当別町で見た天の川と8月の満点の星空

当別町の天の川

こんにちは、おささるろぐです。

ぼくは天の川を見たいのです。

以前にそれらしきのを撮ったこともあったけれど、もっとはっきりとその姿を見たい。

厚田の星空

札幌近郊の厚田と石狩灯台で満天の星空を!天の川も見たいな。

2016年7月7日

どこでいつならはっきりと見られるのだろう、そんなに遙か遠くまで行かなくても札幌近郊では見られないだろうか。

そう思って色々調べてみた。

すると大抵は「まちの明かりの少ない暗い場所」だとか、「月の出ていない日」とかいうワードが出てきて、なかには「標高が高いところ」というのもあった。

それはそうなのだろうが、新月の日に夜空が晴れているとは限らないし、そんなに遠い場所や1000m級の山の上へ夜の時間に行くというのはなかなか難しいものだ。

でも、こうも思う。

「雲海を見た時だって、占冠村は家から遠過ぎたから赤井川で雲海を見ようとして何度目かには観られたわけだし、いっぱい考えればなんとかなりそう。」

赤井川村の雲海早朝風景

赤井川村の雲海が綺麗!札幌から近くて羊蹄山も美しい

2018年10月24日

そこで今回ぼくが出した答えは、「日没から月の出の間の2時間弱、その間にそれなりに暗い場所でなら天の川を見られるのではないか?」

というものでした。

さっそくカメラと三脚、それと低照度モードのあるヘッドライト、まぶしくないバックライトがある腕時計を持って仕事終わりに天の川が見られそうな場所へ向かった。

gentos_CP-095D ヘッドランプ

防災用に、単三で広範囲を照らすヘッドライトCP-095D GENTOS

2018年10月13日

DW-290 G-SHOCK風チプカシ、日時や音の設定方法も!

2019年3月8日

そしてぼくが選んだ行き先は、

札幌のお隣にある当別町。

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電線と天の川のハーモニー

当別駅を越えて当別ダム近くまで来てみた。

辺りは真っ暗だけれど、よくよく見れば山の向こうは少しだけ空が明るい。

多分綺麗に天の川を見るのなら、もっともっと遠くて標高の高くて暗いところまで行くのが良いのだろうが、ぼくが出した答えはこの辺りの場所だからここで撮ってみる。

それにここなら寝る時間までには家に帰ってこられる。

天を仰ぐと満点の星空が広がっていた。

さっそく16mmの単焦点レンズ(35mm換算で24mm)で、F値は1.7にしてISOは1600、シャッタースピードは15秒に設定した。

手ぶれ補正機能はオフにして、シャッターボタンを押す揺れでブレるといけないので5秒のタイマーも設定した。

「ぼくのAPS-Cミラーレスカメラでも天の川を撮れるだろうか、、」

そんな心配もよそに、15秒後に撮れた写真には天の川が映っていた。

あぁ嬉しい、、ずっとこれが撮りたくて、ずっと見たかったんだ。

電柱や電線とともに。

当別町の天の川

綺麗な天の川も、何かしら対象物があるとその姿がわかりやすいと思い、画角に電柱や電線を含めて撮影することにした。

そうすれば、ぼくらの暮らしの中に、本当はこうして天の川が普通に存在しているのだってことがよくわかるような気がしたからだ。

当別町の天の川

なんどもシャッターを切っていると、電線は五線譜みたいに見えてくる。

流れ星はその中を踊るメロディだったり、天の川は複雑な弦楽器のスコアのようでいて。

周りに誰もいないことを確かめてから、いちど深く深呼吸をして、ぼくもハミングしてみる。

当別町の天の川

肉眼でも時々流れ星が見える。

そうしうて目が慣れてくると、だいたいあの辺りが天の川かなってのもわかってくる。

それははっきりとは見えないまでも、広い空の他のところとは違って少しだけもやもやっとして見える気がするってくらいだけれど。

時計を見るとあっという間に21時を過ぎていた、そろそろ月が昇ってくるころだ。

満月に近い月は明るく夜を照らすだろう、そうなれば天の川もこんなに綺麗には見られないから、今日はここまで。

今夜もおやすみなさい。

今から帰ればいつもの時間に布団に入って寝られそうだ。

札幌近郊のまちでもこんなに綺麗に天の川が撮影できることに、驚きと嬉しさでいっぱいの夜で、良い夢が見られそうだななんて思いながら安全運転で家路へと着きました。

そんなわけで今日は当別町で見た天の川のお話でした。

札幌近郊の天の川

札幌近郊の当別町で見た天の川と星空、場所や時間の条件のこと

2022年8月19日

当別ダムでも満点の星空と天の川を観て来ました!

上のリンク記事では、天の川を見られる時間帯や方角や観測場所など、ぼくが気をつけていることを具体的に書いてみましたので、こちらもよかったらご覧ください。

また、星空のことを書いた記事は「星空や月明かり」というタグや、「夜空」というカテゴリーでまとめていますので、こちらからも他の星空記事を見ていただけたらとても嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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