だいたい11月22日〜12月6日のあたり。
二十四節気でいうと、冬が進むと同時に時折まるで春の様に穏やかで暖かな「小春日和」もある頃です。
先日旭山記念公園で雨の朝を迎えたお話を書きましたが、それから二週間ほどしてから再び朝の旭山記念公園を訪れてみました。
今回は快晴とまではいかないにしても、空に浮かぶ薄い雲が朝焼けの中でアクセントになってくれて、とても綺麗な朝陽やその前後の綺麗な空を眺めることができました。
どの写真を記事に載せようかという選定が難しかったので、今日の記事ではたくさんの写真を載せることにしました。
明けていく晴れた朝の空がどんな様子か、一緒に見ていただきながら最後まで読んでいただけたら嬉しです。
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空は夜と朝のグラデーション



街はまだ暗い頃。
旭山記念公園から街を見下ろすとほとんどが暗闇で、まだまだ夜の中にあるのがわかります。
それでも空には朝の予感が広がっていて、オレンジの明るさが雲の形を浮かび上がらせている。
今日は綺麗な朝焼けがみられるのだなと思うと嬉しくなります。
朝の色が浸透していく。




はじまりの朝。
風見鶏と時計、鳥の巣、藻岩山、葉が落ち切った枝の隙間から見える朝の空と街。
この辺りにも朝がそろそろやってきます。
何もかもが始まる頃です。
街の様子も見えてきて。



明るさは徐々に進んでいく。
さっきまでまだ暗かった街中も、ビルの形がわかり、そしてあれはどこのビルだろうというのも分かるくらい、明るくなってきます。
まだ朝の太陽が届いていないけれど、それより先に朝の明るさが届くのです。
朝を告げる一羽と。



僕の元へ
遠くからカラスが悠々と飛んできて、ぼくの頭上を超えていきます。
その鳥はまるで朝の使者みたいで、「もうすぐ日の出だよ」とぼくに教えてくれた気がしました。
さあ、日の出時刻です。
綺麗な日の出を眺める。




街に朝が降り注ぐ。
空の色は一瞬として同じ色にはならず、そして信じられないくらい綺麗な色を見せてくれる。
そんなことを考えていたら、山裾ぎりぎりのあたりから朝陽が登ってきました。
朝陽は初めうで卵の黄身みたいな色だったけど、地平線近くの薄い雲に隠れたりまた出てきたりしているうちに、気が付くと強い光を帯びてオレンジ色に輝き出しています。
その朝陽の明るさは街の中まで降り注いで、はっきりとした朝がやってきました。

その後も空の色はオレンジのようなピンクのような、なんとも言えない変化を続け、気が付くと朝の色も薄くなっていくのです。
これは数十分のほんの一瞬の出来事で、その一瞬を見るために早起きしてここに来て本当によかったなと思えました。
ASAYAKEの中で。
この日の朝のことを思い出しつつこの記事を書いているとき、ぼくはこの曲を聞いていました。
これはKey of Lifeの「ASAYAEの中で」という曲で、CASIOPEAの名曲「ASAYAKE」のギターリフをサンプリングしていることでも有名です。
この曲のイントロ冒頭、例のサンプリングのギターリフ、ストリングス、4分打ちのカウベル、エレピが重なる所がとっても好きなんです。
曲名のとおり朝焼けの中に居る様に感じられて、ブログで「朝焼け」という文字を打つ時、ぼくは大抵この曲が頭に浮かびます。
なかなか入手しにくいCDかもしれませんが、もし聴いていただける機会がありましたら「ははーん、こういうことね!」って思っていただけたら嬉しいです。
そしてもちろん、この曲はイントロの冒頭部だけではなく、曲中やGAKU-MCさんのラップ部もすっごく好きです。
ぼくはここ数年で大量のCDを手放して音楽ストリーミングサービスに移行しましたが、どうしても手元に残しておきたいCDが数十枚部屋の棚にあって、そこにこのCDもあります。
これからも朝焼けを見るたびにこの曲が頭をよぎるんだろうな。
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他にも、朝焼けや日の出や朝陽のことを書いた記事は「朝陽や日の出」というタグでまとめてあります。もしよかったらこちらもご覧ください。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が誰かの何かのお役に立てば嬉しいです。