実験書店ブックバードさんがある大麻銀座商店街へ

Bookbird

居心地の良い本屋さん。

ぼくが初めてこの書店に興味を持ったのは、

「夜だけ開いている書店があるらしい」と何かで知ったことから始まります。

去年の春か冬くらいの話です。

その日は仕事を早めに切り上げて帰りに立ち寄ってみたのですが、

店内の灯が商店街まで溢れているのをみて「あ、営業してる!」と思ったのを今でも覚えています。

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本に囲まれるあたたかさ

夜の商店街に本屋さんがあるというだけで、わくわくする感じが止まりませんでした。

写真は今年2月に店内を撮らせてもらったものです。いつかこのブログで書きたいと思っていて今年5月に営業時間が変わるようなので、それに合わせて記事にしてみました。

たくさんの本がありました

商店街にある書店「実験書店ブックバード」ってどんなところだろう、夜だけ開いているってのもなんだか不思議だなあ。

そんな風に思っていざ店内に入ってみるとたくさんの本がありました。店内の暖かさとなんとも言えない居心地の良さで、気がつくとぼくは1冊1冊ゆっくりと背表紙を眺めて興味のありそうな本を探していました。

雪の積もった夜の商店街にある書店に来ること自体が楽しくて、それにせっかく夜の大麻の街まで来たのだから。そう思うと本を探すのも楽しくて、お気に入りの一冊を探す僕と書棚との距離は10cmくらいになっていたと思います。

いま外が寒い冬の日だなんてこともすっかりわすれるほどです。

中には新書もありました

多くは古書ですが新書もありました

ぼくは郷土史や街の本が好きなのですが、僕が以前読んでいた地域季刊誌のバックナンバーや何度も図書館で借りて読んだ街の本があって、「おお」とか「わあ」とか独り言を言っていたかもしれません、そうしてついつい長居してしまいました。

来るたびにじっくり本を探してしまう

その後は何度か来るようになりました

この商店街では現在月に一度「ブックストリート」という、古書市や書評合戦「ビブリオバトル」や読み聞かせなど、本をきっかけに地域の人や遠くからも人が集まってくる熱いイベントが行われていて、その時は昼の時間に営業しているので、それもあって何度か訪れる様になりました。

その度にじっくりと本を探してしまうのです。

2017年5月、営業時間が変わりました

午後2時から7時までになりました

夜だけ開いている書店でしたが、今年2017年の5月からは営業時間が変わって「火・金・土の午後2時~午後7時」になるようです。

こちらのお店は北海道ブックシェアリングさんの方が運営されていいて、これから新しく始まる広大な北海道での読書環境整備のネットワークを形成する「ぶっくらぼ」という事業に合わせて、こちらのお店の営業時間も変更になったようです。

夜の中で暖かい灯がついている雰囲気が好きだったのでちょっとだけ残念ですが、それでもたくさんの古書で溢れるこの商店街にある書店が、営業時間が変わっても開き続けていてくれることはとっても嬉しいです。

夕方の商店街と書店という風景も考えてみたら楽しそうですし、商店街で買い物してからブックバードさんへ行くっていうのも楽しそうです。

事前に調べて行ってみてください

ブックバードさんはFacebookページもあるので、お店に行かれる方は事前に営業日や営業時間をチェックしてから行ってみると良いと思います。

また営業時間も変わるかも知れませんしね。

いまどきはスマホを開いて画面上を指でなぞらせるだけで数日後には自宅に本が届いたり、あるいはスマホやタブレットで電子書籍をダウンロードして読めてしまいますけれど。

札幌の隣町の商店街まで古書を探しに行ってみるのもなかなか楽しい1日になると思います。


*追記

ブックバードさんは、2020年2月で閉店されました。


ブックバードさんが閉店されるのは、少しさびしい気もしますが、あたらしい事業も応援していきたいと思います。

冬のブックストリート

大麻銀座商店街は電車でも行けるよ、冬のブックストリート編

2017年2月25日

そしてきっとぼくはこのブックバードさんがあった「大麻銀座商店街」へ、今後も足を運んで写真を撮って歩いたりすると思います。

とても雰囲気のある商店街なのです、みなさまもぜひ行って見てはいかがでしょうか。

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