一年ぶりにここへやってきました。
目的は「雲海を見ること」
タイトルにもあるように雲海「チャレンジ」なんです。
条件がよければ雲海が見られるのがこの場所、赤井川村 冷水峠のカルデラ展望所です。
札幌からは少し遠いけれど、雲海テラスのある占冠よりは少し近くて、何より静かで人が少ない場所なのが魅力だと思っています。
雲海って早起きだけでなく天候条件も必須で、実際前回ここへ来たときは天気は良かったものの雲海なんて全く無くて、結果惨敗でした。
うーん、今思い出しても残念な結果です。
その時のことは下のリンクからどうぞ。
そして約一年後のこの日は色々と条件が良く、再び「チャレンジ」となったわけなのです。
雲海が見られる天候条件としては、地表温度が低く湿度が高くて風が無いこと、それに晴れていることです。
放射冷却も条件に入りますが説明が面倒なので省きます。
この全てを満たすことってなかなか難しいとは思うんですけど、今日は結構条件が良いんじゃないかな。
あ、それと大事な条件を忘れていました。
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雲海見るならとりあえず早起き
雲海が見られるのは早朝がほとんどなので、この条件が天候条件とともに必須になります。
でもでも、早起きって難しいですよね。
当日仕事なら無理だし、おやすみの日だったとしても前日の帰りが遅ければ寝過ごしてしまいそうですし。
ではどんな時に早朝風景を見に行っているか
参考までに僕の場合、早朝の風景を撮りに行ったり今回みたいな雲海チャレンジをしたりする時はこんな感じです。
- 「今日は早く寝られそうだな。ということは明日早起きできるんじゃない?」
- 「明日の朝って天気どうかな、おお晴れだ!これは行くしかないな!」
こんなふうにほとんどが前夜に思いたったように決めて行っています。
この日もまさにそんな感じで、スマートフォンの目覚ましを午前2:50にセットして、まだ夜の闇の中を赤井川まで行ってきました。
さてさて今回はどうだったのでしょうか。
さあ、雲海は見られるのか!

結果は残念、本当に残念〜。
冷水峠のカルデラ展望所は峠ごと霧の中にあって、かろうじて早朝霧に包まれた赤井川村がうっすら見えるという状況でした。
こればかりは当日来てみないとわからないし、自分のちからで天候を変えられる訳でもないので諦めるしかありません。
あわよくば日の出も見ようと思って午前4:30前に到着したのですが、ご覧の通りの様子でコンパスやスマホがなければ日の出の方向すらわからない状況です。
霧に包まれた冷水峠も良い
こんなときは気持ちを切り替えましょう。
雲海が見られなくても霧の風景ってのも貴重な瞬間だと思うので、霧に包まれた冷水峠の辺りで鳥の声を聞きながら散歩してみました。
実はそこにある素敵な景色に出会うことってこんな時が多いので「せっかく来たのに」という気持ちは諦めて、「せっかく来たので」という気持ちでいることを心がけています。
無いものはないけれど、あるものはよく見ていればあるんですよね。ガッカリし過ぎて気が付いていないだけです。
せっかくなので写真も撮ってみました、こんな感じでしたよー。
カルデラ展望所辺りの霧景色







*お話の途中ですが、2018年9月に再訪した際に、ついにそれっぽいものを見ましたのでここでリンクをはっておきます。
*そして10月下旬のある日、ついにしっかりと雲海を見ることができました。
なんだか幻想的ですね
前回ここへ来た時の記事でも書いたのですが、冷水峠にはトンネルが出来たためトンネル上の冷水峠を通る人なんてほとんどいなくて、実際この日も1時間ほどこの場所に居ましたが、誰ひとり車一台見かけませんでした。
そのせいもあってか、とても幻想的な雰囲気の場所です。
鳥の声だけが響いています
ピピピーとかヒョロロロとか、色々な鳥の声が方々から聞こえて来て、それが山に響いたり霧に吸収されたりして、鳥の声でいっぱいのこの場所はまるで鳥だけの町みたいです。
思わずぼくも口笛で真似をして、鳥たちとのコールアンドレスポンスを楽しみました。鳥たちにどう聞こえたかどうかは別として。
そうこうしているうちに、霧は晴れて赤井川村の朝の様子が見えて来ました。
今日はそろそろ帰るとしましょう。
またいつか雲海にチャレンジ
早朝に来るには遠くてなかなかしんどい場所ですが、いつかここで綺麗な雲海を写真に収めたいと思っています。
天候条件も重なるので、こればかりは運ってのもありますから、いつか見られたら良いなあってくらいに思っています。
前回は晴れ、今回は霧。
どちらも雲海には出会えていませんが、どちらの朝もとても心地よい時間でした。
目的のものが得られなくてもその時その場所にあるものを感じられたら、正直それで良いかなって思っています。
写真の腕もあげておかなくちゃ
実は過去に一度ここで雲海を見ています。
Blogを始めるずっと前の話なんですけど、とっても綺麗だったんです。
またいつかここで雲海を見られる時が来るかもしれないので、その時のために写真撮影の腕も上達しておきたいなあって思っています。
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他にも、朝焼けや日の出や朝陽のことを書いた記事は「朝陽や日の出」というタグでまとめてあります。もしよかったらこちらもご覧ください。