冬の沼ってどうなっているの?
ことの始まりはそんな単純なことでした。
そう、札幌の東区には「モエレ沼公園」があるではないですか。
初夏は爽やかな風を感じながら広い公園内の散歩が楽しいですし、夏にはまるで海が目の前にあるかのような「海の噴水」が好きで時々見に行っています。
冬も何度か行ったことがあるけれど、あんまりちゃんと見てなかったなあって。
ちょうどよかった、冬の沼がどんな感じになっているか見に行ってみよう。
モエレ沼公園はあまりにも広大なので、撮る対象(目的)によっては必要な焦点距離も全然変わって来ます。
うーん、でも沼かあ。
沼撮るんだったら、換算50mmくらいで良いのかなあって。
すっごい適当。
ということで、OM-DにLUMIX G 25mm/F1.7をつけて、ぶらぶら歩いて来ましたよ。
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白を撮るのって難しい
幸運なことに天候は晴れ、風も強くなくてゆっくり撮るには最適な日でした。
それにしても広大なモエレ沼公園は雪の白に染まっています。
当たり前なのですが、公園内のどこを見渡しても白の世界。
何枚か撮り始めてみたものの、白って撮るの難しいなあとちょっと挫折しそうになります。
あ、でもなんか他の色が少しでもフレームに入れば、白は雪の白だってわかるかなあ。
赤い実に雪が積もっています
ナナカマドは冬にありがたい貴重な赤色
冬でも赤い実が元気にぶらさがっています。
カラスは食べないのかな。
ナナカマドの実の赤色と、晴れた日の青い空。
よく見ていれば、冬でもこれだけ綺麗な色があるんだってことがわかります。
沼はこんな感じ
真っ白
よくわからないくらい真っ白です。
夏は沼らしく少しじとっとした感じもあるモエレ沼ですが、冬はまるで雪原みたいに一面雪の白で覆われていました。
もうちょっと広角で撮ってもよかったけど、換算50mmでも悪くないですね。
この写真で伝わるかどうかはわかりませんが、冬のモエレ沼は雪に覆われているせいもあってか、夏とは違う表情を見せていてとっても綺麗な景色でした。
並木にも雪が積もっています
冬でも沢山の人が来ています
モエレ山ではそり遊びエリア、歩くスキーコースもあって、みんな楽しそうにしています。
冬の公園でこれだけ沢山の人が来ているってのも凄いですね。
ガラスのピラミッド
青く晴れた日が似合います
中に入っても凄い施設ですが、こうして外から眺めてもやっぱり凄い。
雪の白もよく似合います。
なんだかまるでクリスタルみたい。
午後の日差しが注ぐモエレ沼
帰り際にもう一度沼を撮ってみます
フレームに色のあるものを入れても、やっぱり広大な雪の白を撮るのは難しい。
それでも冬の沼の状態がよくわかりました。
冬の沼はまぶしいくらいの白
モエレ沼の描くカーブも綺麗
曲線を描いているモエレ沼の形。
木々の葉も落ちきっていて、それ以外はほとんど白だから遠くまで見渡せて、沼の形もよくわかります。
夏も静かなモエレ沼ですが、冬はさらに静かでまぶしいくらい白い沼になっていました。