ぼくが住む地域は八月七日が七夕です。
そう、北海道の七夕は1ヶ月遅れなんです。
そんな七夕の日に星空を観に行ってきました。
ちょっと余談ですけど、北海道では七夕が八月七日というのは地域でも違うらしく、中学生の時に函館から転校してきた同級生の話では函館は七月七日が七夕だと言っていました。
地域によって七夕の日が違う理由についてなどはきっと詳しいサイトがあると思うのでこの記事では書きません。気になる方は調べてみてください〜。
七夕といえば「ろうそく出せーだーせーよ〜」と夜に歌いながら近所の家をまわって、ろうそく(お菓子)をもらうという子供イベントがありましたけど、あれも全国的なものじゃないんですかね。。。
下駄を履いてろうろく(お菓子)をもらって町内を歩きまくっていてたら、下駄の鼻緒のとこが痛くなって気がついたら血が出てたとか、ああ懐かしいなあ。
そう、今日はそんな懐かし話じゃなくって、
七夕といえば星空でしょ。
というお話なのです。
スポンサーリンク
七夕の星空を観に行きたい。
そう思ったのは八月六日。七夕前日でした。
この日仕事からの帰り道で夜空を見上げると晴れていて星が綺麗だったのです。
ちょうど七夕が近いし、これは星空を観に行くしかないな!
そう思ってザックに色々詰め込んで、モンベルのジャケットを着込んで車に乗り込んだら、ヘッドライトが切れてて、出発を泣く泣く断念。
そして翌日、七夕の八月七日に夜空を観に行きました。
ヘッドライトのバルブも朝のうちに交換しておいたので、夜を切り開いていつもの厚田の電波塔へ行ってみることにしました。
夜を照らす石狩灯台と、その上に広がる星空

やっぱり綺麗だなあ!!
厚田へ到着するとほとんどが雲で覆われていて、あまりよく星空が見えないので石狩灯台まで移動しました。
到着するとこちらも雲がまばらにありそのまま帰ろうかとも思ったのですが、同じように写真を撮りに来られていた方の情報だと、さっきより晴れてきたよってことだったので、少し待ってみました。
それにしてもここは街灯がなく真っ暗なのに灯台のあかりで周期的に明るくなるのがとっても不思議で、それがここの魅力なんですよね。
そのうち暗闇に目が慣れてきました。
夜空をよく観てみると雲が晴れてきて星空も結構見えることに気づきました。
もしかすると最初からちゃんと見えてて、ぼくの目が暗闇に慣れてなかっただけなのかも。
そう思える程、気がつくと綺麗な星空でした。
いつもの単焦点レンズLumix 14mm F2.5で、設定はシャッタースピードを30秒、ISO1600、F値2.5にして撮影。
灯台と星空がメイン

この場所で撮る星空は灯台もフレームに入れて撮るのがお気に入りです。
真上の天体も撮ってみたんですけど、やっぱりマイクロフォーサーズのカメラだとセンサーサイズが小さいせいか、なかなか綺麗に明るく撮ることができません。
まあ、ぼくの腕に問題があることは確かです。
とは言えやはりフルサイズの一眼レフカメラならもっと綺麗に撮れるんだろうなあと思う訳です。天の川とかむちゃくちゃ綺麗な写真とかありますよね。
そんなわけで僕なりに考えた結果、
人工物を入れて撮ると良いかも。

こんなふうに、電柱をフレームに入れたり、上の写真では灯台もフレームに入っています。
人工物をフレームに入れることで、日常感がプラスされる。
なんかうまく説明できないんですけど、人工物をフレームに入れることで日常との対比というか、昼間に見ている景色とは違うよねっていうことだったり、こんな風に星空が見えるんだよというのが、わかりやすく伝わるんじゃないかと思うんです。
なんてことない電柱が入るだけでなんか全然違う。
センサーが小さいマイクロフォーサーズでも。

この撮影方法なら、星空がばあっと綺麗に撮れなくても、そこそこ撮れていれば「星空が綺麗だなあ」って思える気がするんです。
そう思えれば、フルサイズじゃなくてもマイクロフォーサーズのカメラでも星空を撮りに行く楽しみがあります。
そんなことを思いながら撮っていたら、キツネくんとすれ違いました。
一瞬目が合って、「また星空を見に来たのか」と言われたような気がして、心の中で「おじゃましてます」とこたえました。
夜はどうぶつたちの時間ですから、今日もそろそろ切り上げます。
–
星空のことを書いた記事は「星空や月明かり」というタグや、「夜空」というカテゴリーでまとめていますので、こちらからも他の星空記事を見ていただけたらとても嬉しいです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。