茨戸川の観音橋で見た霧氷と、特別な朝の時間

前の記事では石狩市民図書館裏にある「サスイシリの森」で見た霧氷のことについて書きました。

青い空と霧氷の景色がとても印象的だった。

サスイシリの森で霧氷を見た立春の頃

2022年2月4日

実はこの日、茨戸川の観音橋のあたりでも霧氷の風景を目にしていて、それも写真に撮っておいたので、今日の記事ではそのことについて書いていこうと思う。

どうしようもなく綺麗だった

札幌市と石狩市の市境のあたり、ガトーキングダムの入り口近くに茨戸川の中洲のように存在するパークゴルフ場のすぐそばといえば少しはわかりやすいだろうか。

茨戸川の中でもこの辺りは川面が結氷しきっておらず、水面の色は水色に見えていて、その手前の木々は霧氷となっている。

そしてここでも、サスイシリの森で見たのと同じように時折吹く風で雪か氷の細かい粒子が飛んでキラキラ輝いて見えるんだ。

「ああ、なんて綺麗なんだろう」と思う。

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朝の時間は特別な一瞬

この時間だけの風景

氷点下15℃の寒い朝は、特別な風景をぼくに見せてくれた。

わりと最近まで「冬は色が少ない」なんて思っていたが、確かにそうではあるのだけれど実際には「少ない中にもとても綺麗な色がある」がしっくりくるような気がするのだ。

川面は結氷しきっておらず、薄い雪なのか氷なのかが川面にまだらに見えていて、それらは白や青の微妙なグラデーションになっていて、まさに綺麗な色。

そんな川面には朝の光が横から挿していて、川の向こう側にある木々の影をその川面に映している。

川の手前にある木々の枝は霧氷となっていて、朝の光の中できらきらと輝く。

どれだけ頑張って言葉にすればわかってもらえるだろうか、とてもとても綺麗な時間なんだ。

綺麗な朝の時間を大切に撮った

夏ならば、この辺りは木々の枝で向こう側はよく見えないのだけれど、冬は木々の葉が無くて、こんなふうに見通しがよくなるのだ。

夏には見えなかった川の辺りも、寒い寒い冬の朝はこんな風に特別に綺麗な風景を見せてくれる。

誰でもない誰かにも見せたくて、とても大切に撮りました。

雪はふわふわと柔らかそう。

川面も場所によってはこんな風に薄い雪で覆われている。

朝の時間だとわかるように、木々の長い影が見えています。

霧氷は枝の先端までびっしりと付いていて、この辺りがどれほど寒いのか容易に想像がつく。

こんな時間にこの辺りを歩いている人はぼくくらいだ。

でもこんなに綺麗な風景があること、こんなに綺麗な冬の朝の時間があること。

そんな大事な事をみんなに少しでも伝えられたらなって思う。

最後に観音橋から一枚撮りました。

ぼくはここからの眺めがとてもとても好きだ。

茨戸川は弧を描き左へ曲がっていく。

その先にどんな景色があるのだろうかと想像を膨らませてくれるのは、こんなふうに弧を描くロケーションの特徴だと思う。

茨戸川の流れは凪いだ海のように穏やかで、周りに生えている木々もとても綺麗だ。

時折ぼくのそばを車が通り、雪が巻き上げられて雪煙のようになる。

そのあとはしんとして、またこの風景が目の前に見える。


今日この記事を書きながら聞いていたのは、RADWIMPS「天気の子 complete version」

ぼくのとても好きな歌が収録されていてお気に入りの作品です。

優しさも強さも感じる不思議な感じで、なかでも「グランドエスケープ」はとても好きだ。

キラキラとしたピアノのイントロから始まり、そこへシンセのリフが重なって、そのあと三浦透子さんの優しい歌声が入ってくる。

この日ぼくが見た朝の風景は、まるでこの歌みたいに綺麗でした。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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