赤坂山へ登りました。おかえり登山、ようこそメルヘンワールド

札幌の赤坂山登山

こんにちは、おささるろぐです。

みなさんは札幌市内にある「赤坂山」という山はご存じでしょうか。

実はその山の名前を知る以前から、その辺りの地形のことは気になっていました。

とはいえ、ぼくはしばらく山登りをしていなかったので、それはもう数年以上前のことになりますが、GoogleMapの航空写真や、国土地理院地図の等高線などを眺めては、「この辺りって、なんか山歩き出来てもよさそうな地形だなあ」と思っていて、歩けるなら歩いてみたいなあと思っていました。

そして、そんな風に思っていた事すら、すっかり忘れそうになっていた頃。

「赤坂山」という素敵な山がありますよと教えてくれた方がいて、それがちょうどぼくが歩いてみたいなと思っていた辺りにあったのです。

しかも今は地域の人たちによって綺麗に維持されていて、ちゃんと山歩きができる様になっているそうなのです。

それは是非行ってみたい!また山歩きをしたい!

そう思って久しぶりにザックへ必要なものをパッキングして、登山靴を履いて「赤坂山」へ登ってきました。数年ぶりの登山です。

そんな赤坂山の写真を沢山載せて紹介していきますので、よかったら最後までご覧ください。

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赤坂山登山口の場所とバス停

赤坂山の登山口

登山口は住宅街の奥にあって、こんな風に案内板などもあるので、ここへ来ればすぐにわかります。

なんとなくお家のお庭にお邪魔する様な雰囲気さえあります。

登山口の場所は、下の地図にある「山の手ファミリー公園」を右手にみてもう少し登った先を右に曲がると見えてきます。


バスで行くなら、三角山へ行く時と同じバスで、「ジェイ・アール北海道バス、山の手4条11丁目」で下車し、少し西側へ降ると段々の形のマンションがあるので、そこを左へ曲がり山の方へと進みます。
(北一条・宮の沢通りという大きな通りを挟んで向かい側にセコマがある辺りです)

そうすると上の地図の場所の辺りへ行くことができます。

三角山登山、山の手入口とバス停の場所を、写真で説明しちゃいます

2018年6月5日

バス停のことは、三角山から近いバス停を紹介した時のリンク記事もご覧になってみて下さい。

久しぶりの山歩き!

ひとたび赤坂山に足を踏み入れれば、手作りの案内板や、綺麗に整備された登山道が迎えてくれました。

山に入った時の木漏れ日も、土の上を歩く心地よさも久しぶり。

何年かぶりにこんな心地よさを感じました、やっぱり登山好きだな。

案内板も親切だし、かわいい

赤坂山の地図

わかりやすい手作りマップもあり、なるほどなるほど。

ここからここまで行けて、あっちは行けなくて、こっちにはいけるのか。

なんていうのもわかる様になっています。

そして手書きの感じがとっても可愛いです!

登山道は歩きやすくわかりやすい

登山道はとても歩きやすい。

急登や難所という様な箇所もなく、穏やかに続く登山道はロープでわかりやすくなっています。

赤坂山の栗の木

大きな栗の木です。

登り始めていた頃から感じていましたが、至るところにこのような可愛らしい絵や案内板あって、メルヘン山が迎えてくれたという気持ちになります。

まるで物語の中にでも入ったかのようです。

赤坂山のケルン

赤坂山のケルンです。

ケルンまであるなんて!

そしてその後ろには方向板もあって、ケルンはこの場所の目印にもなっているという訳ですね。

本当にこの山が好きな方々によって、大切に守られていることがよくわかります。

ルールを守って登っていきましょう。

見晴らしがよい

山頂辺りからの風景

開けた所までくると眺望が良いです!

ぼくが地図上で地形を辿っていた頃は「きっと眺望が良いと思うんだけどな。。」なんて思い描いていた、それ以上の眺めの良さが待っていました。

写真ではよく見えないかもしれませんが、海の方まで見えるんですよ!

嬉しい。

山頂へ到着!

赤坂山の山頂

そこから程なくすると山頂へ到着です。

手作りの椅子や机があり、草は綺麗に刈られて、ゆっくりと過ごすことができる場所になっていました。

ここでゆっくりと休憩をとりました。

さてここからどうしよう。

三角山へ縦走

上空を見渡すと大きな木があり、そこからゆらゆらとした木漏れ日が心地よいです。

色づく木々の葉の色は、季節が秋であることを感じさせてくれます。

三角山と大倉山の尾根道へつながるルート

赤坂山のピークへ登ったあと、どうしようかと考えてみました。

まだ体力も残っているし、天候もよかったので、三角山と大倉山とを繋ぐ尾根道までつながるルートを進んでみることにしました。

このルートも綺麗に整備されていて、途中少しだけ登りが続くところがあったりもしましたが、迷うことも無く、とても歩きやすくなっています。

そして、ここからはいつものオールドレンズで撮った写真になります。
(ここまではDJIのOsmoActionという小さなアクションカムの写真モードで撮っていました)

オールドレンズでは、目に留まった一瞬を切取る様な感じで撮りました。

この先も続いていく可愛らしい赤坂山のメルヘンワールドが伝わると嬉しいです。

木に絡まった枝葉が、ちょうど木漏れ日の中にあって綺麗でした。

パチリ。

実は登山をしていなかった期間も、いつかはまた山へ行きたいなと思っていたので、毎日仕事帰りに一駅か二駅分くらい歩いて帰ったり、駅のエスカレーターは使わずに階段で登り降りするとか。

ほんのちょっと、自分の続けられる体力作り?とまではいかないけれど、毎日少しづつで良いから簡単な運動になるようなことを心がけていて、何年かそういった暮らしをしていました。

札幌市内中心部が見える場所もありました。

この方角から見るのって初めてだなー。

ほかにも、好きだった甘くてしょっぱいお菓子も少し量を減らしたり、食事や睡眠にも気をつけて、自分で出来そうなストレッチや簡単なヨガなんかもして、生活の中に取り入れて自分が続けられる身体のセルフメンテナンスをしていました。

ちなみに、簡単なヨガというのは、この書籍を参考にして自分なりに心地のよいモノを取り入れて朝と夜のルーティンに組み込みました。


そんな日々の成果があったかどうかわかりませんが、この日はゆっくりゆっくり登れば息が上がることもなく、久しぶりの山歩きを本当に楽しめていました。

休憩場所

いたるところにある、休憩出来る場所。

山登りが久しぶりすぎて、ゆっくりゆっくり歩いて登るぼくには、とってもありがたい。

手作りの腰掛けに座らせてもらって、水分を補給して、息を整え、伸びをして。

また進みます。

山の秋

秋の色の葉が綺麗!

天候にも恵まれて、背景の青空に紅葉がよく映えます。

にゃんこ

さてさて。

みなさんは何に見えますか?

可愛らしいリボンも添えてありますね。

FOXはきつねくんも出るよってことかな。

「たぬきのためフン」です。

ぼくは初めてみました。

たぬきの習性でもある、「ためフン」がここにあるよって、イラストでおしえてくれています。

結局、この日ぼくは三角山と大倉山を繋ぐ尾根道へ出たあと、三倉の大下りから三角山へ登り、山頂からの眺めを楽しみ、そしてまた三倉の大下りを降って、哲学の道を歩いて三角山の山の手入口へ降りてきました。

そのあともう一度赤坂山の登山口まで歩いて行ってみて、綺麗な東屋で休憩をして、この日の山歩きは完結となりました。

あー、楽しかった!!

久しぶりの山歩きはとても心地の良い時間でした。

木々や土の匂い、鳥の声、少し色づき始めた葉の色。それに地域の人によって丁寧に愛されている赤坂山。

そのどれもがぼくを癒してくれ、また山登りしたいなと思わせてくれた日でした。


ちなみに、このブログでは何度となく紹介しているアイテムですが、所々で休憩する時にはこういう単眼鏡があると、少し遠くの眺めとか鳥とか木の葉とか、カメラやスマホで写真を撮らない人も結構楽しめると思いますよ。
(ちなみにぼくはこの日忘れて来ましたけど笑)

メガネを掛けている方は単眼鏡に付いているアイカップが邪魔かもしれませんが、クルッと回して取り外しもできる様になっているので、そうすれば少し使いやすくなります。

重たい双眼鏡を持ち歩くのは大変ですが、軽量でポケットにも収まるような単眼鏡は本当に便利ですし、値段が高い物でもないので外歩きのお薦めアイテムです。


動物たちとぼくたちが分け合う自然

ぼくたちと野生の動物たちは、ある一定の線を引いて、お互いに尊重しながら暮らしています。

この山では、ぼくらと動物たちがそうして自然を分け合って生きていることを感じることができました。

そしてそれをとてもメルヘンな視点で気づかせてくれること、決して押しつけではない、ぼくたち自身の頭で考えさせてもらえる気持ちの余白もいただけたような気がします。

これからも野生動物とぼくたちは、線の向こう側とこっち側、あるいは昼の時間と夜の時間で、お互い尊重しあい生きていくのでしょう。

こんな素敵な山道を作ってくださっている方々、そしてこの山のことを教えてくれた方に感謝をお伝えしたいです。

ありがとうございます。

そしてぼくはこれからまた山歩きを再開していこうと思っています。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が誰かの何かの役に立てば嬉しいです。

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