立夏の頃、幣舞橋や北大通の灯りと、釧路の見るべき海の風景

幣舞橋の夜の灯り

二十四節気でいえば「立夏」

5月6日〜5月20日の頃です。

暦の上では夏の始まる頃とされていて、澄んだ青い空と穏やかな気候の頃でもあります。

そんな時期にぼくは釧路の街へ行っていました。

釧路には数年に一度訪れていて今回で三度目の訪問となり、前回行った際にはこのブログでも記事にしていました。

夜の釧路川河原散歩

夜の散歩は涼しくて心地よい。幣舞橋と釧路川の河原。

2018年7月26日

この記事を読み返してみると、前回訪れたのは2018年の7月で夏の頃で、涼しい夏の夜だったことを思い出します。

ぼくが釧路へ行く理由。

この街へ行く理由は、「大きな川の河口付近や海、それらと街の中心部が重なり合う風景」を見たいから。

さらに、石炭を運ぶのに使われていた「石炭列車」の廃線跡、丘の上から見える工場、駅からまっすぐと続く北大通、そんな風景が街の中にぎゅっと集まっていて、街の中を歩いているのが本当に楽しいから。

そんな理由からぼくは数年おきに釧路へ行っています。

本当ならもっと頻繁に訪れたいものですが、札幌圏からだとそれなりの距離があるので、まとまった時間も必要な為なかなかそうもいかず、今回は久しぶりに訪れたので沢山歩いて写真も撮って来ました。

写真は夜と朝に分けて、ほかに釧路の情報も。

今回撮影した写真は、前半には夜の幣舞橋を中心に、後半には朝の海の色を中心にと、夜と朝に分けて載せていきます。

ほかにも釧路のどこに泊まったとか、どこでご飯を食べたとか、どこを見て歩いて来た。なども書いていきますので、もしみなさんの釧路観光の際の参考にでもなればとても嬉しいです。

よかったら最後までご覧ください。

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しっとりと湿度の高い夜。

幣舞橋からの眺め
釧路川沿いの夜の灯り
釧路川沿いの夜の綺麗な灯り
釧路川のほとりで
幣舞橋のライトアップ
釧路川の夜景
北大通の夜の灯り
釧路の北大通と夜景

北大通と幣舞橋の夜の灯りの中を。

今回の宿は、釧路駅前にある「天然温泉 白鳥の湯 スーパーホテル釧路駅前」にしました。

釧路駅のすぐ目の前にあって、北大通にも近く、飲食店や釧路の街を歩くにはうってつけ。お部屋や設備も綺麗で、1Fにある白鳥の湯では札幌圏からの長時間移動の疲れをゆっくりと取ることも出来たので、大変良いお宿でした。

天然温泉 白鳥の湯 スーパーホテル釧路駅前


釧路には夕方に到着し、こちらの宿へチェックインした後、外が暗くなって街の灯りが点いた頃にホテルを出て、北大通を歩いて幣前橋まで歩いて行って来ました。

幣舞橋のある釧路川は、ちょうど海につながる河口付近の幅の広くて穏やかな川で、川沿いの歩道はとても広く、街灯の灯りも明るくて、ぼくはこんな風に街の中にある大きな川沿いを歩くのが好きです。

空気は少ししっとりとして、湿度が高いのだろうとわかる。その空気が街灯の橙いろに照らされ、夜の街を雰囲気のある風景にしてくれている。

立夏とは言ってもまだ5月の北海道の夜はひんやりとしていて、ウインドジャケットを羽織って歩いてきました。

晩御飯の時間は。

幣舞橋で写真を撮って歩いていると、すっかりお腹も空いて来たので、事前に調べておいた釧路駅横にある「むらかみ食堂」さんまで歩いて行きました。

が、なぜかこの日は閉まっていたようで、、、残念すぎます。「ここでいっぱい美味しいもの食べたかったのに」とお店の前でうなだれつつ、また今度釧路に来た時には絶対「むらかみ食堂」さんで食べようと誓うのです。


まあでも僕の場合、こういうことはよくあるので、へこたれずに別のお店を探し、「まる家食堂」さんへ行きました。お魚を定食にしてもらって、無事においしい晩御飯を堪能しました。

お腹も満たされ、ぼくもすっかり上機嫌です。

そして宿へと戻り、「明日は釧路の海を見に行こう」と思いながら眠りにつくのです。

5月の弁天ケ浜、澄んだ海のブルー

釧路の弁天ケ浜
釧路の米町の踏切
弁天ケ浜から見える海
米町公園からの工場風景
釧路の澄んだ海
米町展望台
釧路の厳島神社

弁天ケ浜と米町踏切。

翌朝、宿をチェックアウトし、朝の釧路を散策します。

まずは弁天ケ浜へ向かいます。

ここには「米町踏切」というのがあります。

正確に言えば、ここは石炭を運ぶのに使われていた「石炭列車」の廃線跡で、「米町踏切」がありましたが廃線とともに一度撤去されました。

その後、地元の青年団や有志の方々によって、ここに「米町踏切」が復活することになりました。

それでぼくも今こうして、廃線跡の踏切と青い海と空の写真を撮ることが出来ているのです。踏切復活に尽力された方々、素敵な風景を残してくださり本当にありがとうございました。


ぼくが初めて釧路を訪れた時には、まだここに石炭列車が走っていて、もちろん線路もしっかりありました。

その時に見たこの「弁天ケ浜」の美しい風景が忘れられず、釧路へ来る度には必ずこの場所を訪れています。

みなさんも釧路へ行かれる機会がありましたらぜひ一度訪れて見てはいかがでしょうか。

米町公園と米町展望台へ

弁天ケ浜をあとにし、そこから程近くにある「米町公園」へ立ち寄りました。

ここには釧路市内を見渡せる「米町展望台」があります。

展望台からの眺めはよく、そしてこの公園自体が少し小高い場所にあるので、公園からも良い眺めを楽しむ事ができます。


釧路川河口の対岸に見える工場を撮ったり、5月の爽やかな海と空の青色を撮ったり。

展望台を撮った写真に映っている木にはまだ葉っぱが生えていませんが、これからどんどんと緑が増えていく季節なのでしょうね。

ちょうど桜の花も咲いています。

鯉ののぼりと。

米町公園のすぐ横には「厳島神社」があり、こちらに訪れてみると、参道には美しい鯉が描かれたのぼりが沢山並んでいて、大変美しい光景でした。

鯉ののぼりを見ていると、「そうだ、5月なんだな」と感じるので不思議です。季節の慣わしやそこから新たに生まれる文化や風習はぼくたちを「いまどの季節にいるのか」を改めて教えてくれるような気がしています。

これからもこのブログでは巡る季節とともに、様々な景色や風や空気みたいなものをお伝えしていけたらなと思っています。

次に釧路へ行けるのはいつになるかな。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が誰かの何かの役に立てば嬉しいです。

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