石狩市民図書館と裏側の川のある風景

石狩市民図書館

今年2017年の7月、北海道はとても暑い日が続いています。

自分が子供の頃は夏といってもお盆のあたりが数日暑いくらいです。

あとはそれほどでもなくてもっといえば夜なんかは寒いくらいで、窓を開けて寝てしまうと風邪をひくとかそんなふうでした。

この記憶がいわゆる「思い出補正」ではないと思えるほど、近頃の北海道は暑いのです。

そんな今日は朝からシャツを2回くらい着替えても汗がだらだら出てきて、暑い夏にはいまだに慣れずぼんやりしてしまっていたので、お昼すぎに気分転換もかねて少し遠い図書館へ行ってきました。

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暑い日が続くので図書館へ

平日の昼過ぎのせいか人はあまり多くなく、館内は冷房もほどよく効いていて、なにより綺麗な建物の中に面白そうな本がいっぱいあるんです。

こういう時、図書館って本当にぜいたくな場所だなあ。と思います。

特にここの図書館は天井が高く、低めの書棚が綺麗にならんでいるので、とても開放感があり心地よくて、それに本を読める椅子やソファも割と充実しているので気分転換に来るとついつい長居してしまいます。

そしてぼくがこの図書館に来ると必ず立ち寄る場所があるのですが、

それは、

図書館裏の川沿い。

図書館裏の桜と川

春には桜が綺麗に咲くのでそれを毎年見にくるのですが、春でなくても石狩市民図書館へ来ると川のある風景を見たくなって、帰りに必ず立ち寄るようになっていました。

一度、おまわりさんから「何しているんですか」と尋ねられたこともありますが、手に持ったカメラを見せて「ここの景色綺麗なんですよ」と自信満々に答えた記憶があります。もしおまわりさんが暇だったらここの景色がどれだけうっとりくるか説明したいくらいなんですが、そんなぼくの気持ちを察したのか「ああ、そうですか」と言ってどこかへ行ってしまったので、残念ながら説明できませんでした。

図書館でぜいたくな時間をすごします

今日は綺麗に並んでいる書棚の中から、「谷川俊太郎 質問箱」という本を選んで、図書館1Fフロアの一番奥にひっそりとある小上がりみたいな場所まで行きました。ここはこの図書館の中でも一番のお気に入りの場所なのですが、すでに先客がいたのでその横の椅子に座って読むことにしました。

暑くてぼんやりする時は、これくらいサラサラ気持ちよく読める本が適温だなあ。なんて思いながら、このコーナーの大きな窓から見える木々の緑をみたり、本を読んだりしながら、しばらくゆっくりと午後を過ごしました。

図書館を出て裏側へまわります

閉館時間が近くなり外へ出ました

外はまだまだ暑いですが、帰る前に図書館の裏側へ回ってみます。

そこはまさに「裏側」という感じで、緑でうっそうとさえしています。この裏側がどこかっていうと図書館を出てバス停とは逆の方で、駐車場のもっと裏側のあたりです。

夕方の光の角度もあいまって、とっても綺麗な時間になっています。

こんなふうに緑が多いです

白くて小さな花と緑がきれいです

おそらくですが、「石狩図書館裏側の景色」を好きな人って結構いるんじゃないかと思っています。

きっとぼくみたいにこうやってブラブラ歩いている人も多いから、おまわりさんも納得したのかなあ。なんて思います。

図書館裏の川のある風景

ほら、きれいでしょ

川は大きくてゆったりとしています。この川を記事にするのは確か3度目ですがそれくらい書きたくなってしまうほど良い風景なんです。

過去の記事を引用してみましたが、ぼくはこの川の景色が本当に好きなんですね。。笑

茨戸川に掛かる茨戸橋の上を歩きました。

橋の上は強風のせいでひどく寒く、川面にはすじ状になった風の足跡みたいなのがみえるほどで、肩をすくめながら歩きました。

それでも大きな川を見ていると、不思議と安心な気持ちになります。

茨戸橋を歩いて渡る、2月の茨戸川は春の予感

前回来た時も茨戸橋からこのアングルを撮っていて、そのときから夜の様子も気になっていましたが、まさかこれほど綺麗とは。

「茨戸橋から見た夜の茨戸大橋」今夜のメインはすべてこれに持って行かれてしまいました。

茨戸大橋と伏籠川水管橋、月明かりの美しさに息をのむ

といった具体ですから。。笑

ぼくのようにわざわざ冬の茨戸大橋を見に行く人がどれだけいるかはわかりませんが、図書館裏の川のある風景なら石狩市民図書館に行った帰りに散歩がてら立ち寄れるので、ちょっと良い風景を見たい時にはとってもおすすめな場所です。

正直に書くと、ほんとうはあまり教えたくないくらい好きな場所なのですが、映画「ハルフウェイ」の中でもこの河川敷は登場します。正確にはこの写真のもう少し向こう側がロケ地になっていますが、ぼくが感じるこの川のある風景と同じ感じが映画でも登場しています。

きっとみんな好きな場所なんでしょうね。

ちなみにこの作品

監督・脚本は北川悦吏子さん、プロデューサーは岩井俊二さんと小林武史さん、主題歌はSalyuさん。

これだけも気になりますが、ロケーションもとても良い作品でした。

この河川敷のほか小樽でも撮影されていて、ぼくは「ここはあそこだ」とか「あー、これあそこかなあ」とか言いながらDVDで観ました。

今日はとてもおすすめの場所、図書館裏の川のある風景のお話でした。

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