マイクロフォーサーズのカメラを使っていた頃、オールドレンズを3本ほど買い集めていて、その中にいままでこのブログで全然書いていなかったレンズがあります。
それもそのはずで、このレンズを使う機会が今までほとんどなかったのです。
それはレンズには曇りがあって状態が余り良くなかったりとか、結構な重さだったりとか。単焦点レンズみたいにハッとするほどの画質な訳でもなく、、
なんて言い訳は山の様に思いつくものです。
けれど、今日はこのレンズを持って出掛けてみることにしました。
この記事ではそんなレンズを使って撮った写真とともにお話していきます、よかったら最後までご覧ください。
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望遠レンズを持って外に出てみよう

換算315mm相当のズームレンズ
上の写真が今回お話する「Tokina SD 70-210mm F4-5.6」のレンズです。
ちなみにぼくが普段使っているレンズはそれぞれ16,30,56mmのSIGMAの単焦点レンズです。
その他にROKKORのオールドレンズも2本ありますが、それも50,135mmの単焦点レンズなので、遠い被写体をアップにして撮ることが出来ないなあと思っていて、そんな時にこのレンズのことをふと思い出しました。
このレンズは手でぎゅーっと引き伸ばすと最大210mmまでのズームレンズになり、フルサイズに換算すれば315mm相当ということになります。
色々あるけど望遠レンズも使ってみよう!
そして、この「Tokina SD 70-210mm F4-5.6」のオールドレンズは、マニュアルフォーカスなので、手ブレを抑えたりピント合わせだったりも難しいのですが、とにかくこれなら遠くのモノを映せるかな、いつもと違う視線で撮れるかな、なんて思いながら、今回は鳥のいそうな場所へ訪れてみました。
東屯田遊水池

いつもの遊水池
鳥を観たくなるとつい訪れてしまうのがここ、東屯田遊水池です。
この日は曇り。
11月の終わり頃で、今にも雨が降りそうな天候で、そしてかなり寒いです。
長くじっと立ち止まって居ては手足から身体全体に冷えていくのは容易く想像ができます。
けれどこの遊水池にはたくさんの鳥さんが待って居てくれました。しかも普段街中ではあまりお目にかからない鳥です。
上の写真はオオバンでしょうかね。
さっそくこの望遠レンズの210mmで撮影してみました。
鳥さんには気が付かれないように、驚かせたりしないように、遠くから見守るようにそっとそっと撮影します。
ピンとは甘々だしレンズの曇りも画質に表れてしまっているようですが、それでも結構遠くに居る被写体を大きく写すことが出来ました。
思わず「おーっ」と心の中で声を出しました。笑
望遠撮影も楽しい。

普段とは違う目線になります。
画質の問題はあるにしろ、普段とは全く違う距離感があって、それによって目線も変わるし、物や風景の見方も違って見えるような気がします。
まだまだ全然うまく撮れませんが、この日このレンズで撮った写真を並べていきますのでよかったらご覧ください。






遠くを撮ったり、大きく見せたり
いくつか写真を撮りましたが、どうもぼくはまだまだ望遠レンズに慣れて居ない様です。
けれど、70から210mmの幅があるので、はるか遠い物だけではなく、少し向こう側にあるものを大きく写すこともでき、またその圧縮効果で背景もボケてくれますし、結果的なことですけれど曇ったレンズの雰囲気も合わせると、なかなか面白い雰囲気の写真も撮れることがわかりました。
この記事の一番上の写真などは、とても好きな雰囲気になりました。
このレンズも使っていこう。
春のお花が咲く頃に使ってみたら良いのでは無いかと思って居ますが、あれこれ考えずにとにかく適当になんでも撮っていればいつかこのレンズの得意分野が見つかりそうな気もしています。
そんなわけで、とにかく今後も時折このレンズを使ってみようと思っています。
少し重いけれど、これからはこのレンズも鞄に入れて持ち歩いて、またこのレンズで雰囲気の良い写真が撮れたら記事にしてご紹介したいと思っています。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事がどなたかの何かのお役にたてばうれしいです。