二十四節気でいえば「秋分」
9月22日〜10月7日の頃
暦の上では秋の気配を感じる頃。
とはいっても今年の札幌は高い気温が長引いているようで、9月も末頃だというのに日中はまだ25度近くまで気温が上がります。
この日は夕方になって涼しい夕方の中を散歩してきました。
秋分の頃ですから本来は夕涼みというような季節ではないのですが、そんな感じのひとときとなりました。
トンネウス沼をご存知でしょうか。
ところでみなさんはトンネウス沼という場所はご存知でしょうか。
トンネウス沼は札幌市北区にある「あいの里公園」の中心にあって、ひょうたんの様な形をしています。
以前から気になっていた場所なので、今回カメラを持って池の周りをぐるりと歩いてみることにしました。
いまは秋分の頃、これから徐々に日が短くなっていく季節です。
まだ明るい夕方に散歩出来る日々もそれほど長くは続きませんから、初めて訪れる沼の周りをぐるりと歩くなんて割と良い夕方の過ごし方かもしれません。
写真も何枚か撮ってきましたので、よかったら最後まで読んでいただけたらうれしいです。
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あいの里公園駅からも行きやすい

札幌の端の方にあるけどアクセスは良い
トンネウス沼のある「あいの里公園」の位置は札幌市北区の北端のあたりにあって、公園北側に面している国道337号線の北側には茨戸川があります。またその337号線を少し東に行けばすぐに石狩川でその向こうは当別エリアというようなロケーションです。
そんな場所に有るあいの里公園ですが、近くにはJRの「あいの里公園駅」があり、そこから徒歩でも10分ちょっとくらいで行くことが出来ます。
なかなかのアクセスの良さです。
弧を描く街のこと

空が広く見えるうれしさ
トンネウス沼のお話のまえに、少しこの街「あいの里」のことを触れておきます。
JR「あいの里公園駅」の前では空の広さを感じることが出来るはずです。
周りには高層の建築物が少なく、閑静な住宅街や歩道も広くなっている箇所も多く、とてものんびりと歩くことが出来る印象です。

ゆるやかな弧を描く街並み
あいの里の街並みでもうひとつ特徴的なのが、主要な道路がカーブになっている点です。
おそらくこの街を作る時点であえて道路が弧を描くように設計し、往来する車の速度を自然と落としたり都市デザインとしての景観の美しさをもたらしたり、静かで安心に心地よく住むことが出来る様に作られたのではないかとぼくは勝手に思っています。
このあいの里エリアと似た道路が弧を描く雰囲気は、他にも真栄エリアや平岡公園東エリアなどで観ることができます。
これらの街を歩いていると自然とリラックスした気持ちになるので不思議なものです。
あいの里エリアはこの「弧を描く街」に加えてJRの駅があることで、ひとつの大きな街が作られている様に感じられ、高層の建物や商業施設は隣の「あいの里教育大駅」の周辺に集約されているため、暮らしの動線がわかりやすくて綺麗な街だなと思うのです。
「弧を描く街」を歩いていたら良い気分になれるなんて、都市デザインというのは良いものですね。
なんだかあいの里の街に住んでしまいたくなります。
トンネウス沼のこと

ひょうたんの様な形の沼
このトンネウス沼は貴重なトンボの生息地になっているようで、自然の植生をそのまま残している様にも感じます。
沼の形はひょうたんの様なすこし不思議な感じで外周は1kmくらいでしょうか、沼の周りをランニングしている方や犬のお散歩をしている方とすれ違うことが多いです。
トンネウス沼がある「あいの里公園」の東側には駐車場があり、市民球場や遊具もあるため様々な目的で訪れる公園なのかなという印象です。

夕方が深くなっていく
陽もだいぶ傾いてきて辺りが夕方の色に染まり掛けてきています。
あいの里公園駅の周りは高層の建築が少ないと書きましたが、そこから徒歩10分と少しのこの場所はさらに空が広く見える印象です。
そして大きな幹線道路に面している割には公園の中はわりと静かで、ゆっくりとした時間が流れています。
まるでビオトープの様に自然がそのまま残るこの沼のそばにいると、どんな遠い街に来たのだろうとさえ感じます。
カラスも帰る頃

そろそろ帰りましょうか。
のんびりと沼の周囲をぐるりと一周して歩き、写真を撮ったり空を見たり沼の様子を見ているうちに、気が付くと辺りは深い夕方の雰囲気になってきました。
暗くなってしまう前に帰ることにします。
秋分の頃にトンネウス沼の周りを歩いてみると、ススキの様子やどんぐりを見つけたり、夕方の時間を迎えるのが少し早くなったように感じたりと、少しずつ秋が進んでいくのがわかる1日でした。
トンネウス沼の周りを歩いたお話はこれでおしまいです。
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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が誰かの何かのお役に立てば嬉しいです。