ここはつい先日も訪れていました。
石狩市の五の沢にある、五の沢小学校があった場所。
いまは門柱だけが残いっていますが、そのすぐ側にある木には5月下旬に綺麗な白い花が咲くのを僕は知っています。
上のリンクは2018年に見た白い花の咲く様子。
本当に綺麗だったのを今でもはっきりと覚えている。
その花をどうしてもまた見たくて、それで数日前に来たばかりだというのに、再びその様子を確かめに来たわけです。
数日前の時点では、この木に花の気配なんて全くなかったということを書きました。
あれから数日後。
気温は暖かく穏やかな日が続いている、もしかしたら三日としないうちに花が咲いて散ってしまっているのではないかなんて、少しそわそわした気持ちでこの場所に着いて。
そして木の側へ近づくと、葉の緑と別のいろがあるのに気がついた。
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赤いつぼみが見える。

夕方の木漏れ日
夕方の日差しはまぶしくて初めは気がつかなかった。
先日来た時を同じ様に、今日も木の葉が揺れて、その隙間から木漏れ日がさしてキラキラしている。
鍵盤でいえば右手のずっと右側の音だと思う。

赤い蕾
よく見てみると木の枝から蕾が顔を出しているのが見えた。
見る角度を変えれば、光の加減でもっと良く見える。
あの白い花はもう咲き終わったのではなくて、これから咲くのだ。
これでわかった。
あとどれくらいで花は咲くのか




またすぐ見に来ると思う
赤い蕾が顔をだして、それが膨らんで花が咲いて、満開になる。
これらがどれくらいの期間で進んで、そしておわるのか。
今のところ、まるでわからない。
そして、実はぼくはこの木が何の木なのかもよく知らない。
りんごの木だとして
いろいろ調べてはみたものの、ぼくひとりの知識では「りんごの木かもしれない」というくらいまでしかわからない。
仮にそうだとして、りんごの木の花が咲くのは10日間程度らしい。
うかうかしていれば花が散ったあとになってしまだろう。
だからきっとまたすぐに様子を見に来る。
そして、もしこの木に花が咲くのが見られたらとても嬉しい。
ふと、子供のころ夏休みに朝顔の観察日記を書いていたのを思い出した。
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今夜はzmiさんの「ふうね」というアルバムを聴きながらこの記事を書きました。
この木に蕾が顔を出して、これから花が咲くのだろうと思い浮かべる。そんな夜にはとても良い作品でした。
ぼくはzmiさんのことを最近知った。
はじめからたくさんのアーティストを知っていなくても、こうして知っていけるのは嬉しい。
以前「実はジブリ作品をあまり観たことがないんだ」と友人に話したとき、「それはこれからたくさん観れていいね」と言ってくれたのを思い出した。
知らないことは旅をしているみたいでいい。
初めての景色が待っている。
zmiさんが6月にリリースされるアルバムのことや、いままでの作品のことも、これからたくさん聞けるのかと思うと楽しみでならない。
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今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
*追記
また数日後、五の沢の木につぼみが膨らんできました。
よかったらこちらもご覧ください。