本が好きなら、商店街も好きなら、おすすめなイベント。
札幌の隣町、
江別市大麻銀座商店街で現在月に一度行われている「ブックストリート」は、
古書市や書評合戦「ビブリオバトル」や読み聞かせなど、
本をきっかけに地域の人やわざわざ遠くからも人が集まってくる熱いイベントです。
アクセス方法としては、
商店街にあるスーパー「トライアル」の駐車場が利用できるので車で行く方が多いと思います。
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じゃあ電車で行ってみようかな
しかしこの勢いだと、
近いうちに「来たけど満車じゃんか、うおおお」ってなるんじゃないかと思います。
ブックストリートへ来たのは3度目ですが、来る度に人が増えていますからねー。

そこで、電車に乗って行ってみたらどうだろうと思い、実際にやってみました。
大麻駅にはあまり馴染みがないせいか普段利用しない駅で降りて歩いて行ってみると、ちょっとした週末旅のようで結構楽しかったです。
電車に揺られて大麻駅へ到着

週末の電車は結構空いていて、のんびり電車に揺られていると危うく寝過ごしそうでしたが、なんとか無事に大麻駅で降りられました。
雪のあるホームは雰囲気があって良いですね。
大麻駅の北口から出て、右手に向かって歩きます

冬だから寒い、めっちゃ寒い。
電車の中は暖房でぽかぽかだったもので。。
大麻駅の北口を出るとこの景色が見えます、ここを右手に東側へ歩いて進んでいきます。
大麻銀座商店街までは徒歩で20分程でそれほど遠くありませんが、手袋やマフラーなどで暖かい格好をして行くのがおすすめです。
アンダーパスの上を歩いて進みます

大麻駅北口側と南口側に位置する道立図書館方面を繋ぐアンダーパスの上を歩いて行きます。
なんてことのないロケーションでも、普段見慣れない景色なのでそれだけでわくわくします。
このあたりまで来たら左に曲がります

振り返るとこんな景色で、このあたりにある丁字路を左に曲がります。
あとはずっとまっすぐ進みます。
到着、この辺りが大麻銀座商店街です

なんとも雑な説明ですみません。
やはり旅の感じを味わうとなると、
自分で地図を見ながら「どっちかな」なんて考えながら行くのも楽しみのひとつだと思いますので、ここまでの道は相当雑に説明しました。
興味がありましたら難しい道のりではないので、ぜひ地図をみて行ってみてください。
晴れた日の冬の空が綺麗です

この商店街から見える空の景色が好きです。
今日はその空に、ブックストリートと書かれた背の高いのぼりがチラッと写っています。
さあブックストリートを楽しみます。
今回はフードコートも登場してる!

さっそく豚汁を食べてしまいました!!
徒歩20分程とはいえ、外を歩いて来たので本よりも温かさと食欲が優先です。
寒い日の豚汁はたまらなくおいしかったです!
そして古書市を楽しみます

外に並んでいるワゴンの古書は100円です。
他にも商店街内の建物の数カ所に会場があり、そちらはそれぞれ価格が違います。普段は夜だけ開いている「Bookbird」という書店も、ブックストリートの日は昼も営業していました。
駐車場はそれなりに埋まっています

まったく止められないほどではありませんが、車はいっぱいです。
電車ならそんな心配ごともなくゆっくり楽しむことに集中できます。
しいて言えば、古書を買いすぎてしまうとカバンが重たくなるくらいですね。
寒さを忘れるほど熱いイベントです

今回はフードコートが登場していたせいか、いつもよりさらに活気があり、北海道の寒い2月だといういうことを忘れてしまうくらい、熱い雰囲気に包まれていました。
人出も前回より増えてる気がします。
ついにビブリオバトルを観戦しました

午後2時からは「Bookbird」さんの2階で開催される、「ビブリオバトル」を観戦しました。
ビブリオバトルは書評合戦ともいわれ、バトラーと呼ばれる参加者数名がテーマに沿った本を各自5分間で紹介し、観戦者はそのうち誰の紹介した本が読みたくなったかを投票してチャンプを決定するというものです。
前々から興味があり今回初めて観戦したのですが、バトラーの本に対する愛情や熱量が感じられて本当に面白かったです。
5分間の紹介時間の後には質問タイムもあり、観戦者が気になったポイントを質問できます。バトラーと観戦者のやりとりというのも全員参加型っぽくてとても楽しいです。
セレクトブックコーナーでの「初めての名刺交換」
お会計コーナー横「麺こいや」さん1階では、ブックコーディネーターの方による新書セレクトブックのコーナーがあり、今回は「初めての名刺交換」というタイトルです。
「初めての名刺交換」って何?って思いますよね、ぼくも興味津々で行ってみました!
会場に行くと給料袋がいっぱい並んでいて、それには主人公の名前と肩書きの書かれた名刺が貼ってあり、その情報だけを頼りに興味のありそうな本を選んで買うという企画でした。
価格は400円〜800円位まで、買うまでタイトルはおろかジャンルも価格もわかりません。
お祭りの縁日みたいなわくわく感。しかもブックコーディネーターの方が選んだ本なので、どう転んでもきっと面白い本なのです。普段読まないジャンルの本や知らない職業に出会うかもしれない、とても面白い本の買い方です。
ぼくは鍵屋さんの給料袋を手に取り「これください」と伝えて1冊買いました。中をごそごそと開けると、とある本が入っていました。いまから読むのが楽しみでなりません。
来た道を戻り駅まで歩きます

じゅうぶんにブックストリートを楽しんだので、また駅まで歩いて電車で帰ります。
大麻駅まで戻って来ました

大麻駅は学生利用者も多く、大きな駅です
改札を抜けて跨線橋を渡ります

ところどころ昔ながらの感じも残っていて、なかなか雰囲気があります。
これでおしまいです

「電車でも行ける、冬のブックストリート編」
いかがだったでしょうか。
ブックストリートは今回で14回目の開催となり既に色々なところで紹介されていますが、いざ行くとなると、どうやって行こうかなあと思われるのではないでしょうか。
今回電車で行って見ましたが、普段降りない駅で降りて知らない街を歩くわくわく感が旅のようにも感じられ、とても楽しかったです。
もし同じ方法を試す方がいましたら、風邪をひかぬように暖かい格好で行って来てください。