五の沢のりんごの花が満開になりました。

ついに満開になりました。

5月に入ってから、五の沢のりんごの木を何度も観察しに行っていました。

初めは花が咲く気配も感じられず、「もしかして既に咲き終えたのかな、、」なんて思ったりもしましたが、その後は赤いつぼみが顔を出して、そしてつぼみが膨らんで、開花して。

そんなふうにして観察は順調に続きました。

そして今日、朝一番に見に行ってみると、あのりんごの木の花はついに満開に咲いていました。

これまで五の沢のりんごの木を観察して来た様子を最初から読んでいただける方は、下のリンクが初めの記事になっています。

石狩市 五の沢の春、芽吹きと木漏れ日の頃

2022年5月13日

それぞれの記事の最後には次の観察記事へのリンクがあって、順に読めるようになっています。

もしよかったらご覧ください。

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満開の綺麗なりんごの花

こんなにも綺麗なのだと知る

春の花といえば、たいてい真っ先に思い浮かぶのは桜や梅の花かもしれません。

けれど、りんごの花もこんなにも綺麗なのです。

ぼくが知らなかっただけで、そんなのみんな知っていたかもしれないけれど。

オールドレンズとりんごの花

今日はこの満開になったりんごの花を、ROKKORのオールドレンズ二本(50mmと135mm)と、SIGMAの16mmF1.4の広角レンズで、たくさん撮って来ました。

全体が写っているのがSIGMAの広角レンズで撮った写真で、一部を切り取った様にアップで写っているのがオールドレンズ二本で撮ったものです。

ぼくが生まれるより前に作られたオールドレンズで、歴史のありそうなりんごの木に咲く花を撮るのはなんだか少し不思議な感じさえしました。

頑張って撮ってみたので、ぼくが感じた綺麗なりんごの花の雰囲気が少しでも伝われば嬉しいです。

りんごの木なのだろうと

そもそもぼくは植物や花や木々に詳しくはありません。

ですが、前に一度この木に花が咲くのを見てから、この木がなんの木なのだろうと思うようになり、それから自分なりに色々と調べ始めました。

花が咲くタイミングからだったり、花の色や形が似ているものからだったり。

そうすると、この木は多分りんごの木なのだろうという結論にいたりました。ただ、どんな種類のりんごの木なのかまではわかりませんでした。

何ていう花なの?

そんなある日、全く別の町で綺麗に咲いている白い花を見たとき、たまたま通り過ぎた初老の男性から「この木は何ていう花なの?桜はもう散ったのにこれだけ咲いているよね」と声をかけられました。

ぼくは「うーん、なんでしょうね」と答えたのですが、その時にその花が五の沢の木に咲く花とそっくりだと気がつき、表示板を見るとそこには「エゾノコリンゴ」と書かれていたのです。

木の名前を知る

それでこの木が「エゾノコリンゴ」という種類の木なのだろうと思ったわけです。

そして、そうなると「エゾノコリンゴ」と似ている種類があり、それが「ズミ」。この二種類の木はとても似ていて、ぼくにはそのどちらかなのかまではわかりません。

でも、自分なりに調べてここまでわかっただけでも満足だったし、ひとつ木の名前を覚えて嬉しくなりました。

朝と夕に

この記事の冒頭で「朝一番に見に行った」と書きましたが、実はこの日は夕方にも再訪しました。

つまり一日に二度も見に行ったのです。

どれだけ好きなの?と言われれば返すことばもありません。笑

朝はオールドレンズ二本で花のアップを綺麗に撮れたのですが、全体像がうまく撮れませんでした。

次に来た時には散っているかもしれないと思い、夕方にはSIGMAの広角レンズで全体像を再び撮りに来たのです。

五の沢のりんごの花のシリーズ

りんごの花シリーズの記事はこれで完結です。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

ただ、ぼくはこの木がりんごの木だと知った以上、もうひとつ気になることがあるのです。

それは「りんごの実を見てみたい」ということです、きっと秋の頃になると思いますが、またこの木を観察しに来ることができたらその様子をお伝えしたいと思っています。

今夜はNujabesさんの「Luv(sic)Hexalogy」というアルバムを聴きながらこの記事を書きました。


繊細で優しくて美しい旋律と、それでいて心地よく踊りたくなるリズム。

一日に二度もりんごの花を見た日には、こんなに贅沢なアルバムを聴きたくなりました。

場所は望来当別線の途中にあります。

石狩市五の沢ふれあい研修センターの道路を挟んだちょうど向かい側になるので、それを目印にするとわかりやすいです。


今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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