こんにちは、おささるろぐです。
先日は当別ダムで天の川を撮りに行った記事を書きました。
暗い場所では「満点の星空」という言葉の通り、たくさんの星空に見守られている感じがして、とても良い時間を過ごすことができました。
実はその日、家を出るのが早かったため、すこし寄り道をして石狩川の河川敷を歩いて日没後のマジックアワーの時間を撮ってきました。
今日はそんなお話です。
正直なところ、美しい瞬間に出会うたびに、この感じをどう伝えたら良いのかというのは本当に悩みどころで、結局「ここでこんな風景が見られました、いつか訪れてみてはどうしょうか」などと、写真を添えてお伝えするほか無いような気もするのですが。
もしよかったら最後までご覧ください。
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山に日が落ちた後の時間帯

マジックアワーの時間です。
マジックアワーとは日没後のまだ空の明るさが残っていて、それが真っ暗になるまでの間、鮮やかな空の色を見せてくれる時間帯だとぼくは思っている。
ネットで検索すれば、おおむね同じようなことが書かれていると思うけれど、見る人によって、季節によって、きっとその意味合いは様々なのだろうと思う。
ぼくがこの日訪れたのは、このブログでもたびたび紹介している札幌大橋近くの河川敷です。
この辺りは今までの記事でもたくさん紹介しましたが、いまは羊さんが放牧されていて、河川敷の草を食べてくれる様子が見られます。
札幌から橋ひとつ渡っただけで、河川敷に羊さんが放牧されている長閑な風景が見られるなんて、本当に嬉しい。
ほかにも春の頃には朝焼けを見に行ったり。
それにこの辺りには文学碑もあって、ロイズタウン駅という新駅ができるよ!!という記事も書いていたり。
またそれよりずっと前には、残雪が残る春の頃に訪れて写真を撮ったりしてきました。
そして、ブログには書いていないだけで、実は何度も何度もここには訪れていて、そのたびに「広い空や、鉄塔や橋梁のある風景」に気持ちをリフレッシュさせてもらっています。
鉄塔や橋梁のある風景

この場所の好きなところ
ぼくがこの場所を好きな理由をあげるとすれば、広い空や、橋を行き交う車や、石狩川橋梁を渡る電車の様子が見えること。
それに、鉄塔や送電線が近くで見え、それがどこまでも続いているように見える風景も。
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電車は会社や学校の行き帰りの人たちを乗せているのだろう、橋を通るトラックは荷物を輸送して、送電線は遠くの街まで電気を届けていく、そんな人の暮らしも感じられる。
風景の綺麗さと共に、そういった日常も感じられる安心感みたいなものに、ぼくは惹かれているのかもしれません。

札幌大橋によるが近づく頃
初夏の日中にはヒバリの鳴き声がして、その姿をこの広い空から探したりもしますが、今日は日暮の頃でカラスの声も聞こえてきません。
もう夜になる頃ですもんね。

羊さんたちももうすぐ眠るころ
羊さんたちがいる辺りに目をやると、今日は暑くてこの時間でもまだ25度ほどあるためか、アスファルトのところに体をペタリと付けてゆったりとしています。
きっとアスファルトはひんやりとしていて気持ちが良いのでしょう。
寝ている様子はありませんが、もう少しすればそのままおやすみの時間になるのかもしれません。
腕時計に目をやると時刻は18:28だった。

夕暮れの石狩川橋梁と送電線
なかでもこの場所でぼくが好きなのは、この石狩川橋梁と鉄塔と送電線のある様子だ。
こんな夕暮れも過ぎた時間に訪れるのはいつぶりだろうか、橋梁や鉄塔の構造体のデザイン、それが夕暮れの空に影になる様子、マジックアワーのグラデーション。
その全てがなんていい景色だろうと思う。
ずっと見ていられる。
終わりの季節

今日もおしまいの頃
そうこうしているうちに、上空は夜になっていて、地平線の辺りだけに橙いろの明るさが残っていた。
最近は日没時間も少しずつ早くなってきて、季節がかわっていくのを感じる。
夜に窓を開けて寝ていれば寒い日もあって、途中で起きて窓を半分閉めたり、肌掛けを一枚かけ直してもう一度寝たりもする。
そんなちょっとしたことで「夏が終わるんだな」って思うと、少し寂しくもなる。
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特に今年は3年ぶりの夏のイベントが色々とあり、実際に花火を見に行ったりもした。前はそんなに夏の季節が得意ではなかったのに、いつの間にか好きな季節になっていて自分でもおどろいている。
季節を大事に過ごしていると、だんだんと好きになっていくものですね。
そんなことを思いながら今日もおしまいの時間、そしてぼくはこの後星空を見に行くのです。
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今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が誰かの何かのお役にたてば嬉しいです。