北海道は冬になると雪で覆われて、それはだいたい2月から3月くらいまでは続きます。
そんな季節に見に来たかったのがここです。
ニッカウヰスキー余市蒸溜所
雪の降る地域にあるのですから、せっかくなので冬にも見たくもなります。
石造りの建物群、蒸留所としての施設、それらが雪景色の中ではきっと独特な雰囲気があるのではないかと思っていました。
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雪景色の中で蒸留所見学
結論としては、やはりとても綺麗で美しい景色が広がっていました!!
雰囲気があってまるで別の国に来たみたいな感じさえしました。
アクセスはJR余市駅から徒歩数分
駅を降りたらすぐです
駅前の交差点を渡るとすぐにこの光景が見えてきます。
本当に駅からすぐでびっくりするくらい近いです。でも小樽から余市までの列車本数はそれほど多くないので、事前に時刻表で確認しておくと良いです。
それにしても入り口からして素晴らしい雰囲気があります。
まるで違う国みたいです。
そういえば、角が斜めを向いている設計って、古平町役場の建物もそうだったことを思い出しました。
それでは冬の余市蒸溜所へ入ってみます!
どんな景色が広がっているか楽しみですー。
長い門をくぐり入場します
雪が降ってきました
昨晩から降り続く雪で積雪もだいぶ増えた後志地方。
それでも、この長い門をくぐってわかるのは、場内はきちんと除雪されていて歩くのには困らないということ。
それでも1月や2月になればもっと雪は積もりますから、滑らないような靴で来るべきなのは間違いありませんし、もし冬にここへ来るなら防寒対策はしっかりしておくべきでしょうね。
12月の北海道はこんな雪景色
色は白黒で、あるのは屋根の赤色
おどろくほど色彩がなくなるのが雪景色の特徴です。
前日の積雪が多ければなおさらで、こんなふうにまるで色が失われたみたいな景色になります。
北国に住んでいると普通のことなのですが、あえて冬の季節にこうした施設を訪れてみると改めてそんなことにも気がつきます。
蒸留棟です
ゆっくり歩いて見学してまわります
歩いていると団体の方ともすれ違いました、色々な国の人たちが来ているようです。
立ち入りが出来ない所もありますが、所々こうやってちょっと内側に入れるところもあったりします。
建造物がいちいち素晴らしい
石造りの建物が印象的
様々な棟がありますが、それぞれとても綺麗な建造物です。
なかでも特徴的なのは石造りの建造物が多いところです。
蒸溜所としての楽しみ方の他に、建造物を楽しめるというのもとても嬉しい!!
博物館は独特の匂いがします
博物館は暖かくて良い匂いがしました。
匂いがするなんて蒸留所ならではという感じです。
それもほのかに香る感じで、建物の中に数分いるとわからなくなるくらいです。
ここは色々と貴重な展示物があるので、来る度にわりと長く見学してしまいます。
今日もまた雪が降るそうです
空が少し青っぽくて寒い色です。
雪が降りそうな日の空は特徴的な雰囲気があって、白とも青ともつかないような何とも説明が難しい色をしています。
それも午後を大分すぎて来ると、夜の青い色に少しずつ近づいていきます。
売店の建物はとても賑わってました
どんどん歩いて進んで行きます。
歩いて場内を進んでいくと、最後に売店があります。
ここも団体観光の人たちでいっぱいでした。
暖かな灯りは、氷点下の雪の中ではとても心地よいです。
あえて冬に来て観てよかった
余市蒸溜所の場内は結構広いので、快適な季節の方が歩きやすいに決まっているのですが、あえて雪の積もる季節に来てみるというのが今回のテーマでした。
結果、雪の季節に来てみてわかったのは、この季節がとても似合うということ。そして見慣れた景色だと思っていた雪景色が、素晴らしい建造物群の中ではとっても綺麗な景色になるんだということを、改めて知る良い機会になりました。
きっと、晴れた冬の日なんかだと、青空と雪の白のコントラストなどはとても綺麗でしょうね。