厚田と石狩灯台で天体観測と星空撮影、七夕前夜に天の川は見えるのか

厚田の星空

「北海道で満天の星空」をまだ観た事が無かった。

考えてみると、自分から星空を見に行くなんて事は今まで一度もありませんでした。

あるときテレビだったか雑誌だったかで「北海道は満天の星空」みたいな見出しを見て、「北海道に住んでいるから見ようと思えば見られるのか」と頭では理解してた。

小学生の時にはキャンプで日高へ行ったことがあって、そのときに夜の散歩をした時の星空が綺麗だった記憶があるけれど、「もしかしたらあれは夢だったんじゃないか」ってくらい今ではあいまいな記憶になってしまっています。

それくらい「自分から星を見に行く」ことをしていなかったということになります。

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今まで星空を観に行ったことがない理由

そもそも、なぜ今まで観に行こうとしなかったのだろうって考えてみた。

札幌は明かりが多いから星空なんてちゃんと見えないと思ってたのか、それとも天体について詳しくないから楽しめないだろうなんて無意識に思っていたのか。

でも仕事で深夜遅く帰ってきた時の星空がそれなりに綺麗なこともあったし、札幌市内や近郊でも綺麗な星空が見えるだろうってことには気がついていたはず。

結局、「満点の星空」は近くにあるのに見ようとしなかっただけ。

多分そういうことなのです。

せっかく北海道に住んでいるのに、そこでは夜の星空だって綺麗に観られるはずなのに、その良さをわかろうともしてなかっただけ。

そう考えると、これはもったいない。

早速星空を見に行く事にした!

せっかくだから夜の空を観に行ってみようかな。そう思うと急に星空が観たくなってきた。

きっと札幌市内だって、少し外れたところにだって、綺麗に星が見えるところがあるはず。

さあ星空を観に行ってみよう!カメラも持って。

なんとなく、これくらい持っていけばよいかなってものをザックに詰めました。

あとは防寒着と三脚とカメラ、カメラはOlumpus OM-D E-M5というマイクロフォーサーズだからセンサーが小さくて暗闇の中での星空撮影には不向きだ。

でもそんなの知っている。

夜空を観て、星空を撮影したい

いまはただそれだけ。

調べて見ると札幌近郊では、石狩、当別、厚田あたりが綺麗に見られるらしい。

夜の星空を自分の行動で確かめに行ってきた。

まずは厚田の電波塔へ

ちょうど七夕の前夜でした

嶺泊展望パーキング駐車場

わああ、厚田の星空きれい!!

到着すると見渡す限り星空!!

こういうのが見たかったんです!!降り注ぐような満天の星空。

しばらくは写真も撮らず、「やっぱり星空を綺麗に観られるところが近くにあったんだなあ」って思いながらずっと肉眼て見ていました。

目が慣れてくると夜空の明るさもよくわかるようになってきます。

「北極星を頼りに移動する」とか「月の明かりの下で」なんてフレーズを本で読んだりしますが、「こういうことかー」ってしみじみ思いました。夜の空って明るいんだなあって。

OM-D E-M5で初めての星空撮影

僕が持っているレンズで広角の一番明るいのは、Lumix 14mm F2.5の単焦点パンケーキレンズ。もっと広角に撮れるレンズがあればさらに広く写せたと思うけれど、星空を撮るのは初めてだからまだ技量もないし、カメラのセッティングも正しいかもよくわからないし、ひとまずこのレンズで撮ってみた。

やってみないと失敗すら始まらない

OM-Dの設定は、手振れ補正は全部オフ、ノイズリダクションもオフ、ISOは1600から3200あたりで、シャッタースピードは30秒に設定。

絞りはF2.5にして、本で読んだ通りピントはマニュアルで一番明るく見える星で設定した。

初めてにしてはそこそこ撮れた

写真で撮ってみると、肉眼で見るのとはまたちがう感じに見えるので、天体観測と星空撮影はとても楽しい!!

初めての星空撮影にしては上出来かなって思っています、いまのぼくに撮れる写真はこれくらいです。写真は明るさ調整なんかの簡単な編集はしているけど、どんなに編集したところで肉眼で観た感動は伝えられようがありません。

次は石狩川の灯台へ移動した

石狩灯台

灯台と星空のあかり

星空撮影の場合明るいところを避けるべきと、どんな本にも書いてありました。

でも灯台の光と星空を一緒に撮影してる写真を見たことがあって、自分でもやってみた。

ほんとだ案外ちゃんと撮れるんですね。

灯台の光は直線的で指向性の光なので、あまり夜空には大きく影響しないようです。

驚いたのは、動物の気配を感じることでした。

ここに来た時周りには誰もいなくて、僕ひとりだったはずです。

でも何か気配を感じます。

耳を澄ますと動物の鳴き声がしています、遠吠えにも近いような。

それも四方から。だんだん近づいたり、少し遠くなったり。

いま僕はもしかすると周りの動物たちから歓迎されていないかもしれないし、怪しまれているかもしれないし、狙われているのかもしれません。そう考えるとこの暗闇はあまり良い状況ではないのですが、自然の中での人間の立ち位置の様なものも同時に実感しました。

道具や知恵は発達しているけれど、大きな動物に囲まれたら、人間もひとたまりもないのかなと、そんな事を思いました。

どうぶつたちの時間

朝になればきっとハマナスの丘にはいつもの様に観光の人達が来るでしょうし、暗闇も無ければ動物たちの気配をそこまで大きく感じることはないでしょう。

でもいまはどうぶつたちの時間です。ぼくは少しだけ身をひそめるようにしました。

深夜でも雲の流れが見える

空が雲で覆われているあいだ、三脚の前に立って記念撮影をしてみた。

普段は人を撮らないので気がつかなかったけれど、この写真を後から見てフレームに人が入るだけで写真には安心感というか何かしら真実味のようなものが出てくることも気がついた。

夜の空を見に来てよかった

天体観測と星空撮影をしてみると夜の空は明るく、雲が流れていくのが昼間のように見えて、空には色があることにも気がついた。

動物と人間のあいだには距離感や緊張感があることもわかった。まだなんとなくだけど。

結局天の川がどれかなんて、星空に詳しくない僕には全然わかりませんでしたが、自分の目で見に来て本当によかったと思えた日でした。

追記・この星空を撮ったレンズについて書きました

Lumix G 14mm/F2.5 H-H014

Lumix 14mm F2.5 は、地味だけどしっかりものレンズ

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