初日の出が見られなくてもいい

前回の記事では「今年最後の月を見に行く」ということを書きました。

他の人があまり考えないようなことを楽しめていたかもなとか、あんなふうに朝の月を追いかけて撮影することも今までなかったなって思うと、これからも何でも思い立ったらすぐにやってみようという気持ちでいたいと思います。

そんなわけで2022年が始まりました。

いつもおささるろぐを読んでいただけている皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

そして今年2022年最初の記事の内容は、
「初日の出を近場で見たい」というものです。

えー!さっきまで「他の人があまり考えないようなことをー」なんて言ってた人が何てベタなことを言い出すのか、なんて思われるかもしれませんが、この日は朝に少し時間があったのと、札幌市内は日の出時刻の少し前から天候が荒れて吹雪の予報だったのです。

そういった条件の中で、なんらかの初日の出を見られないものかなって思っていたのです。

遠くまで行って撮りに行く時間の余裕もなかったので、そうなると地平線から綺麗に顔を出す太陽を見ることなんて難しいことくらいわかっていました。

なんらかのもので良いのです。

さまざまな天気情報と地図を見比べてみる。

いちど深呼吸をして、いろいろな情報を集めて、まずは状況の把握をします。

札幌の天候は確かに荒れていそうですが、苫小牧方面の朝方は晴れの予報でした。

そこまで行く時間の余裕はないので、札幌の端の方や少しだけ札幌を出たところから、なんとなくでいいから「最初の朝」の風景が見られたらいいな。

そんなふうにして、元旦の日も早起きで一日が始まりました。

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今年最初のおはようございます

ようやく太陽が見えました。

札幌から千歳方面へ向かい、吹雪の中を抜けて見られたのが上の太陽でした。

太陽は既にだいぶ高く上がっていて、あまり初日の出といった感じではありませんね。

でも、これが今年最初のおはようございます、なのです。

その時、ふと横を見てみると、遠くの山々に朝の太陽の明かりが届いているのが見えました。

この記事の一番上にある写真です。

地平線から昇る初日の出がみられなくても、遠くに届いた綺麗な朝の風景が見られて嬉しい!

そんな気持ちでした。

今年も良い年になりますように

結局、日中も元旦の札幌はこんな感じで吹雪いていました。

ですが、今朝はすこしだけ足を伸ばした先で綺麗な朝の風景を見ることができ、それはいろいろな条件が悪くても違う方法や考えや楽しみ方ができると捉えれば、今後も楽しい日々を過ごすヒントになるのかな、なんて思いました。

今年もさまざまな難しいことが続いたり、出て来たりするかもしれませんが、こういった形で楽しいと思える気持ちを忘れずに毎日を過ごして行きたいなと思っています。

そして新年になると「今年の抱負」が話題になることがありますが、ぼくには毎年「今年の抱負」がありません。

これには理由があって、スタートは毎日や毎時間や毎秒の「いま」で、元旦ではないと思っているので、あえて「今年の抱負」を考えないようにして、「こうしたいな、こうなりたいな」と思った時からやってみることを心がけています。

あと、最後にぼくが実践している早起きをするコツを伝授したいと思います。

「今日も良い日だった、明日も楽しい朝の時間が待っていて楽しみだ」とつぶやきながら寝ることです。

明日の楽しい朝の時間は、新しく買ったコーヒーを淹れて飲むとか、読んでいる本の続きを読むとか、ほんのちょっとしたことで良くて、とにかくそうつぶやいてみることです。

もちろん、近所の散歩でも良いので「朝の風景を見に行く」という楽しみを明日の朝に用意しておくのはとてもおすすめです。

朝はいつも見ている風景と違って見えたり、空気の感じも日中とは違っていたりするのでとっても楽しいです。

そして、いつもこの「おささるろぐ」を読んでいただけているみなさま、どうぞ今年もよろしくお願いします。

他にも、朝焼けや日の出や朝陽のことを書いた記事は「朝陽や日の出」というタグでまとめてあります。もしよかったらこちらもご覧ください。

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