賃貸だけど玄関の壁に物掛けを作った!
以前から、玄関にマフラーや帽子なんかを掛けておく場所が欲しいなあと思っていました。
でもぼくが住んでいる部屋は賃貸だし、さすがに壁にドリルで穴を開けてフックを直接付けることも出来ないわけで、どうしたら良いかなと思っていました。
ナゲシレールを使うという方法があった
そんなある日、ホームセンターに行った時に、ナゲシレールという商品を知りました。
これは1×4材とかを壁に掛けられるパーツで、石膏ボード、ベニヤ板、木の壁に取り付けることを目的とした商品です。
「これで壁にマフラーや帽子掛けを作れるー!」と思い、早速これで簡単DIYしてみることにしました!
今回の記事ではこの「ナゲシレール」を使って、玄関の壁にマフラーや帽子掛けを作る工程について説明していきたいと思いますので、よかったら最後までご覧ください。
マフラーや帽子掛けが玄関に欲しかった理由
そもそもなぜ玄関に物掛けが欲しかったのかということですが、これは僕が仕事や趣味の写真撮影で外に行く際に「あ、マフラー忘れた」「帽子も忘れた!!」なんて感じで、靴を再度脱いで部屋の中に取りに行く無駄な時間がよくあって。
それに家に帰って来た時、雪や雨で少し濡れた帽子なんかをさっと掛けて干して置く意味でも、玄関に物掛けが欲しかったんですよね。
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DIYで玄関に物掛けを作ったら、暮らしやすくなった。

夏はこんな感じで帽子や日焼けのネックゲイターを掛けています
夏の探検セット!
写真を撮りに行く時は直射日光の場所も多く、紫外線や熱中症対策のために帽子は必須!それにクールネックゲイターもめちゃくちゃ愛用しています。
帽子は以前の記事で紹介したケシュアのForclaz100Anti-uv Hatです。
夏場は水分をまめに補給するのはもちろん大事だけど、日差し対策グッズもとても大事だし、こうしてすぐ手に取れる場所にあるのはとても便利!
こうしたちょっとした便利さって、暮らしやすさにつながるんですよねー。
ちなみに、ぼくが使ってるクールネックゲイターはモンベルのもので軽くてサラサラですごく使い心地が良いです。
冬はマフラーやイヤーマフやニット帽子を掛けています。

冬ならこんな感じで使っています。
冬は外から帰って来た時に、雪や雨で濡れたマフラーやイヤーマフとかニット帽を、こんなふうに掛けて乾かすのにめっちゃ便利に使っています。

カインズのファブリックミストも掛けています
外出先から帰って来た時に、コートとや衣類に吹きかけるのに使っています。
ファブリーズみたいなやつです!って言ったらわかりやすいかな。
外では色々なものが付着してると思うので、こういうのも玄関にあると部屋に入る前にシュシュっとできてめっちゃ便利なんですよね!
さわやかな匂いもするので、家に帰って来たときの気持ちも良いです。
そして、カインズ商品はデザイン良くてシンプルなので、こうして玄関に置いていてもインテリアの一部に溶け込んでくれるのがありがたい!!
ナゲシレールブラケット BRACKET for NAGESHI RAIL


今回かったのがこれです。
ナゲシレールブラケットと、それに取り付ける板も一緒に買って来ました。
購入した板は、松仕上げ面取の、長さ91cm・厚み1.8cm・高さ9cmのものを買いました。
ナゲシレールブラケット自体はそんなに高いものじゃないし、板は自分でホームセンターで好きなのを選べば良いかと思います。
ちなみに公式サイトでは、木材は「厚み15~19mm、長さ~910mmまでの木材」で、使用荷重は「10kg (木材の重さ含む)使用荷重は実験値です。設置場所や、使用木材によって条件が変わる為、保証するものではありません。」と買いてあったので、これを目安にすると良いでしょう!

買って来たナゲシレールの同梱物
パーツは多くないし、シンプルで説明書も入っていてわかりやすそう!
これならぼくでもDIYできそうです。
ここからはぼくが説明書を見つつも、自分なりに取り付けた方法を簡単に書いていきますので、よかったら参考にして見てください。

まずはナゲシレールの場所決め。
壁のどの辺りに取り付けたいかが決まったら、マスキングテープを貼って目印にしておきます。
大体この辺りにナゲシレールをつけて板を置くよ!っていう目印です。
この時、マスキングテープは板の長さより少し長めに貼って置くとあとで目印がつけやすくて便利です。
ちなみに水平になっていないとちゃんと取り付けできなかったり、そもそも格好悪くなってしまう、使いにくくなってしまうってことがあるので、水平をチェックします。
水平器は百均でも売っているので、ぼくは前に買ってあった百均の水平器でチェックしました。

次にブラケット設置位置決め
そして、板を仮にマスキングテープの上に当てて見て、ナゲシレールブラケットをどの辺りに配置したいかを決めます。
大体この辺りでいっかな!と思ったら、ペンでマスキングテープに印をつけておきます。

ナゲシレールブラケットの取り付けです。
次はナゲシレールブラケット(壁側)の取り付けです。
マスキングテープに対して垂直になるように壁側のナゲシレールブラケットを置いて、付属のピンを軽く刺しておきます。
*壁側のナゲシレールブラケットを取り付ける際は天地(上下)をちゃんと確認しましょう!
ぼくは思いっきり間違って、最初は逆に取り付けてしまいました。。
ちなみに上の写真でブラケットの右に穴が見えると思いますが、ブラケットを付ける際にあく穴の大きさはこんな感じです!画鋲刺したのと同じかちょい大きいくらいかなー?
ぼくの失敗が誰かの役に立てば嬉しいです。笑

ピンの本差し込みは10円玉で
そしたらコイン(ぼくは10円玉を使いました)で、ピンの頭を押し込むと、簡単にスルスルと入っていきます。
ぼくの家の場合、ここは石膏ボードだったので力も要らずスムーズに入っていきました。

これで壁側のブラケット取り付け完了
ナゲシレールブラケットの壁側の全ての穴にピンを差し込みます。
こんな感じになればOKです。

木材側パーツを取り付けるコツ
次は木材側に取り付けるナゲシレールブラケットですが。
- 壁側のパーツに、木材側のパーツを差し込んでおきます。
- 木材側のパーツについている両面テープを剥がします。
- 両面テープに板を水平になるように仮付けします。
- 板を上にスライドさせて木材側のパーツごと取り外します。
これで上の写真の様に壁側のパーツ位置に合う様に板に木材側のパーツがくっついて来ます。
そして最後に、板についた木材側パーツをドライバーを使ってネジで固定します。
これで壁側パーツにあった位置に木材側パーツを取り付けることができます。
フックは百均で買いました。

次は板にフックを取り付けます。
ホームセンターではいい感じのフックが見つからず、百均のセリアに行ったらとても良い感じのレトロなフックが売っていました!!
これめっちゃいいかも!
三つ買ってきて、均等の幅で取り付けることにしました。

百均で買ったフックを板にネジ止めするとこんな感じになりました。
結構良い感じですよー!

これで一旦完成!!
そして百均で買ったフックをつけた板を壁側のパーツにスライドさせて取り付けます。
こんな感じになりました〜!
なんか思ってたより雰囲気が良くて嬉しい!!
やっぱりニスを塗ろう!

これで完成って思ったけど、ニスを塗ることにした!
考えて見たら家から帰って来た時に、雪や雨で湿ったマフラーとかニット帽とかを掛けるんだし、ニスを塗っておいた方が安心だな!
それに、色がついてた方が雰囲気出ていいかも!
と思ってニスを塗ることにしました。
ぼくはこうして後からニスを塗ることにしたのですが、ニスを塗るなら最初に塗って置いた方が楽かと思います!
ちなみに使ったニスは百均ダイソーのニス、「チーク」と「乳白色」を紙コップで混ぜていい感じの色に調合してから塗りました。

ニスを塗って再度取り付け!
丸一日乾燥させてから、再度壁側パーツに取り付け!
結果こんな感じになりました。
やっぱりニスを塗った方が色の感じも雰囲気があって良いですね!!
ニスを塗るのも楽しいし実用的だし、やっぱりニスを塗ってよかったです。

いまではこうして便利に使っています。
やっぱり玄関にこういうのを掛ける場所があるとめっちゃ便利です。
DIYとしてはそれほど難しくないので、楽しんでできると思います。
ちなみに上の方でも書きましたが、壁にあく穴はそれほど大きいものではなく、画鋲を刺した穴より少し大きいくらいかな?と思います。
ぼくは事前に大家さんから「これくらいなら全然いいよー」って言われてたので、特に問題なく賃貸の壁に便利なフックを取り付けることができましたー!
もし壁の穴が心配だったら、管理会社や大家さんに相談するのが安心ですね。
木の感じが玄関にあるのが良いです
もちろんフックとしてもめちゃくちゃ便利なんですが、こうして壁に板があることで木の感じが優しくて、インテリアとしてもとても良いと思います。
上の写真の右上にチラッと写ってますが、以前の記事で書いた「木製のスイッチプレートカバー」ともマッチしてて、木のある玄関ができて雰囲気がとても良くなりました!
ラブリコのスクエアフレームで百均カゴを乗せて手袋やマフラーを置く場所も作りました。
ナゲシレールの帽子掛けの下に手袋やマフラー置き場も作れてめっちゃ便利になりました。
DIYも簡単だったのでよかったらこちらもご覧ください。
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この記事が何かのお役に立てば嬉しいです。
また、他にも家の暮らしのことは、インテリアや家具というタグでまとめています。
よかったらこちらもご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。