雪解けの季節に、丘珠空港緑地を散歩した。

埃っぽくて、曇りがち。

3月に入ると札幌では雪がどんどん溶けていきます。

どろどろと溶けた雪の下からは砂やゴミが顔を出し、それが乾いて風に舞って、この季節特有のほこりっぽい雰囲気になっていく。

そういう春の感じが以前はあまり得意ではありませんでした。

それが写真を撮るようになってからは、晴れとも曇りとも付かない雪解けの頃をどうやって撮ると綺麗に映るのかななんて考えているうちに、この季節も悪くないなあと思うようになっていました。

もう少しすると水芭蕉やふきのとうの春の便りもやってくるわけですが、3月の頃はまだ雪が溶けてゆくのをみている季節。

外を歩けば靴底が泥だらけになるけど、それもまたこの季節ならではなのです。

汚れても良い靴でこの辺りを散歩しました。

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飛行機がすぐ頭上を通り過ぎてく

飛行機を見てると楽しい

これがどんな機体かとか、どこからやってきたかとかもわからない。

飛行機には全然詳しくないし、そもそも飛行機に乗るのがとても苦手です。

けれど遠くから空を飛んでる飛行機をみたり、近くで真上を飛んでるのを見るのはとても楽しい。

この通りからは飛行機がこんな風に見えるんです。

飛行機を撮るときは皆さん望遠レンズを使うことが多いのかな?と思うんですが、僕がこのとき付けてたレンズはAPS-Cの30mmで、35mm換算でも45mmという標準レンズよりちょっと広角側のレンズ。

そんなレンズでもトリミングなしでこんな風に撮れます。ここではこの大きさで飛行機が見えるのです。

すごいよね。

丘珠空港緑地きたかぜ広場

この日歩いたのは、丘珠空港の北側の通り、ちょうど丘珠空港緑地きたかぜ広場との間の道。

とても広くて見渡しも良く、ぼくが好きな場所のひとつで、以前から何度も足を運んでいます。

きたかぜ広場の駐車場は冬季でまだ開いていませんが、公園を散歩したりランニングしたりする人がいました。

雪は溶けて来たけどまだまだ寒い季節。

それでも風がなければ散歩も気持ち良いですからね。

大きな飛行機もやってきました

遠くの山並みと飛行機

今度は大きめの飛行機がやってきました。

ここの良いところは遠くに山並みが見え、その手前には街並みが見えるところ。

札幌の日常の風景の中に飛行場があることが良くわかります。

ここから見えるその眺めがとても好きです。

アクセスは地下鉄栄町駅とJR百合が原のちょうど中間辺り。

といっても、どちらの駅から歩いても往復だと結構歩くことになるので、足はぱんぱんになりますよ。

ぶーんと音をたてて着陸

遠くにはイオンの看板やマンション群が見え、やはり街の近くに飛行場があることがよくわかります。

そして山々には雪の白がまだらに見えています。

山々の色は、空の明るさや空気の澄み具合で色が違って見えますが、この日は雪の白も混ざってだいぶ青く見えていました。

ぼくの好きな山の色です。

雪解けの川は水量も増えます

ここからは56mmのレンズに交換して、そのまま篠路まで歩いて、伏籠川の様子を見てから帰ることにしました。

さすがに雪解けの季節とあって、川の水量は多めです。

この季節は雪が溶けて河原に行きたくなりますが、雪解けて水量はどんどん増えて行きますので、川面近くまでは行かないように気をつけます。

雪が積もっていたところからは、去年の草が顔を出しています。

この日は結局最後まで晴れているのか曇っているのか良くわからない天気で、撮った写真を後から見ても空の青ははっきりとせず、やはりこの季節ならではだなーという感じでした。

それと家に帰って顔を洗って鏡を見ると少し赤くなって日に焼けているのに気がついた。

この季節も紫外線が強いんですよね、日焼け止めをすっかり忘れていました。

けれど去年から外へ出ない時間が増えていて、だいぶ運動不足だったので良い散歩になりました。

まだまだ気をつけることが多いですが、身体がなまらないようにこんな風にまた歩いてみようと思います。

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