ここは茨戸川。
この近くに地下鉄かJRの駅があれば良いのにといつも思います。
そうしたら大きな川を見たい時にいつでも来られるのになあって。
ぼくが「大きな川」でイメージするのは河口付近の広くて緩やかな流れの景色です。
札幌の近くだと石狩川の河口付近と、
もうひとつがこの茨戸川。
そもそも茨戸川を河口付近と言って良いのかわかりませんが、
たくさんの川が合流して大きな川になっているこの景色は、ぼくのイメージする「大きな川」そのものです。
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大きな川を眺めていたい
大きな川を眺めてみたくなったので、
今日はこのあたりを歩いてみます。
2月の寒風が川面を走り抜けます。
茨戸川に掛かる茨戸橋の上を歩きました。
橋の上は強風のせいでひどく寒く、川面にはすじ状になった風の足跡みたいなのがみえるほどで、肩をすくめながら歩きました。
それでも大きな川を見ていると、不思議と安心な気持ちになります。
茨戸橋の辺りは川の合流地点
左から伏篭川、創成川、発寒川。3つの川がここで合流します。
その手前には青くて形の綺麗な「伏籠川水管橋」が見えています。
この風景は本当に好きで、時々見に来るのですが、なかなか上手に写真に収めることができずにいます。
もっと川のあっち側とかこっち側から撮影を試してみたいのですが、まだ2月の橋の上はとても寒く、長時間は居られないので、もうすこし暖かくなったら色々なアングルからリトライしてみたいです。
観音橋は札幌市と石狩市の境界あたり
茨戸川に掛かる観音橋から北側は石狩市です
茨戸川より札幌側は「まだ寒さが厳しい」という感じなのですが、石狩市側は「まだ厳しい冬」という感じです。
文字にするとあまり変わらなさそうですが、札幌側ではひと足先に少し春の予感を感じます。
川面の氷が溶ける場所
観音橋の辺りから茨戸川の東側を見ていると、川面の氷が溶け始める場所を見つけました。
どうやらこの辺りが春と冬の中間点のようです。札幌市と石狩市の境界の辺りは、季節の境界でもあるようです。
春が少しづつやって来ているのが、とてもよくわかる場所です。
まだまだ真冬の景色もあります
「まだ厳しい冬」の茨戸川の石狩市側には、ワカサギ釣りと思われるテントがたくさんならんでいます。
ぼくはワカサギ釣りを一度もやったことがないのですが、テントの中だとそれなりに暖かいんでしょうか。それより川の上なので氷が割れてしまうんじゃないかという心配でハラハラしてしまいそうです。
初夏にまた訪れたい
正直なところ、こんな季節に大きな川を見たくなったのは、ぼくの好きな「3月のライオン」というコミック作品に「大きな川」が度々登場するせいかもしれません。
最近アニメでやっていたので、ついつい観ていたら無意識に大きな川が見たくなったのだと思います。
あの作品に出て来るような、街の中にある大きな川(河口付近)の風景は札幌には無い気がします。豊平川は大きくて街の中にあるけれど、イメージとすこし違うんです。
どちらかといえば、豊平川より茨戸川の方がイメージに近いです。
茨戸川へはまた撮りに行きます
今回は「伏籠川水管橋」をあまり上手に撮れませんでしたが、色々な季節や時間に訪れたら、もっと綺麗な景色を写真に収めることができるんじゃないかと思います。
茨戸川はこの辺り以外にも、好きな景色がたくさんあるので、またいつか記事にしてみたいと思います。
また初夏のころにでも。