白鳥とマガンの群れを見てドーナツを食べた、空知と三月の日

渡り鳥の群れ

渡り鳥の群れを見た。

札幌周辺だと宮島沼でマガンの群が見られることは知っていました。

けれど早朝にあの沼まで行くのはなかなか大変、結構遠いし。

それにあの場所に来ている人はとっても詳しい方々ばかりなんじゃないかって勝手に思ってて、ぼくはそこら辺を歩いている時に渡り鳥を見られたら嬉しいなあって思っていました。

そんなだから今まで渡り鳥の群れを見たことがなかったのかもしれません。

でも今日は違いました。

「口をあんぐり」ってこんなことかな。

黒っぽい何かが2,3羽飛び立ったかと思うと、それに連なって大勢の鳥が一気に飛び立ちました。

それでここがマガンや白鳥が羽を休めているところだと気がつきました。

慌ててカメラを取り出して、シャッターを切り続けて撮った。

ファインダーを覗いていない方の目では、飛び立って行くマガンの群れを見入っていました。

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桜が咲いている地域もある季節

近頃ニュースでも桜の写真を見かけることが多くなって来ました。

でも北海道ではまだまだ、例年なら開花は5月に入ってからというところでしょうか。

あと一ヶ月ちょっと先の話です。

桜の開花は待ち遠しいけれど、まだ雪解けの季節を堪能できると考えれば、そう悪い話ではありません。

午後の空知を夕方まで

写真の時系列はめちゃくちゃなんですけれど。

栗山駅を経由して、途中で鳥の群れを見て、バス停のすぐ側にある動物の名前のついたお店でドーナツを買って食べました。

ドーナツはまだ温かくて、やっぱりすごく美味しかった。

そしてなぜか雪山に花がささっているのを見て、空知管内のまちを歩きました。

昔図書館だった建物はまだちゃんと残っていて、エントランスを入るとすぐに階段があって、照明が少し凝った独特な感じだったことを思い出したりしました。

野幌駅の少し先から

地図を見ると野幌駅と高砂駅の間あたりから、弧を描いて南東へ続く道が見えます。

そこは昔夕張鉄道があったルートで、もし上の写真の町々へ車で行くとすれば、R274とかR12とかを行くより、少しのんびりと旅気分を味わえるんじゃないかなって思います。

それはぼくが郷土史を好きだったり、地図を見ているのが好きだったりするせいかもしれないけれど。

移動する速さと見える景色のこと。

乗り物に乗ってしまうと、歩いている時のような風景の情報量は感じられなくて、「細かいデータを間引いて圧縮したような感じになってしまうようだ」といつも感じています。

だからと言って乗り物に乗らずに遠くまで行くのはそれこそ現実的ではないのかもしれません。時間が贅沢に使えるのなら別かもしれませんが、なかなかそうも行きませんし。

風景を間引いて時間優先にしたとしても、景色を出来るだけゆっくり感じられる道がぼくは好きなので、あの弧を描いた道はきっと良い風景に出会えそうな気がしてなりません。

そしていつか自転車で行ってみたいなあなんて夢みたいなことも思っていたりします。

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