8月の週末に電車に乗って札幌から当別へ行ったら最高の週末が待っていた。
JRを使った日帰り旅は、手軽でありながら充実感があります。
その中でも学園都市線の札幌から当別までは、伏籠川や石狩川など、札幌圏を代表する河川のある風景を見ながらのんびりと出来きるうえに、程よく忙しい日常を忘れられる片道40分の電車旅なのです。
それに片道の運賃が750円(2024年8月現在)というお手軽さもありがたい。
- 銭湯で日常の疲れを癒す
- 商店街を歩いて気になったお店で食事
- どこかでコーヒーを飲む
- 菓子店でおみやげを買う
- 電車ではのんびりと車窓を楽しむ
目的はそんなに多く無い。
日帰り旅ですから目的は簡単にいくつかだけ考えて置き、あとはその場の雰囲気で決めていきます。朝に家を出て夕方に帰ってくるだけなので、そんなに詰め込んだって仕方ないのです。
あまり予定を立てずに、少しだけ遠くの街でのんびりと過ごす日曜は、忙しい日常のいろいろな事を忘れ、すっかりリフレッシュすることができました。
この記事では、実際にぼくが8月のある週末に札幌から当別へ電車で行って来た日帰り旅の様子を書いていきます。
よかったら最後までご覧ください。
スポンサーリンク
遠くて近い当別町への電車旅がリラックスさせてくれた。

なぜ札幌から当別町までのJR旅が最高だと思ったのか。
それは、当別町は札幌の隣街なのに、電車で行くと車窓からの風景を見て過ごす片道40分が旅情を感じさせてくれて、駅を降りるといつもと違う街で1日ゆっくり過ごせるからだ。
札幌駅を発車した電車は、桑園駅を過ぎると右側にカーブしながら、線路のある高架から札幌市の住宅地を眺められる。
八軒、新川、百合が原、篠路、拓北、あいの里教育大、あいの里公園と、札幌市内でいくつもの駅で停車しながら進み、大きな石狩川を越えて当別町に入ると、今度は田畑の穏やかな風景に変わっていく。
この車窓からの風景や、40分後に到着した当別町では銭湯に入ったり食事をしたりして、いつもと違う1日が過ごせる。
そして夕方に札幌の自宅に帰ると、そこはかとない「旅行から帰って来た感」もあり、これはやはり旅なのだ。
まずは当別町までの所要時間や運賃をおさらいしておこう。
- 運賃:片道750円(2024年8月現在)
- 所要時間:片道約40分
- 路線:JR札沼線(学園都市線)
- 乗った電車:北海道医療大学行き
地図で見てもわかるように、当別町は札幌のお隣の街だ。
当別町は車で行っても楽しめるのは間違いないが、ゆっくりと日常を忘れるように過ごすなら「電車で行く」のが最高に良いのだ。
実際に当別町でどう過ごしたか、詳しく書いていくよ。

まずは車窓からの眺めの良さが気分を高めてくれる。
先ほども書いたように、札幌駅から当別駅への電車は桑園駅のあと右に大きく曲り、函館本線から離れ学園都市線を進んでいく。
札幌市内では新琴似駅を過ぎるまで線路は高架になっていて、高架から札幌市内の風景を眺められる。
そのあとも、篠路駅と拓北駅の間で「伏籠川」を渡り、茨戸川へと続く伏籠川のあるのどかな風景が楽しめる。
伏籠川やその先の茨戸川へと続くあたりの風景は、過去に書いた下の3つのリンク記事にも載せていて、季節や時間帯ごとに美しい風景があって、その様子を鉄橋を走る電車の車窓から見るのも、風情があって良いのだ。
当別でぼくが実際に過ごした時間
今回札幌から当別への電車での日帰り旅で、実際にぼくが当別町のどこでどう過ごしたか、具体的に書いておきます。
お腹がすいたからご飯食べよう!

当別駅へ着いたのはちょうどお昼過ぎだったので、商店街を散策しながらお食事が出来そうなお店を探した。
いくつかお店がある中から「カナディアン」さんへ入って定食を頂きました。
初めて入るお店はいつも少しドキドキするけど、美味しく食べているうちにいつも来ているお店みたいにリラックスしてしまうのは不思議だ。
お店の雰囲気もよくて食事もすごく美味しくて最高でした。
銭湯で懐かしさとリラックス感。

帰りも電車なのでリラックスして眠ってしまっても良いのです。
食事をすませたあと、再び商店街を散策して、当別神社のある阿蘇公園まで足を伸ばした。
当別川を見たりして歩いているうちに結構汗をかいて来たので銭湯へ行くことにした。
行き先は以前に「当別町の銭湯で身体を温め、夜の商店街を歩く」という記事で書いたことがある「滝の湯」さんだ。
番台で料金を支払い、脱衣所で服を脱いで荷物をまとめ、ガラリと扉を開けて浴室へ入る。
昔から地域の人に愛されてきたであろうことがわかる様子だ。昔ながらの銭湯の雰囲気は懐かしさを覚えるから好きだ。
かなりの年数も経っているとは思うが、丁寧に管理されていることがわかる。
入った時には2,3人いたが、すぐに僕一人になって、貸切みたいな気分だ。
大きな通りを歩いてカフェに入る。

暖簾をくぐって銭湯から外へ出ると、なかなか日差しが暑く、お風呂上がりの熱った身体には少しこたえた。
そこで駅前の通りに面した「Cafe & Kitchen Offshore」さんへ立ち寄り、アイスコーヒーを注文した。
店内は西海岸を思わせる爽やかな雰囲気で、BGMもいいし椅子やテーブルも素敵で、それにアイスコーヒーもとても美味しい!そしてめちゃくちゃオシャレなお店です。
お風呂上がりに、カフェでアイスコーヒーを飲みながらゆっくりと過ごす日曜の午後。
最高である。
書店で本を買う。

オフショアさんを出たあと、再び商店街をぶらぶらした。
幸橋の手前にある「十字屋書店」さんに吸い込まれるように入った。
以前にも来たことがあって、品揃えも良く、書棚や平台でおすすめされている本は全部面白そうに感じてしまうのがすごいと今回も思った。
いつも買っている漫画雑誌をここで買うことにした。本当はおすすめされている本も買いたいと思ったが、来るたびに1冊買うのも良さそうだなと思い、次来た時の楽しみにすることにした。
お土産にお菓子を買うよ。

十字屋書店さんを出た後、滝の湯さんのある本通りに戻り、「藤澤製菓」さんへお邪魔した。
こちらも昔から地域の方に愛されるお店だ、旅に来たのだからお土産を買って帰るのも良いと思って立ち寄った。
若い人からおじいちゃんおばあちゃんの世代も、みんな美味しくいただけるお菓子が揃っている。
いくつかお菓子を買った、帰ってから食べるのが楽しみだ。
そして帰りの電車に乗って帰るのです。
まとめ
良い休日を過ごすことが出来た。
みんなそれぞれの毎日を、会社だったり学校だったり家庭だったりで忙しく過ごしている。
たまにはゆっくり旅行でもしてリフレッシュしたいと思う人も多いだろう。
けれど、なかなか連休も取れないし旅行となるとお金もかかるな。と旅を諦めてしまうかもしれないが、こんなふうに隣町まで電車で行くのだって、旅情を味わえる旅だ。
少なくともぼくはそんなふうに思ったから、この1日のことを記事にかいて残しておくことにしました。
当別町といえばこのブログでは星空の記事が人気ですが、今回の記事のように電車で行って1日過ごすのもとてもおすすめです。
当別町には魅力的なお店や場所、ストーリーがある。
当別町にはこの記事で紹介した以外にも楽しめる場所はたくさんある。パン屋さんもカレー屋さんあるし、唐揚げが人気のお弁当屋さんも、夏季ならソフトクリームが人気のお店もある。
ぼくはずっと以前から当別町に来るのが好きで、はじめて目的を持って当別町を訪れたのはレトロ自販機のある「アウルショップ275」というお店だったと思う。確か2000年代だったような。
アウルショップ275は残念ながらいまはもう営業していないが、アウルショップ275にあったうどんそばのレトロ自販機は現在美瑛町の花輪食品さんで復活を遂げている。
気になったらえいっと行くのだ。
ほかにも、国道275の曲がり角にある「かどや食堂」さんにはいつか行きたいと思っていたが、いつの間にか閉店してしまっていた。
時々Google ストリートビューの「他の日付を見る」で営業していた頃のお店の佇まいを眺めては、やっぱり行きたかったなと思うことしか今は出来ない。
「あの時行っておけばよかった」という後悔を繰り返さない方法は、気になった時にえいっと行ってしまうしかないのだと大いに学んだ。
日帰り旅にも良いですよ。
当別町はとても魅力的な風景があったり、駅の周りにある商店街の雰囲気の良さ、懐かしい街並みの中にもおしゃれなお店もあったりして、とても好きな街の一つです。
多くの人に訪れてみてほしいなと思うし、僕の視線でのお話だったけれどこんなふうに日帰り旅の目的地としても楽しめるのだと知ってもらえたら嬉しいなと思い、この記事を書きました。
リフレッシュをしに次の週末は当別町へ訪れてみてはいかがでしょうか。
当別町について書いた記事は「当別町」というタグでまとめていますので、よかったらこちらもごらんください。
最後まで読んでくださりありがとうございました。この記事がどなたかのお役にたてば嬉しいです。