海のある町、古平町の雰囲気やそこへ行くまでの道のりを楽しみながら、クラシカルなコンクリート建造物「古平町役場」を見に行きました。
そう、この建物を見に来たのです。
なぜなら。
雰囲気のある木造建造物にはもちろん惹かれますが、コンクリート建造物であっても古平町役場のように古くから使われている建物にはとても惹かれるのです。
1927年の建設で、90年が経過している今も現役の雰囲気のある建物。そして何よりそのあいだ地域の役場としての機能を果たし続けているのですから、まちの人たちの暮らしになくてはならない建物という意味でも、興味が湧かないわけがありません。
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目的はそれだけです。
以前からここの前を通るたびに「近くでよく見てみたいなあ」って、ずっと思ってたんです。
それだけが目的でもぜんぜん良いと思っています。
よく見れば通り過ぎるだけではわからないことも見えて来ますからね。
というわけで古平町へ到着。

静かな海は秋の予感がします。
凪いだ海で静かに休憩。
この日は天気もとてもよくて、空と海の青がとても心地良い日でした。
日向はまだ暖かいというより暑ささえ感じますが、日陰に入ったとたんヒンヤリするのには秋の予感がします。
缶コーヒーを買って飲んだりしながら、海辺で良い眺めを堪能しました。
さて、そろそろ目的地へ。
古平町役場は交差点の角地

突き当たりが旅館になっている交差点
この交差点の角地に古平町役場はあります。
積丹方向へ行くにはこの交差点を右折して、そのあとすぐに左折するのでこの交差点で赤信号で止まると左手に古平町役場が見えますし、積丹方面から戻って来るときにも、この交差点の角地にある古平町役場の建物はよく目に入るのです。
今日は天気が良いなあ

上を見ると看板があります
気になるところはたくさんありますが、今日は古平町役場の建物を見るのが目的です。
さあ、ここで左手を見ると古平町役場の建物があります。
古平町役場カッコイイ!

やはり良い建物ですね
いつもは通り過ぎるときに目に入るくらいだったのですが、今回改めて近くで見てみるとやはり魅力的な建物で、角側を向いているところは斜めに作られていたり、入り口はアーチ状になっていたりして、本当に雰囲気があります。
縦長の窓デザインも素敵ですね。
秋の日差しが差し込みます

強く西日が挿す午後
もっと近くから見てみます。
アーチ状の入り口に西日が強くさしています。
けれどその内側はけっこう暗く見えています。この部分は雪よけの意味もあるんでしょうか。
建造物の構造や設計には全然詳しくはないのですが、近くで見てもやっぱりなんだか惹かれる建造物です。
雪の日の夜とか、どんな雰囲気なんだろうなんて思います。ただ、ここで夜を迎えるということは、札幌あたりまで帰って来るのは夜の何時になるんでしょうか。。。
でも来てみたいなあ、冬の夜。