前の記事では雲海のようなものを見たことを書きました。
で、その雲ってどうなるの?
もちろん現象について理論的に説明することはできないのですが、ぼくがここで感じたありのままを書いておきます。
なぜなら雲海のようなものの動きを見ていると、これがなかなか面白い光景だったんです。
まず、その雲海のようなものを見たという「前回の記事」は下のリンクから読むことができます。
はじめに、ぼくが知っていることは、冷水峠から赤井川村を覆うように雲海が発生することがあるということです。
でもその雲海(もしくは雲海のようなもの)が、そのあとどうなるについては今まで考えたこともありませんでした。
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雲海ってその後どうなるの?
単純な疑問なんですけど。
雲海ってどうなるの?なんて考えたこともないんですけど、ぼくがここで見たのは、
雲海みたいなものは霧状になって昇ってくる。
以上。
これが結論でございます。
この現象の理論がどうなのかは知りませんし、もっとモクモクと厚く広がる雲海の場合は違うのかもしれませんが、ぼくがここで見たのはそういうことでした。
そしてこれは、なかなか面白い光景でした。
雲海はこんな風に霧状に昇ってきます

辺りが急に霧で立ちこめます
「わあ、霧がやってくるぞお」って感じで、一気に昇ってきます。
なかなか日常では見ない光景なので、わくわく感が結構あります。
つまり、
見ていると結構楽しいです。
ですが、霧に包まれると視界が急に悪くなるので十分に気をつけます。
これは本当に注意しないといけないと思いました。
それくらいさっきまで眼下に広がっていた雲は霧状になって一気に昇ってくるのです。
下の写真はそのときに撮ったものです。



外輪の稜線から朝陽の色が近づきます
雲は霧状になって一気に昇ってきて、辺りは霧が深く立ちこめるのですが、日が昇る方角からは朝陽の暖かい色がうっすらと見えてきます。
オレンジ色ぽいような朝陽の暖かさを感じる色です。
やがて朝陽が昇ってきます。

しばらく待っていると朝陽が顔を出してきました。
気がつくとさっきまで辺りに立ちこめていた霧は全くありませんし、眼下に広がっていた雲海のようなものもなくなっていて、そこには赤井川村の美しい街並みが綺麗に見えています。
さっきまでの朝の冷えた気温も、朝陽のおかげでどんどん上昇していくのがわかります。
霧が昇ってくる感じもそれに包まれる感じも、そこにあるのはちょっとした非日常感。
いつも思うことがあるんですが、「目的のものが達成できなかった場合、結果は0にはならない」ってことです。
ちょっと格好良いこと言ってどうしたのって思われるかもしれないのですが、これは実際本当に感じていることなんですよ。
だいじなこと
朝陽とか星空とか雲海とか、そんなの絶対見られる保証なんてどこにもなくて、むしろ「見られたらラッキー」くらいに思っていないと見られなかった時にがっかりするかもしれなくって、そんなふうに少し気持ちに余裕を持っておくと、目的以外の面白い現象とか、知っていそうで知らなかったことに案外気が付いたりもするんです。
こういうことって結構大事だなって思っています。
ここで聞こえる鳥の声も、とっても綺麗ですよ。
10月下旬のある日、ついに雲海を見ることができました。
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他にも、朝焼けや日の出や朝陽のことを書いた記事は「朝陽や日の出」というタグでまとめてあります。もしよかったらこちらもご覧ください。