この季節だからこそ見られる風景や美しい時間がある。
9月下旬にもなると夜になるのが早くなり札幌の日没時刻は17:30より少し前。
最も日が長い6月の終わり頃だと日没は19:18頃なので、それより2時間も早まっている。そんな今の季節だからこそ日没の景色を見にいくには良い頃なのだと言いたい。
丘珠空港緑地(北西地区)、広い空が夕方の淡い色から暗くなるまで見ていた。
夕方は日没時刻を境に急に夜へと切り替わるのではなく、映画のシーン転換のようにゆっくりとフェードアウトして夜になっていく感じだ。
徐々に夜へと変わる風景を見た日は気持ちまで心地よく切り替えできている気がするのだ。
夕方に会社や学校の帰りに地下鉄に乗って、空もあまり見えない住宅街を歩いて家へ着く人も多いと思う。
そんなドア to ドアみたいな移動は無駄がなくて便利だけれど、何の繋ぎ目もなく家に帰っても活動的な気持ちのままで、夜になっても何だか日中が続いている様にすら感じることがぼくにはある。
けれど、帰宅途中に空が広く見える場所に寄って徐々に暗くなる風景を見ながら夜を迎えると、気持ちや身体ごと風景と同じ様に夜へと穏やかにフェードアウトする気がするのです。
それは夕方の景色をよく見るようになってから気がついたことでした。
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日没時刻の少しあと、17:30頃に訪れた。

SONY α6500 / MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
ISO100 0ev 1/1250s
マジックアワーが始まる頃。
マジックアワーとは太陽が沈んだあとのまだ薄明かりが残る頃に空が様々な色に変わっていく綺麗な時間帯です。
空はまだ夕方の余韻が残っています。
この時間帯は風が凪いでいることも多く、静かに綺麗な空を眺めることが出来ます。
丘珠空港緑地へ来た
ここは地下鉄東豊線栄町駅から歩いても25分弱で来られるし、近くにはバス停もあってアクセスは悪くない。栄町駅までは札幌駅から地下鉄1本で来る事が出来るから街中での仕事のあとにわざわざ立ち寄っても良い。
そして何より空港が近いため空がとても広く、マジックアワーを堪能するにはとても良い場所だと思う。
ぼくがここへ来たのは17:30頃で日が沈んだ少しあと。
バスでのアクセスを調べてメモにしていたので、次の項目で書いておきます。
丘珠空港緑地(北西地区)バスでのアクセス。

SONY α6500 / MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
ISO100 0ev 1/1250s
丘珠空港緑地(北西地区)へバスで行くなら 🚌
丘珠空港緑地(北西地区)は地下鉄東豊線の栄町駅から徒歩だと25分くらいで着きます。JR学園都市線の百合が原駅から歩いても同じくらいの時間です。
近くにはバス停もあるので、丘珠空港緑地(北西地区)バスで行く方法を調べてみたので下にまとめておきます。
もしかするとぼくの調べや記載が間違っていたりするかもしれないので、バスで行かれる方はバス路線や時刻表をしっかりお確かめのうえ行ってみてくださいね。
• 丘珠空港緑地(北西地区)へ、地下鉄東豊線「栄町駅」からバスで行く方法
地下鉄東豊線の栄町駅から、中央バス「栄20」か「栄23」の「あいの里4条1」行きのバスで、「丘珠空港北」のバス停で降りると、丘珠空港緑地(北西地区)まで徒歩5分くらい。
夜になる空に飛行機が飛んでいく

SONY α6500 / MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
ISO100 0ev 1/2000s

SONY α6500 / MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
ISO100 0ev 1/2000s
飛行機は北へと飛び立ったあと旋回して南へ
マジックアワーの空を眺めていると、オレンジやうすむらさきの様な色に変わっていく。
そんな中、目の前の滑走路から飛び立った飛行機が頭上を通り、高度を上げながら北へ進む。
そのあと左へ旋回して南の方へ向かう、飛行機はどんどん小さくなっていき、あっという間に見えなくなった。
飛行機が見えなくなった後の空はなんとも言えない複雑な色になっていました。
そんなふうに広い空を眺めているうちに、不思議と気持ちが落ち着いていくのがわかる。
MC ROKKOR-PG 50mm F1.4で撮影した。
この日撮影で使ったレンズはMC ROKKOR-PG 50mm F1.4で、ぼくのAPS-C規格のカメラだと1.5倍になるので75mmの焦点距離だ。
少しだけ遠くまで写すことが出来るので、遠くなっていく飛行機もわずかに映っている。
静かな夕方を過ごし夜の準備を。

SONY α6500 / MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
ISO640 0ev 1/2000s
フェードアウトして夜になっていく。
写真を撮ったり夜になる前の雰囲気を楽しんでいるうちに、辺りはあっという間に暗くなっていた。空は微かに明るさや夕方の色を残しているけれど、足元は真っ暗だから注意して歩いた方が良い。
9月の終わり頃はこのマジックアワーの感じを17:30くらいには見る事が出来る、外出した帰り道に立ち寄るにはとても良い時間帯だと思うのだ。
夜への準備
夜の準備といえば、晩御飯を食べてお風呂に入って歯を磨いて、ストレッチをして布団に入るということが思いつくかもしれないけれど、その前の仕事や学校のあとの「日中の活動からの夜への準備」があっても良いと思っている。
こんなふうに綺麗な夕暮れの空を見て一息つくことで、静かな夜への準備が出来る気がするのです。
まとめ

SONY α6500 / MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
ISO100 0ev 1/1250s
静かな夜へと繋がるマジックアワー
普段何気なく暮らしていると日中と夜はパッと切り替わっているようにも感じられるけど、こうしてマジックアワーの空の様子を眺めながらゆっくりと過ごしていると、実はゆっくりと暗くなって夜になる事に改めて気が付く。
そしてこんな風に夕方を過ごす事で、気持ちも身体もスムーズに夜にふさわしい穏やかな状態になっていくような気がするのだ。
夜のひんやりとした空気で、活動的で少しほてった身体もクールダウンする気がするし、気持ちも不思議と落ち着いてくる。
ぼくは時折こうして夕方の風景を見に来て写真を撮ったりするのだけれど、これらはそんな中で気がついたことだったりします。
日が短くなる9月の頃は夕方の風景が割と早い時間に見ることが出来るのです。夏至の頃みたいに20時近くまで外にいなくても大丈夫。
夜になると寒い日もあるけれど真冬の様に手がかじかむような気温ではないし、上着を持ってくれば大丈夫な程度なのだ。
虫に刺されたことも忘れないように
忙しく過ごしているとそんな事も忘れてしまいそうになるわけですが、僕自身が忘れない様にという想いを込めて記事に書き残しておく事にしました。
それと、9月の夕方はまだ蚊が飛んでいたみたいで顔を刺されてしまいました。これも忘れないようにしておこうと思う。笑
この記事がどなたかのお役にたてば嬉しいです。最後まで読んでくださりありがとうございました。