こんにちは、おささるろぐです。
もう9月もおわりますね、台風の影響かどうかしりませんが、ここのところ再び暖かい日が続いていて、夕方を見るには大変ありたい気候になっています。
そんなこの日は久しぶりに石狩灯台のあるはまなすの丘公園へやってきました。
レンズは最近すっかりお馴染みの「MC ROKKOR-PG 50mm F1.4」
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この日は午後に別な場所で写真を撮っていて、その帰りに石狩川の辺りでちょうど日没近くの時間を迎えました。
それならばと、石狩灯台のある場所でマジックアワーを撮ることにし、こちらへやってきたのです。
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はまなすの丘公園

この場所へ着いてみると既に日没後でした。
誰もいないかと思いきや、数名の方が写真を撮りにきており、ぼくもその中に混ざって撮って歩きました。
以前から時々書いているのですが、ここでは太陽が沈む瞬間を観にくる方は結構いて、でも陽が沈むと同時に皆いそいそと帰っていくのです。
そりゃそうだと、ぼくも思います。
なぜなら「陽が沈む = 暗くなって夜になる」というのは誰もがわかっていることですから。
日暮れとススキ

でも、陽が沈んだあとの何十分かの、いわゆる「マジックアワー」がここではとっても綺麗に観られるのです。
だから、ここに着いた時に陽が沈んだあとだったとしても、別にぼくはがっかりもしないし、むしろ「マジックアワーに間に合ったな!」という感じなのです。
灯台の場所と淡い時間

オールドレンズはこのマジックアワーの空気感を、より淡くてぼんやりとした雰囲気に、そして魅力的に映してくれる。
やっぱりこのオールドレンズ好きだな。
広い空の景色

この季節はまだススキが綺麗に見られます。
それがマジックアワーの、広い空の橙いろの中だとこんなに綺麗に見えるのです。
日没後、10分くらいでもいいから少しだけそのまま待っていると、こんな風に見られますよ。
ただ足元は暗くなるので気をつけて。
そしてうっとりしているとすぐに真っ暗になってしまうので、それも気をつけないとです。
刻々と変わる空の色

マジックアワーの日没後の空の色は刻々と変わっていきます。
ぼくはそれを「まばたきごとに変わっていく」なんて時々書いていますが、ほんとそんな感じなんです。
ほら、この茜色とか、綺麗でしょ。
かすかな橙色と灯台のあかり

だいぶ暗くなってきて、海の方に少しだけまだ橙が残るだけの時間になった。
暗くなると、灯台の明かりは心強い。
でもそれはどちらかといえば気持ちの問題であって、実際のところは灯台の明かりがぼくの足元を照らしてくれる訳ではないので、一歩一歩気をつけて歩いて戻ります。
動物たちの夜の時間へ

夕方と夜の間は、もうほぼ夜となりました。
空の色や明るさは最後にこんなふうになって、
あとは今日という幕が降りて、全部が夜に染まるだけとなります。
もう動物たちの時間になるので、ぼくはこれでおいとまします。
今日の一枚

最後に一枚。
この日の雰囲気がよく撮れた一枚があったので、最後に載せておきます。
日没後の茜色は、半熟のうでたまごの黄身みたいに、とろりとした赤い色が綺麗でした。
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最後まで読んでくださりありがとうございました。