二十四節気でいえば「処暑」
8月23日〜9月7日の頃
暦の上では暑さが和らぎ始める頃とされています。
ところで、今年の札幌の夏はとても暑い日が続いていました。
35度を超える猛暑日も数日あり(例年の札幌ならそこまで暑くない)、札幌駅周辺を歩いていた観光客の方が「札幌も暑いなあ。。」とこぼしていたのも印象的でした。
そんな暑い日々の札幌圏でも、8月の最終週に入ると最高気温が30度を下回るようになり、さすがに夏のピークが過ぎたのを感じるようになってきました。
暑いのにも慣れてきた。
ぼくは元々暑さが苦手なのですが、今年は初夏に滝野すずらん公園を散策したり、エレベーターやエスカレーターがある場所でも殆ど階段を使っていたり、暑い日の日中に数分だけ外を歩いたり。
そうそう、銭湯にもよく通いましたしね。
そんな暮らし方がよかったのか、今年は暑さでバテてしまうようなことはありませんでした。
身体が暑い季節に慣れていけているなあと感じられるのは本当に嬉しかったです。
地下鉄で行くちょっとしたデイトリップ
そんな8月最後のこの日は最高気温が31度となり、再び真夏の雰囲気となりましたので、夕涼みがてら夕方の中島公園を散歩することにしました。
そこはかとなく秋の予感があって、また新しい季節がやってくるのだなと思わずにはいられませんでした。
写真もたくさん撮ってきましたので、よかったら最後まで読んでいただけたらうれしいです。
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鴨々川沿いを歩いて中島公園へ

風情のある川沿いを歩いていく。
この日は豊水すすきの駅あたりから歩き始めて、鴨々川の様子を見たりしながら中島公園へ向かいました。
この川沿いは札幌の中でも風情や情緒を感じるエリアで、季節ごとに歩きに来たくなる場所のひとつです。
鴨々川には鯉が泳いでいるエリアもあり、その程よくのんびりした雰囲気も好きです。

木漏れ日の中を。
駅前通りまで来た所で鴨々川と途中で別れを告げ、地下鉄「中島公園駅」の所から中島公園内に入ります。
木漏れ日の角度も温かみのある太陽の色も、夕涼みのお散歩には全部がやさしく感じられます。
ゆっくり歩いていきましょうか。
菖蒲池の周りを歩いて幌平橋駅へ

菖蒲池へやってきました。
ここから見える光景は今も昔もあまり変わらないような気がします。
もちろん、この公園にある様々な施設は歴史とともに入れ替わっているはずですが、大きな池があることや植生も豊富なことから、昔からそれほど変わらないようにも感じられるのです。

ボート乗り場。
中島公園で写真を撮るなら、この場所は押さえておきたい。
ボートの形状や色彩やその佇まい、そのどれもがどこか懐かしくて、ついつい撮ってしまうのです。
そうそう、今日の写真はいつもと色味や明るさが違うと思われた方もいるかもしれませんが、ぼくがいつも使っている「Pixelmator Pro(Mac標準写真アプリのプラグイン)」というアプリのカラー調整プリセットのクラシックフィルム3番を、今日の記事では使用しています。
ここ最近は明るさや色味を全部マニュアルで調整するくらいでしたが、試しにこの日の写真にクラシックフィルム3番を当ててみると緑色がすごく映えていたのです。
今後も時々プリセット使ってみようかなって気持ちになりました。
カメラやスマホでもたまにエフェクトを変えて撮ってみるのもおすすめです!きっと楽しいと思いますよ。
銀杏の木の大きな実

銀杏の実が大きくなっています。
「木に何か実がなっているな」と思ってよく見てみると、銀杏の実でした。
もうそんな季節なんですね。

ぽこぽこ沢山なっている。
銀杏の実は秋の頃に見たり、それが地面に落ちてグチャっとなって独特の匂いを放っているのを見たりして季節を感じることはありました。
でもこうしてまだギリギリ8月の頃、こんな風に大きく実を付けているというのを初めて知りました。
こうして様々な発見があるお散歩はたのしいですね。

秋の足音が聞こえてくる
こちらはもみじ。
まだ色づいてこそいませんが、この葉の形。
それだけで秋が来るのだなと思わずにはいられません。
咲いていたお花も撮ってきた




ピンクのふわふわのはなんて名前?
名前がわかりそうなものから、全然わからないふわふわのお花まで。
なんて花か知らなくても、それが綺麗だなと思えるだけで嬉しくなります。
公園の中で鮮やかな色を見つける度に、カシャカシャとシャッターを切っていました。
Kitaraから続く素敵な道沿いを

菖蒲池の南側から西側へ。
池の南側を通ってKitaraの方まで周ってきました。
上の写真は、中島公園内をくねくねと通る「米里・行啓通」からKitaraへと続く道です。
ぼくはこの道が好きで、中島公園へ来ると必ずこの辺りを歩きます。
そしてくねくねの「米里・行啓通」も好きで、それらを通って幌平橋駅まで歩いて行きます。

しらかんば。

川の表示板は「創成川」って書いてた。

徐々に暗くなる頃。
南14条橋を渡って幌平橋駅の入り口へと向かいます。
このくねくねとカーブしたこの道では走る車がみなゆっくりと減速していて、こんな夕暮れ時はテールランプのぱかぱか灯る赤い色も綺麗に見えるのです。
この「米里・行啓通」は東はJR白石駅まで、西側は旭ヶ丘の方まで続いています。
この道、いつかゆっくり白石の方まで行ってみたいな。
うかうかしてたら日没です。

日没時刻が早くなってきました。
結局ぼくが幌平橋駅へ着いた頃には、だいぶ薄暗くなって街灯もついていました。
まだ明るい時間から外を歩いていると、徐々に暗くなるのであまり気が付かないのですが、こうして街の灯りを見て初めて夜になっていることに気がつくのです。
ついこないだまでまだ明るかった時間も、今はもう薄暗い夜の入り口。
夕涼みのおかげで今夜もゆっくりおやすみできそうです。
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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が誰かの何かのお役に立てば嬉しいです。