街灯のあかりは夜明け頃どんなかな。
結構前からそんなことが気になっていました。
ここは月や夜桜を観に来るときのなじみの場所で、ある時写真を撮っていると、ここから見える街灯の並びが綺麗だと気が付きました。
それはたぶん川向こうの道路が遠くでカーブしているからで、別にそれ以上にとくべつなことは無いのだとは思います。
けれど綺麗に並んで夜の時間に照らすあかりが、朝の時間だとどんな風に見えるのかなあって思ったんです。
どんな明るさで、どんな暗さがあるんだろうなあって。
そう思うともう行かない理由なんてなくて、それで見られたのが上の写真です。
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日の出時刻はだいたい5時頃
前の日に早く就寝できたので、明日早起きして行こうと急に思い立ちました。
目覚ましを午前四時前にセットして、顔を洗って厚着してザックを背負って外へ出てみると、なんと一面雪景色。
わー、四月だというのにまた降りましたか。
こりゃ良い景色に出会えそうだなあって思いながら、まだまだ暗い外を歩いて行きます。
午前5時少し前に到着すると、ほんのりと朝のあかりと、まだはっきりと見えるお月さんが迎えてくれました。
思ってたよりずっと綺麗だった







山に覆われていて朝のあかりが柔らかい
ぼくが撮り始めたのはだいたい午前5時ちょっと前くらい。
それはちょうど今日の日の出時刻くらいなのだけれど、ここは目の前に山があって朝日は直接挿し込んできません。
その分上空から徐々に明るさや色が感じられるようになっていって、朝がとても柔らかく始まるのが特徴的でした。
今までに見た朝の時間にはないとても良い雰囲気で、朝の薄明かりに照らされる木の枝に積もった雪などは、まるで満開の花のようでした。
月が少しずつ見えなくなって
空がだんだん明るくなっていきます。
ちょうど午前5時くらいに例の綺麗なカーブを描く街灯は消灯して、徐々に月も見えにくくなって、そして一日が始まっていきました。
この場所の事はよく知っているつもりではいたのですが、こんなにも綺麗な時間があったんだと改めて知る事になりました。
朝の街灯のこと。
そういえば今回の目的は朝の街灯がどんな感じかってことでした。
それはもう抜群に綺麗で、一番上の写真がその時に見た風景です。お月さんも一緒に見えていて本当に綺麗な景色でした。
朝の明るさで街灯自体はそれほど明るく感じないのだけれど、その下の辺りは雪が淡いあか色に染まっていて、ちゃんと街灯に照らされているのがよくわかります。
この山の近くで感じる朝はとっても綺麗で、たまたま今朝が四月の雪景色だったせいもあるとは思うのだけれど、柔らかくてやさしい朝の時間はとにかく心地のよいものでした。
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