この季節になるとぼくの知らない話題を耳にすることがあります。
「帰り道で甘いキンモクセイの香りがしてきました、もうそんな季節なんですね」
なんていうフレーズです。
毎年この時期になると、ラジオ番組のオープニングトークなんかでもこのような話題をよく耳にします。
けれどぼくにはキンモクセイが何かもよくわからず、その匂いが甘いということすらよくわからないのです。ましてやそれが季節感に繋がるというのもよくわかりません。
自分で言うのもなんですが、ぼくはわりと街の匂いには敏感な方で、それなのにキンモクセイがよくわからないとすれば自分が住んでいる北海道には無いのかな?と思っていました。
気になって調べてみるとやはり僕の住む北海道では自生していないことがわかりました。
そのため秋の風物詩、キンモクセイの匂いを知らなかったのです。
すこし残念だな、でもなんとかならないかな?
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百合が原公園の温室にキンモクセイがありました
そんなときに嬉しいニュースがありました
百合が原公園のサイトを見ていると、お知らせのページに緑のセンター温室でキンモクセイが見られると書いてあったのです!
大人は130円で入館できる施設ですが、これでキンモクセイが見られるならとっても嬉しいな。
(わかりやすいようにお知らせページのリンクを貼りましたがもし問題があればメールフォームまでお知らせください)
日曜日にさっそく百合が原公園へ行ってみましたが、ちょうど各種宣言が解けた直後で駐車場はいっぱい、人もたくさんいたので、ここは出直すことにしました。
その次の平日休みの日、10月中旬に再度訪れてみると駐車場も空いていて人の間隔もだいぶ取れていたので、さっそく温室に入ってキンモクセイを探しました。

そうして温室内で見つけたキンモクセイはほぼ終わりの季節になっていて、匂いもよくわかりませんでした。
残念だったなー、もう少し早く見に行っていたら綺麗に見られて匂いも感じられたかもしれないけど、仕方ありませんね。来年もあったらちょうど良い季節に行ってみたいな。
でもやっぱり気になるんです、キンモクセイの匂いが。
北海道に住んでいるぼくだって、金木犀の匂いで秋が来たことを感じたいと思うのはわがままでしょうか。
本物でなくても、という選択。
本物のキンモクセイを感じられなかったとしても、代わりになるものはないものか。
せめてどんな匂いか知りたい。
いろいろ探してみると、キンモクセイの香りの商品がありました。
ハンドクリームとか
バスミルクとか
ハンドクリームは普段ワセリンで済ませているので使うことがあまり無いし、前にまとめ買いした入浴剤がまだたくさんあるしなーと思いましたが、バスミルクはいつか試してみたいところです。
そして本当はエッセンシャルオイルで金木犀があればいいな!と思っていました。
ディフューザーでほのかに香るようにすればキンモクセイの風情も感じやすそうだなと、さっそく調べてみるとなかなか高価でぼくには手が出なかったのです。
でもエッセンシャルオイルはいつかはほしいな。
無印良品の「金木犀の香り」


そこでぼくが選んだのは、無地良品の「金木犀の香り」のお香です。
スタンドも一緒に買って使ってみました。
正直お香は匂いが強くあまり得意ではないのですが、部屋の窓を開けて匂いが滞留しないようにして、使ってみました。
お香独特の匂いはあるけれど、その中にも甘い匂いを感じられます。
これが金木犀の香りなのか、あまくて良い匂い。
お香を焚かずにケースから出して匂いを嗅いでみるくらいがぼくにはちょうど良いかな。
でもいつか、本物の金木犀のある場所へ、その季節に訪れてみたいと思いを馳せるのです。
もし「北海道でもここに自生してるよ」なんて情報があったらメールフォームで教えてもらえたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。