。
トンネルができたのであえて選択しないと通らない道です
余市町から国道5号線を通って赤井川村へ行くにはほとんどの人が数年前にできたトンネルを通っていくはずです。
この「冷水峠カルデラ展望所」はそのトンネルの上にあって、あえてこのルートを選択しなければここを通ることはありません。
そういえばトンネルがなかった頃といってもそれよりもずっと前、ぼくの記憶だと15年ほど前のことですが、赤井川村へ行く途中のここ冷水峠には売店がありその近くには湧き水が出ている場所があって「冷水峠」という名の通り冷たい水を肌で感じることもできたんです。蛇口だったかポンプだったかもう忘れてしまいましたが。。。
それがこの峠の名前の由来なのかどうかはわかりませんが冷水を肌で感じられた記憶は貴重なものだったなあと今になって思います。
便利なトンネルをあえて通らないという選択
トンネルを通ると直進できて目的地へすぐに到着する便利さのいっぽうで、こちらはうねうねとした登り下りですが、これだけ綺麗な景色を眺めることができます。
天気が良い日にはあえて峠と通ってみてはいかがでしょう。くれぐれも安全運転で。