こんにちは、おささるろぐです。
ずいぶんと久しぶりに五の沢までやってきました。9月も中旬を過ぎた18日の週です。
目的はあの木の様子を伺うこと。
「あの木」というのは、旧五の沢小学校の門柱が残る場所の横にあって、春にはそれはそれは綺麗な花が咲く木の事なのですが。
ぼくの見立てでは、綺麗な白い花が5月の下旬頃に咲くことから、おそらくりんごの木(エゾノコリンゴかズミのどちらか)ではないかと思っていて、りんごの木であるのなら秋になるとその木に赤いりんごの実が成るのか、ぼくはずっと気になっていました。
それは「りんごの実を見てみたい」ということです、きっと秋の頃になると思いますが、またこの木を観察しに来ることができたらその様子をお伝えしたいと思っています。
おささるろぐ
上のリンク記事で、花が満開になったときには、こんなことを書いていましたしね。綺麗な花の様子も写真に撮って載せてあるのでよかったらご覧ください。
あの春の頃につぼみから花が咲くまでを定点観測したように、この木にりんごの実が成るのかも、そろそろ定点観測をしに行って、自分の目で確かめてみたいものだと思い、久しぶりに来てみました。
今日はそんなお話です、よかったら最後まで読んでもらえたら嬉しいです。
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りんごの木のこと

樹木には詳しくはないので
この木がりんごの木なのだろうと予想が付くまでにも時間はかかりました。
樹木に詳しくない僕が書籍やネットで、開花の季節や花の色や形、葉っぱの形や特徴などから、ずいぶんと調べたのも良い思い出です。
とはいえ、本当にりんごの木なのかな?というのは今でも少し思っています。
ですので、実がなりそうなこの季節を狙って答え合わせをしに行こうということなのです。
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りんごの木と言っても、農家さんが育て出荷され青果店に並ぶ様なりんごではなく、野山のにあるりんごの木(ズミなど)なのではないかと思っています。
冒頭の満開になった時のリンク記事の中ではエゾノコリンゴだと思う、というようなことを書いていますが、そのあといろいろ調べてみると、もしかするとズミなのではないかというのが、現時点での有力候補です。
そのどちらにしろ、秋に赤く成る実は手のひらに幾つも乗るほどの小ささであるということも、調べていくうちにわかりました。
つまり、可愛らしく色づいた小さな実がたくさんこの木にぶら下がっている。それを観られたときに、やはりこの木がリンゴ(ズミかエゾノコリンゴ)の木だったのだとわかるのでしょうね。
森の中が気になる

どこまで続くのかな
ちょうど左手が旧五の沢小学校の体育館があった場所で、その横にはこうして山へと続く道があります。
実際どこへ続いているのかなんてのは、GoogleMapなどで調べてばすぐにわかりそうですが。
でもそんな野暮なことをせずとも、自分の足で歩いていけば楽しそうだし、それに自分の徒歩の速度で見る景色以上に、そこにある風景や匂いや風を知ることは無いと思っています。
まあでもこの先がどこへ繋がるのは、なんとなくは予想はついています。
そんな思いのまま大切に胸にしまっておくのも良さそうですよね。
いつかこの辺りの方とお話する機会があったら、ここを歩いて通って行っても良いのかお尋ねしてみたいものです。
木漏れ日と木にご挨拶

久しぶりの門柱前の木
また来ましたよ、お久しぶりです、お元気でしたか。
春の頃から気になってはいましたが、いまの秋の頃にも木には結構な虫がついていて、葉が齧られたであろう跡や少し枯れているところもあって、少し心配にもなる。
けれど春にはあんなに綺麗な花を満開に咲かせたのだから、この木の生命力は強く、ぼくの心配もよそにこの後も強く在り続けてくれるのだろうと思っています。
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でも、もしこの記事を読んだ方の中で、万が一ここへ来る事がある方がいたら、この木によくみて欲しい箇所があります。
それは、この木の根本あたりに添え木がされているということです。
おそらく倒れないように、あるいは雪の重さに耐えられなくなったりしないように。ということなのかと勝手におもっているのですが。。
つまり何が言いたいかといえば、誰かがこの木を長年守り続けてくれているのです。
だからこそ、ぼくもこうしてこの木を今年も見る事ができているのだと思うと感謝でいっぱいです。
実が赤くなり始めていた

色づいた実がある
写真では分かりにくいかもしれませんが、写真の中央から少し右に小さな赤くなった実が見えます!
どうやら実は色づいてきているようです。
なんか嬉しいな。
でも、葉っぱの影になっているのと、逆光なのでよく見えないのもあって、他にどれくらい実があるのかよくわからないな。
空に照らせば

こうして撮ってみれば良いかな
ぼくは立ち位置を変え、りんごの木が反逆光に映るような体勢にして、枝の先を空に照らすようにして撮ってみた。
コントラストもちょっと高めにしている。
葉が密集していない枝先なら、シルエットで実の様子が分かりやすいんじゃないかと思ったからだ。
うん、やはりシルエットの方がわかりやすい。
結構実がいくつも成っていますね。
何はともあれひと安心だ。
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この先この実はどうなっていくのかはぼくも知りません。
葉が落ちていって実だけが残るのか、実の色がどんどん色づいていくのか。
あるいは鳥たちが実をついばみにきたりするのかどうかさえ。
だから、また少し経ったら観に来るというのを、何度か繰り返してみようと思っています。
いつもの花壇も綺麗

今年も綺麗に手入れされています
旧五の沢小学校前の門柱の手前には花壇があります。
そこはいつも手入れが行き届いていて、綺麗な花を見る事ができます。
また、花壇や門柱のあたりの草刈りも念入りにされていて、この辺りが丁寧に管理されているのがとてもよくわかります。
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そして、道路を挟んだ向かいにある神社の敷地や石段もとても綺麗なのです、遠目に見ても分かるほどで、ある時は何名もの方々が神社の敷地を掃除されている姿もお目にしたことがあります。
いつも綺麗に管理してくださる方がいることで、この辺りが美しい場所になっているのだと思うと、この場所が好きな僕には、本当にとても嬉しく感謝でいっぱいで、そして頭が下がる思いです。
いつも綺麗に手入れしてくださっていて、ほんとうにありがとうございます。
陽が傾くのが早くなり

影も長くなるころ
日時計みたいに木漏れ日の影が長く伸びて、午後の時間が夕方へと近づいているのがわかります。
うっかりすると陽が暮れて夜になってしまう、もっと観ていたいところだけれど、そうなる前に帰ることにしました。
また少ししたら観にきますね、ではまた。
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今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
この記事が誰かの何かの役にたてば嬉しいです。