いままで足を運んだ場所の中でもとびきりお気に入りの場所があります。
いまも季節ごとに、いえもっといえば二十四節気ごと位には訪れてその場所からの眺めや雰囲気を感じていたいのですが、なかなかそうも行かない状況が続いています。
そこで過去に撮った写真でこの場所のことを書いてみることにしました。
実はここのことはずいぶん前の記事で紹介しています。そのあとも書いた気がするのですが、過去記事を探してもこの時に書いたきりだったようで、改めて書くにはちょうどよいかもしれません。
2016年の記事では冬の写真で紹介していました。
この場所を各季節ごとに訪れたいと思うのには、初夏の頃は若葉の匂いがすうっと爽やで、真夏の頃は鬱蒼とした草から苦くも感じるくらいに密度の濃い匂いがして。
そういった季節の匂いが河原の風に運ばれて、ただここに居るだけで場所の雰囲気を感じられるところかもしれません。
今回の記事の写真情報を見ると9月はじめ頃なので、夏も終わりはじめる頃になるでしょうか。
今回の記事ではこの場所のことを何枚かの写真とともにご紹介していきます。よかったらご覧ください。
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石狩川橋梁の見える場所

今回紹介する場所がどの辺りになるかといえば。
石狩川の当別町側の河川敷になります。
国道337号線が石狩川を渡る札幌大橋と、学園都市線が石狩川を渡る石狩川橋梁のちょうど間あたりです。
大きな地図を表示
目印になるのは「石狩川」文学碑です。GoogleMapならそのキーワードで検索するとよいかも知れません。
ここからは上の写真のように石狩川橋梁がどーんと見え、その向こうには送電線の鉄塔も見えます。
またこの記事の一番上の写真はこの辺りから札幌大橋の方を眺めたものです。
ここには大きな石狩川があることで、目の前には遠くまで見える景色が広がり、日々の細かく忙しい様々な事がらから気持ちを解放してくれるかのような眺めです。
遮るものが無い分、真夏などは日差しはとても厳しくなります。
夏の頃は日差しが傾いた頃がちょうど良く、この日も写真情報を見ると17時過ぎに訪れていたようです。
空が広いこと。

広く遠くまで見える景色があることを書きましたが、そうなると空も広く見えるわけです。
季節や天候などで様々な雲の形や空の色を見ることができます。
ここへ立って、時間と共に徐々に変わっていく空の色や雲の形とか、飛んでいく鳥を眺めたり。
大きく深呼吸をしたり。
ぼくはいつもそんな風にここにある時間を楽しんでいます。
「石狩川」文学碑の花壇や石狩川橋梁の向こう側のこと。

「石狩川」文学碑のある場所には花壇があって、とても綺麗に手入れがされています。
こんなふうに綺麗に管理されている場所は、なんだかとても嬉しく感じてしまいます。
管理されている方いつもありがとうございます。とても綺麗な花壇に癒されています。
石狩川橋梁を挟んだ上流側には、「水と生きものの郷トゥ・ペッ」という場所があります。
いままでこういった場所があることを全然知らなかったのですが、ある日GoogleMapを見ていて気がつきました。
リンク先には湿地散策マップのPDFなどもあり、見ているだけでも楽しいです。
何度もこの辺りを歩いていますが、いままで気がつかなかったのは、きっとこの場所を出来るだけ自然に残しているからなのかなと思います。
いずれにしろ川辺の鬱蒼とした湿地であることには変わりがないので、「水と行きものの郷トゥ・ペッ」へ訪れる方は大自然の場所へ行く装いで行くことや十分に注意して散策する必要があるかなと思います。
2022年春、ロイズタウン駅が出来ます。

ここを訪れる難しさがあるとすればアクセスのことでした。
車で行くとすれば、札幌側から国道337号線の札幌大橋を渡り切ったら最初の信号を左折して、またすぐに左折して、札幌大橋の下を潜ると「石狩川」文学碑のある辺りに出ます。
おそらくこの方法が一番安全だと思いますが、当別町のWebなどでも正しいアクセス方法が紹介されているとありがたいんだけどなと思ったりもします。
そして電車や徒歩でとなると、さらにアクセスが難しいのです。
札幌側からだと「あいの里公園駅」で降りて国道337の札幌大橋を渡って行くのか。。。
しかし大きな橋を徒歩で渡るのは、行き交う車の交通量もスピードもかなりあり、とても怖いと思うのでなかなかおすすめできません。ぼくは高所が苦手なので徒歩で橋のすみっこを歩くのは「ふわあぁぁ〜」ってなるのでそもそも無理です。笑
いっぽう石狩川対岸の当別側の駅からだと、「石狩太美駅」で下車し徒歩になりますが、こっちは遠すぎておすすめできません。
そんな訳でアクセスが難しかったのです。
でも、なんと新駅が出来ます!
2022年春に、新駅「ロイズタウン駅」が出来る予定なのです。
石狩川の当別町側にあるロイズ工場へ行くために便利な新駅ですが、「石狩川」文学碑からもそう遠くない場所にできるので、この場所へのアクセスが一気に容易になります。
学校や仕事帰りに学園都市線でロイズタウン駅で降り、数十分徒歩でここまで来て、夕方の広い景色を眺めて帰るなんていうことも出来そうです。
友達と一緒に来て夕方の川辺でポートレートを撮るとか、そういうのも楽しそうですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。