こんにちは、おささるろぐです。
最近は星空を撮るのが楽しくて、「あの場所だった綺麗に撮れるかな」とか、「身近な場所で撮れるところはないかな」なんて考えてばかりの日々です。
そうはいっても9月にもなれば北海道の夜は寒くなってしまいそうです、星空はじっとしながら観測したり撮影するわけですし。
それに夏の夜は銀河の中でも星が密集している中心方向が見えるので、いまこの季節が撮り頃という言い方もできるかもしれません。
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そんな今日はJRの電車でさっと行ける辺りで綺麗な星空や天の川が見られたりしないかな?
そして海岸なら真っ暗で星がたくさん見えるのでは?
と思い、その2つの条件を満たすのはここだろうという場所で星空観測と撮影をしてみることにしました。
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それでは今夜は海の街へ。
はたして綺麗な星空や天の川に出会えるのでしょうか。
もしよかったら最後までご覧ください。
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札幌のすぐ隣にあるJR銭函駅

海岸通りを歩いて撮りにいく
銭函駅までは、JR札幌駅から普通列車で30分弱、運賃は片道440円(2022年8月現在)で来ることができます。
札幌近郊に住んでいる方なら一番馴染みのある海だろうと勝手に思っていて、実際ぼくも海が見たくなれば最初に思い浮かぶのが銭函の海です。
この銭函地区は小樽市ではあるのですが、小樽市の中心地からは少し離れていて、どちらかといえば札幌のすぐお隣の場所にあって大変行きやすいというのもある。
それでは今夜はこの銭函駅から海岸通を歩いて、海のそばから夜空を観察してみたいと思います。
夏の終わりの夜

静かな夜でした
平日の夜というのもあるけれど、もう8月も下旬ともなると海に来る人はまばらで、それが夜ならなおさらなのです。
花火をしている人たちもいなければ、騒がしくしている人もいなくて、ただ静かな夏の夜があるだけでした。
空を見上げると、はくちょう座が肉眼でもはっきりわかります、ぼくが住んでいる住宅街よりかはずっと星がよく見えています。
ではまず海を正面にして一枚撮ってみます。
水平線に近いところは薄い雲があって、星の様子はあまりはっきりとは撮れていませんね。

小樽のまちの灯り
次に、せっかくなので小樽の街の方と夜空を撮ってみました。
小樽の方はとても明るくて、夜空の星々を見えなくするほどの街の灯りです。
星をメインに撮るのならうまく撮れないということになるでしょうが、街の灯りも感じつつも点々とした星も見えていて、ぼくはこういう感じも好きですよ。
灯りには人の暮らしを感じるので、こういうのなんかいいなって思います。
それでは、頭上の星空はどうなっているでしょう。
頭上に見える天の川

銭函の海で見る天の川
海の近くまで到着して頭上を見上げた時からわかってはいましたが、上空をカメラで撮影してみると天の川が映っています。
なかなか綺麗に見えています!!
もちろん肉眼だとここまではっきりと天の川を見ることは出来ませんでしたが、とても綺麗な星空が見えていました。
宇宙に興味があるかと問われれば「あまりに広すぎて理解ができず、よくわからない」と正直思ってしまうのですが、こうして綺麗な夜の空を観ている時間は本当に好きです。

銀河は絵画のようで
ちなみにカメラで星空を撮る際はRAWで撮って「Pixelmator Pro」というソフトウェアで現像するだけで、レイヤー合成もレタッチもしていません。
いずれもっと撮影の技術が上達すればそういった編集もするようになるかもしれませんが、いまはこうして現像の明るさや色味調整だけで天の川銀河とわかるくらいの写真を撮れているだけで嬉しい。
昼の空には雲の形があるように、夜の空にも天の川の形が見えていて、それが絵画のように美しくて、いつまでも観ていたくなるのです。
最終電車を逃さないように

今夜はここまで
電車で行けるとはいえ、最終電車を逃してはいけません。
ついついずっと観ていたくなる夜空ではありますが、今夜も早めに切り上げて帰ることにします。
それにしても電車で片道440円で来れる海で天の川が撮影できるってのはいいですね。
それでは今夜もおやすみなさい。
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今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が誰かの何かのお役にたてば嬉しいです。