海へ向かう信号機と横断歩道

こうして見ていると、ここにある横断歩道はまるで海に向かっているように見える。

そんなこの場所が好きで5年ほど前にもこのブログで記事にしていました。

その時はもっと夜に近い時間で、空もよく晴れていました。

フゴッペの海岸

余市フゴッペで見た、茜色の薄明りと海岸通りの信号機

2017年4月11日

マジックアワーと言われるような時間帯で、日が沈んだあとのいくばくかの時間見られる空や空気が綺麗な時間です。

この日はとても強い風が吹いていたのですが、ここに来たときは風が止んで海が凪いでいることに気がつきました。

日中にはあった雲も茜色に染まる方角にはほとんど見えなくなっていた。

明日は晴れるのかな。

スポンサーリンク

向こうのバス停への信号機

海へ向かうようにしか見えないこの信号機と横断歩道ですが、この先にはバス停があって、そこを利用する方のための信号機なのでしょう。

ですが、夕方と夜のあいだで影になって見える信号機はとても綺麗で、まるでものがたりが始まるシーンのようにも見えてしまう。

それくらいぼくはここで見るこの時間帯の景色が綺麗だと思っている。

バス停の佇まいもとても良い雰囲気。

ここで撮った写真を何枚か載せていきます、よかったらご覧ください。

バス停のある海岸沿い

5年前に来て撮ったときより、今のぼくのカメラの機能は上がっていて。

そして、もしかしたらだけどあの時より写真の撮り方も上手になってるといいな、なんて思う。

ところで、ここの近くにはフゴッペ洞窟があります。

ぼくも一度訪れたことがあって、岩壁の刻画を見ました。

約2000~1500年前の続縄文期の遺跡だろうということですが、もしかすると続縄文の頃の人々もこの夕景を見ていたのかもしれないなと考えてみると、なんだか不思議な気持ちになる。

ぼくと同じ様にこの夕景を見て綺麗だとか思っていただろうか。なんて思ってしまうのだ。

以前小樽から余市にかけて、海岸線沿いの道がもっと多くありました。

2018年に忍路トンネルが出来た際、その区間にあった海岸線沿いの道はなくなりました。

落石や崩壊を回避する安全のためのトンネル化ですが、それまであった海沿いの道が好きだったので、その風景が見られなくなったのは少し残念ではありましたが、安全面を考えれば仕方がないですね。

でもこうして海のそばを通る道がまだあるので、また機会があればここで夕景を見てみようと思います。

もしここへ来られる方がいたら、この辺りは大変交通量が多いので十分にお気をつけくださいね。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

この記事が誰かの何かのお役にたてば嬉しいです。

スポンサーリンク

*この記事のシェアはこちらから