札幌市の西の端にある緑地。
JR北海道函館本線「ほしみ駅」のすぐ北側にあって、春には桜で綺麗なことでも人気ですし、星観緑地北側の「下手稲通り」を少し東側に歩けば人気洋菓子店もあります。
この緑地のすぐ西側は小樽市になっていて、東側は星置川を挟んで住宅地が広がっています。
「駅前」という言葉で一般的に想像するような感じとは少し違っていて、駅を降りると緑地が広がっているというシチュエーションがぼくのこの場所を好きなポイントでもあります。
札幌市内の駅でありながら自然溢れる環境に囲まれた場所です。
この緑地へ冬へ来るのはクロスカントリーや犬の散歩の方が多いと思うのですが、ここから見える山々は冬でも綺麗ですし、そもそもこの緑地が白で染まる季節も綺麗なんです。
そういえば月を撮りに来たこともあったけ。綺麗な月の夜だったことを思い出しました。
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とても落ち着く場所です
緑地の中にはエゾヤマザクラの並木道があり、その道はキライチ川と星置川が合流するところで橋になっていて、この橋から川の様子を見るのが好きで時々来ています。
それに橋の上から見渡せる山々はとても綺麗で、登山者に人気の銭函天狗岳も見えて、山がよく見えるこの場所はとても落ち着く場所です。
少し話は逸れますが、銭函天狗岳には少し苦い思い出があって、あれは2年ほど前の初秋の頃だったでしょうか。
天気図を見ても雨など降りそうもないよく晴れた日でした。
朝から銭函天狗岳へ登っていると、急に天候が悪くなりその後すぐに大雨に見舞われました。ぼくが居た急登の所では水が滝の様に流れてきて、一気に流れて来た雨水に足を取られて数メートル滑り落ちてしまったのです。
運良く怪我はない感じでしたが、雨雲レーダーを見ても天候が好転することもなさそうで、少しずつ下ることにしました。
痛手は下山した時に気がつきました。ぼくの手の爪にはびっしりと土が入り混んでいて出血も多少あり、念のため近所の病院へ行ったところお医者さんから下記の二つを提案されました。
- 土は爪から取り出した方が良いので、麻酔を打ったうえで爪の土を掻き出す。ただし麻酔はめちゃめちゃ痛いとのこと。
- 麻酔は痛いので、麻酔を打たずに爪の土を掻き出す。もちろん麻酔を打たないのでめちゃめちゃ痛いとのこと。
ああ、もうどっちでも良い。。
結局とても痛い麻酔を打ってもらったのですが、もともと登山にはかなり慎重だったぼくがさらに慎重になるきっかけになった出来事でした。
春の日を想像しながら
ちょっと話が脱線してしまいましたが、じつはここの春の桜並木をまだ見たことがないので、春の日にまた来る予定でいます。
でもいまはまだ真冬です。白に染まる緑地にはとても綺麗な景色が広がっていました。
こんな寒空でもカラスは元気に飛んでいます。
歩きながら何枚か写真を撮ってみました。
そうそう、ここは「星観緑地」という素敵な名前なので、ここで観る星空は綺麗なのかなというのが少し気になっていることです。
もし綺麗に見えるのだったらJR駅が近くてとても良い場所だと思うのですが、住宅街も近いし緑地内には街灯もあると思うので、光量が多くてなかなか綺麗には見えないんじゃないかなと予想しています。
でも実際に来てみたら結構綺麗だったということも今までいっぱいあったので、月が出ていない夜に実際に星空を見に来てみたいとも思っています。