札幌では11月になると日没時刻は16:20くらいになる。
夏至の頃は日没時刻が19:20くらいだったはずなので、それより2時間も早くに夜になっていくのだ。そしてこれは12月の冬至に向かって加速していく。
早々に辺りが暗くなってしまうと、何となく気持ちもどんよりするけど、逆に考えれば夕方の風景を割と手軽に見ることが出来るとも言えます。
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そこで今回も札幌にある観光地でも何でもない、なんとなく惹かれてしまう風景の場所を、夕方の時間に訪れてみました。
秋が深まり冬にバトンタッチしそうな季節に、月寒川の下流の辺りで堤防や河川敷を歩きながら撮影した写真を載せつつ、ここで感じたことや近くのバス停の情報を書いていきます。
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遠くまで見渡せる堤防と夕刻。

SONY α6500 / MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
ISO100 0ev 1/500s

SONY α6500 / MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
ISO100 0ev 1/500s
午後3時頃ここへ到着した。
月寒川は、豊平区南部の丘陵から流れ出て、西岡水源地を経由して住宅街をくねくねと続いていく。
そしてJR平和駅とJR白石駅の間くらいで線路をくぐってから、豊平川へ合流するまでほぼ直線で北へ向かう。
その月寒川がほぼ直線に北に向かう途中に、この「川北橋」があります。
いつものように地図を貼っておきますね。
見渡しが良く「なんか良い雰囲気」の場所。
月寒川がほぼ直線に続くことに加えて、川の両岸の住宅街には高層建築がほぼ無いため、堤防からの眺めはとても見晴らしが良い。
この橋をバスや車で渡る時に見た風景がずっと記憶に残っていたので、今日こうして歩いてこの辺りの風景を楽しむことにした訳です。
この橋を通るバス路線の東側は白石高校へと続いているので、通学中にこの「何だか良い雰囲気」の風景を目にした方もいると思うし、そうでない人にもその雰囲気が伝わるといいなと思う。
河川敷で見られる晩秋のシーン。

SONY α6500 / MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
ISO100 0ev 1/500s

SONY α6500 / MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
ISO100 0ev 1/500s

SONY α6500 / MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
ISO100 0ev 1/1000s
晩秋から冬へ。
11月も初旬となると晩秋もそろそろ終わる頃で、そろそろ立冬が控えている。
夏は鬱蒼としていたであろう川辺の枯れた植物は、いまが深い秋も終わる頃なのだと感じさせてくれるし、数日前に降った雪が残っているのもそうだ。
橋脚には鋭角に西日が差していて、もうすぐ日が暮れる時間なのもわかる。
こうして辺りを見ながら写真を撮っていると、いまがどんな季節でどんな時間なのかというのも、なんとなくわかってくるから面白い。
残雪の河川敷を歩いていく。

SONY α6500 / MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
ISO100 0ev 1/500s

SONY α6500 / MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
ISO100 0ev 1/1600s

SONY α6500 / MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
ISO100 0ev 1/1000s

SONY α6500 / MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
ISO100 0ev 1/1000s

SONY α6500 / MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
ISO100 0ev 1/500s
橋の北側と残雪の音。
川北橋をくぐり北側へ出ると、こちらの方が残雪が多く、さっきいた場所とは日のあたり方が違うのだろうというのだろう。
残雪の中をザクザクと音を立てながら歩いていると、橋の上で散歩していた犬と目が合った。
吠えられても面倒なので、さりげなく目を逸らした。
といっても河川敷にいる僕には特にやることもなく、何となくさらに辺りを見渡してみる。
いつもの帰り道みたいな雰囲気。
川の看板とか、堤防から河川敷に降りる階段の手すりとか、橋や街灯を撮ったりしているうちに、何だかここがいつもの帰り道みたいに思えてきた。
実際にはそうでは無いけれど、ここがいつもの帰り道だったら何かいいなとも思う。
夕方が深くなり、日没に近づきます。

SONY α6500 / MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
ISO100 0ev 1/1600s

SONY α6500 / MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
ISO100 0ev 1/1600s

SONY α6500 / MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
ISO100 0ev 1/1600s

SONY α6500 / MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
ISO100 0ev 1/1600s
ここの堤防の雰囲気がすごく好きだ。
思う存分河川敷を歩いたので、階段を昇って堤防へ戻ってきた。
最後の夕日が堤防を照らす様子が綺麗だったので、同じ場所で何枚も撮ってみた。
先ほども書いたけれど、辺りには高層建築がほぼ無いおかげで夕日も日没ぎりぎりまで明るく照らしてくれる。
昔の夕方ってこんな感じだった気がするなあなんて思っていると、記憶の中のいつかの帰り道みたいだなとも思えてくる。
この場所をちゃんと歩くのは初めてだというのに、なんだか不思議なものです。
近くのバス停は北郷公園

SONY α6500 / MC ROKKOR-PG 50mm F1.4
ISO100 0ev 1/400s
今日もお疲れさまでした。
晩秋から冬にかけては特に日が沈むのが早く、「ああ、今日も終わってしまうのか」なんて気持ちにもなりますが、早く帰れた日だったりお休みの日だったりに、あえて早めの時間の夕方を見にいくのも良いかもしれません。
高層建築が少ないせいもあって、どこか懐かしい、いつかの帰り道みたいなひと時を過ごすことができました。
近くにはバス停もあるので、今回の記事で紹介した「川北橋」へバスで行く方法を調べてみたので下にまとめておきます。
• 月寒川の「川北橋」へ、地下鉄東西線「白石駅」かJR白石駅からバスで行く方法
地下鉄東西線の白石駅から、あるいはJR白石駅から、中央バス「白23」の「白石営業所」か「白陵高校」行きのバスで、「北郷公園」か「川北橋」のバス停で降りると月寒川の堤防まで徒歩5分くらい。
*2024/12/17より白23の路線は多少変わるようで、JR白石駅は北口への経由になるそうです。
白23(中央バスのWebサイト)
- 中央バス「北郷公園」のバス停までは、札幌市営地下鉄東西線白石駅からバスで17分程、JR白石駅からならバスで10分程。
- 運賃は片道210円(2024年11月現在)
*2024年12月に運賃改定があるようなので、このタイミングで片道240円に変わるかもしれません。
また、もしかするとぼくの調べや記載が間違っていたりするかもしれないので、バスで行かれる方はバス路線や時刻表をしっかりお確かめのうえ行ってみてくださいね。
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ここまで読んでいただきありがとうございました、この記事がどなたかの何かのお役にたてば幸いです。