二十四節気でいえば「寒露」
10月8日〜10月22日の頃
暦の上では草木に冷たい露がおり、秋も深まり始めるころ。
10月に入って朝晩は10度を下回り、冷たい風が吹くようになってきました。
それでも日中は日差しがあればまだぽかぽかと暖かく、日中だけ歩いていると本当に秋が深まっていく実感はありません。
夕張の街を撮り歩き。
そんなこの日は空知管内の夕張市まで訪れ、街の様子を写真に撮りながら歩いてきました。
まずは国道274号線を使って新夕張駅で休憩して、そこから夕張本町まで移動しつつ、本町の辺りを散歩しました。
秋の入口の様な雰囲気がそこかしこに見られ、やはり秋が深まりその向こうに冬があるんだなと思える1日でした。
もしよかったら最後までご覧ください。
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もみじやまの駅名標

好きな眺めの場所。
以前は「紅葉山駅」(もみじやまえき)という名称で、その頃の駅名標がここ新夕張駅前にあります。
新夕張駅は少し小高い場所にあって、そこに登って「もみじやま」の駅名標を眺めると、こんなふうに夕張の街や山並みが少し映り込むのです。
ぼくはこの感じがとても好きで、今日もこうしてこの駅名標を撮影しました。
向こうの山々が紅葉に色づいたり雪の白で覆われる頃はまた違った良さの雰囲気になるのでしょうね。
夕張本町で撮り歩き

縦に長い夕張の街を北の方まで
新夕張駅で旧駅名標を眺めて撮ったあと、夕張本町まで移動しました。
夕張市は地図で見るとわかりやすいのですが面積が縦に長く、新夕張駅は南側にあってそこから北側に位置する本町エリアまでは車でも結構かかります。
新夕張駅から北へ進む道は、沼ノ沢、清水沢、若菜、鹿の谷、末広、といくつもの街が順に見えてきて、その途中で道はカーブしたり地形を乗り越えて緩やかにアップダウンしたりしながら本町へ到着するのです。
この、いくつもの街が見えてくる風景がとても好きなのです、鹿の谷の街に近づくとシナモンドーナツで有名な「うさぎや」に寄ろうかなんてそわそわして悩ましくなります。

もうすぐ紅葉が始まる
本町へ着いたら少しひんやりとした風を感じましたが、歩いていれば暖かくなるくらいの気温です。
オールドレンズを付けたカメラを持って撮り歩きます。
志幌加別川を渡す橋の上からは山の方が見渡せ、所々色づき始めているのが見えます。
この街を囲む山々はもうすぐ紅葉に染まっていくのでしょう。
夕鉄バスの街

白い車体と虹。
白の車体に山と虹のようなデザインが施された夕鉄バス。
ぼくはリアに「YOU」と書いているところが好きだったりします。
この夕鉄バスを走らせている会社の社名は「夕張鉄道株式会社」そう、かつて夕張鉄道を有していた会社です。
その会社がいまはこうして夕張の街にバスを走らせ、利用者の貴重な交通機関となっています。
ぼくもいつか栗山町から夕鉄バスに乗って夕張に行ってみたいなと思っています。きっと自分で車を運転するのとは違う景色が見えるのだろうなと思うのです。
高低差と縦撮り

遠く向こうまで
夕張の街は山に囲まれているため、街の中にもこの様に高低差がたくさんあります。
丘の上にこうして立てば、遠く向こうまで見渡すことも出来ます。
ぼくは思わずカメラを縦にして、「カシャ」とシャッターを切るのです。

もう一枚。
縦撮りをもう一枚。
夕張警察庁舎の近くから、志幌加別川とポンポロカベツ川の合流する辺りで撮りました。
深い谷を川が流れて向こうには立派な橋が見えています。
道端のお花とか


陽も傾く頃
道端に咲いている綺麗でかわいい花を撮ったりしているうちに、太陽も少しずつ傾いていきます。
山に囲まれたこの街は暗くなるのも少し早いことを知っています。ですので少し早めに帰ることにしています。
夕張の街、またすぐにでもまた来たいな。
あ、そうだ。
この日、新夕張から本町へ向かう途中、南清水沢に出来た拠点複合施設「りすた」に立ち寄りました。
図書館や多目的ホールや教育委員会など、様々な複合機能を有した施設「りすた」が出来たというのは聞いていたのですが、実際に訪れてみると館内の開放的な建築デザインや、たくさんの窓から入る暖かで明るい光が印象的でした。
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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が誰かの何かのお役に立てば嬉しいです。