浦臼町の浦臼神社、エゾエンゴサクとカタクリの花で春を迎える

季節は春へ。

二十四節気でいえば「穀雨(こくう)」、穀物が育つ様に恵みの雨が降るころと言われている。

北海道ではおおむね雪も溶け、やっと道のどろどろとした感じが無くなった頃ですが、同時にそろそろ桜の花も咲き始めるかなと、浮き足出す季節でもあります。

天気予報では、もうじき桜が咲き、そしてすぐに満開になるのではないかと言っていました。

暖かで穏やかな日が続いているのです。

ただ数日後には、縦向きの等圧線の間隔がせまく、強い風が北海道に吹き込む天候になるとも言っていて。

それで、「あの花を見にいくのなら今だろう」と思ったのです。

目的地は浦臼神社の境内。

そこでエゾエンゴサクとカタクリの花を見に行ってきました。

ここは以前同じ季節に訪れていて、記事にも書いています。

浦臼神社のエゾエンゴサク

浦臼神社のエゾエンゴサクが満開、踏切を渡り急な石段を登る

2016年4月20日

夏の頃にも来て、それも記事にしたこともあります。

暑い日のここも風情があってとってもよかった。

浦臼神社と踏切と石段

浦臼神社の夏は深い緑と石段が綺麗

2017年7月17日

そんな浦臼神社のエゾエンゴサクとカタクリの花を、今年また見に行ってみました。

写真も沢山撮ってきたので、最後まで見てくれたら嬉しいです。

スポンサーリンク

浦臼神社の境内一面に咲く青とピンクの花

エゾエンゴサクの青と、カタクリのピンク色。

それと葉の緑色がとても綺麗。

ここで見るこの一面花畑のような光景は何度見ても気持ちがはずむようになって、なんだか嬉しくなる。

春が来たんだと感じる場面はいっぱいあるけれど、ここで花々を見ると、押し寄せる春の勢いに圧倒される感じがする。

今日は2つのオールドレンズで撮るつもり。

ふたつともミノルタのフィルムカメラ時代のもので、ぼくよりもずっと先輩で、ぼくの生まれる前に製造されたレンズです。

ひとつは「MC ROKKOR-PG 50mm F1.4」、もうひとつが「MINOLTA ROKKOR-TC 135mm F4」というもの。

どちらも前にOLYMPUSのOM-Dを使っていた頃に、ジャンクコーナーでとても安く買ったもので、二つ合わせても5千円くらいだったと記憶している。

製造から何十年も経っているので、当然あちこち経年の劣化はあるが、一応ちゃんと機能するのでオーバーホールなどせずに、そのままの状態で使っている。

いま使っているカメラはSONYのα6500で、最近やっとこのカメラでもこの二本のレンズが使えるマウントアダプタというものを買った。なので、さっそく今日はそのレンズで花を撮ろうという魂胆なのです。

最近のレンズじゃ映らない程よい曖昧さや温かみみたいなものが、ここの花を撮るには相性が良いのではないかとずっと思っていた。

だから今日の撮影も、とても楽しみ。

エゾエンゴサクの青

ケシ科キケマン属の「エゾエンゴサク」

青色が綺麗で群生していることが多いので目立ちやすく、山歩きなどをしていてもこの季節に見かけることが多い。

そしてぼくはこの青色がとても好きだ。

冬の間は雪の白に覆われていて、ほとんど色のない何ヶ月かだったというのに、雪が溶けてしばらくするとこんなに綺麗な色が一面に咲くなんて不思議だといつも思う。

そういえば札幌の地下鉄宮の沢駅近くでも見たこともある、今年も咲いているのだろうか。

エゾエンゴサクの群生を、札幌の地下鉄宮の沢駅近くで見ました

2019年4月30日

カタクリのピンク

カタクリのピンク色も綺麗だ。

ユリ科・カタクリ属の多年草。

見頃は今時期なのでしょう。

そういえば、カタクリの花は真駒内公園で見たこともあった。

カタクリの里

真駒内公園にあるカタクリの里へ

2018年4月26日

このカタクリと、エゾエンゴサクが同じ場所で咲くと、ピンクと青の彩りがとても綺麗なのです。

春の花といえば、桜とエゾエンゴサ、クカタクリが思い浮かぶ人も多いはず。

どちらも、これから来る暖かな季節にぼくたちを導いてくれているのではとさえ思える綺麗さがあります。

そんな春を感じるエゾエンゴサクとカタクリの花をぼくより先輩のオールドレンズで沢山撮りました。

写真を続けて載せておきますので、よかったらご覧ください。

エゾエンゴサクとカタクリと一緒に可愛い鳥も見た。

そして神社の裏手にある「いこいの森公園」からの山々の眺めもとても綺麗。

この眺めもセットでこの場所はファンが多いと思う。

ぼくは人の距離がしっかり保てるように、あまり混んでいなさそうな平日に訪れました。

しっかりと安心の対策も忘れません。

ぼくが見に来たこの日は天候も程々よく、木漏れ日や鳥も映すこともできました。

鳥はかわいいけれど、野生動物だから遠くから見て撮るだけ。

驚かせないように静かに見守ります。

この日は、ぼくの他にも数名の方が花を見に来られていましたが、鳥に気がついてみなさん遠くから静かに見ていました。


そして鳥といえば、益田ミリさんの「スナック キズツキ」はとても好きな作品です。

GWに来られる方は、交通量も多くなっているかと思うので、安全運転でどうぞお気をつけてください。

見頃がいつかっていうのは綺麗だなと感じた時だと思うので、それぞれにきれいな花を見ることができると良いですね。

ぼくが訪れたのは2022年4月の最終週、もう少しで満開になるかな?という頃でした。

何かの参考になれば嬉しいです。

今日も最後までブログを読んでいただきありがとうございました。

スポンサーリンク

*この記事のシェアはこちらから