雪の夕方ってとても綺麗なんです。
札幌から札沼線(学園都市線)に沿って道道275号線を北へ1時間ほど進むと、月形町のまちがあります。
この町で観た夕方があまりにも綺麗だったので、いつものカメラOM-D E-M5とLumix 14mm F2.5の単焦点レンズで、雪景色に映える夕方を撮り歩いてみました。
*今日のカメラの設定
カメラの撮影モードは絞り優先Aモード、F値は結構絞りめでF8辺りにしてます。ISOは基本200だけど暗すぎなシーンでは800位まで上げて、シャッタースピードが1/80〜1/250ほどになるようにして撮りました。
OM-Dの5軸手ブレ補正は効きが良いので1/80位のシャッタースピードでも余りブレずに撮れちゃいます。
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月形町、冬の雪景色とともに
夕方少し前にこの月形町についた頃はまだ明るい午後で、それが徐々に日が傾いて行って、空はだんだんと夕方の色に染まっていきます。
この調子だと今日はきっと綺麗な夕方に会えそう!
最初は下の写真みたいに明るい空が西に沈んでいく感じ。そしてここから夕方がどんな風にどんな色になっていくのか楽しみ。
今日の気温は氷点下でとても寒く、これが夜になるともっと冷えてくるので真っ暗になる前には退散するつもりです。

変わっていく空の色

道路の端には除雪された雪が山のように高く積み上げられています。
そこへ薄く雪が積もるとまるでここが最初からこんなだったみたいに、冬ならではのこんもりとしたちいさな丘が出来上がります。
その小さな丘に沈むように夕日を撮るのも楽しいです。
雲に反射する夕日がだんだん綺麗になってきました。

今日はF値を絞りめに設定していたので、こんなふうに木々と空なんかも撮ってみました。解像度が高くてしゃきしゃき映るのが心地よいですねー。
絞りめの設定はけっこう良いなあ。これからは絞りめでもたくさん撮ってみようかなあ。

そうこうしていると、ほとんど日が沈みそうな時間になってきました。
橙色もだんだんと濃くなってきて、雲の色もそれに染まり始めています。
石狩月形駅の方まで来てみた

夕暮れの時間を見ながら石狩月形駅の方まで来て見た。
「夕暮れと駅舎と駅舎の中から溢れる暖かな灯」みたいのを期待してたんですけど、欲張りすぎました。
そんなの全然撮れませんでした。笑
でもここの石狩月形駅の雰囲気は好きなんですよねー。なんか好き。
日が沈んで、今度は茜いろの時間

日が沈んで夕方の日が残した茜色が、残像みたいに西の空を染めています。
マジックアワーの時間です。綺麗だなあ。
もう夜の時間がやってきます、手がかじかんでしまうのでもう帰るとします。

雪国での夕方のこと
この日は途中から手がかじかんでくるほど寒かったのですが、そもそも氷点下の日というのは当然昼間でもとても寒く、それが夕方から夜にかけての時間ならもっと厳しい寒さになることなど容易く想像ができるわけです。
だからこうして寒い冬の日に夕方を綺麗だなあってゆっくり見ることなんてなかなかする機会もないとは思います。
けれど雪景色と綺麗な夕方の日の組み合わせはとても綺麗で、暖かい格好をしてわざわざ夕日を見る時間も良いものでした。