ウトナイ湖へ立ち寄ったとき、この観察路の存在を知りました。
この日は胆振地方の東側へ向かうのに国道36号線をひたすら南下していて、その途中で休憩がてらウトナイ湖に立ち寄りました。このとき自然観察路があることを知りました。
ここの自然観察路歩いてみたい。
普通のコートだけどその下はフリースやダウンベストなど写真を撮るときに寒くないような格好をしてきて、靴もケシュアの冬用シューズを履いていてという。
たまたま今日はこれくらいの所なら歩けそうな格好をしていました。
まだ時間もあるしちょっと歩いてみようかな。
そう思い自然観察路の様子を見てみると、積雪も少なめで踏み固められていてスノーシューやカンジキなしでも歩けそう。
そうだなあ、やっぱり歩いてみよう。
どんな景色がみられるのかわからないけど、冬の湖畔散歩も楽しそうだしなあ。
*今日のカメラの設定
使ったレンズはLumix 14mm F2.5のみ。F値はほとんど開放値のF2.5、ISOは200くらい。ピクチャモードはVividにしています。普段はFlat設定にしていますが、冬の間は色が少ないので色彩が際立つようにVividを使うことが多いです。
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木々の中を歩いて遠くまで見渡せる湖畔まで行きました。
この自然観察路は湖畔あたりにも繋がっているようで、そこまでは木々の中を歩いていくようになっていて、道もいくつかに分かれてもいます。
道が別れたり交差する所には迷わないように案内板も立ててあってちゃんと管理されている様子が伺えます。
さあ、歩いてみよう

木々の中を歩くのは久しぶりだなあ。
寒いとか積雪がとか理由を並べては外を歩く頻度がどうしても減ってしまいがちだったことに気がつきました。
木々の中を歩き始めると、鳥の声が聞こえてきます。それと同時に気がつくのは飛行機の音が聞こえることです。

新千歳空港がそれほど遠くないためか、飛行機の音が聞こえてきてそれが聞こえなくなってしばらくすると次の飛行機の音がまた聞こえてくるという感じで、ずーっと飛行機の音を聴きながら歩いていました。
上空は着陸前のルートだとか、それとも回旋のエリアになっているのかもしれませんね。
少し広い場所が見えてきた。

そうして歩いていくと少し広い場所が見えてきました。
湖畔が近いのか植生が少し変わってきた感じもします。広い場所を横目にみながらさらに歩いていきます。
ひらけた光景が見えてきました。

明らかに湖畔であろう風景が目の前に見えてきました。
枝のトンネルを歩きながら進んでいきます。
木々の中を抜けて広い所が見えると、まるで山頂に登頂したような心地よさを感じます。
これが夏ならちょっと迷ってしまうかもしれないなあって思ったんだけれど、冬の季節のおかげで木々の葉も落ちていて、少し遠くまで見渡しながら歩けるので、植生が変わる雰囲気を感じながら歩いてくることができました。
遠くまで広がる景色が綺麗

ウトナイ湖の風景が目の前に広がっています。
周りには誰もいません。とても心地よいです。
飛行機のゴーゴーという音が聞こえているのに「静かだなあ」という印象を受けます。街の喧騒が無いということだけで静かだと感じるものなんだなあって感心してしまいました。
湖畔沿いを歩いていきます。

湖畔へ出た観察路はここから90度曲がって、湖畔沿いにさらに続きます。
少し先まであるいてみよう。

さっきまでの木々の中ハイクも楽しかったけど、湖畔沿いのハイクっていうのもとてもよい時間です。なんだか気持ちがすーっと落ち着いていくような感じすらします。
綺麗な景色だなあ、来てよかったなあって思うことに満足したら、そろそろ引き返しましょう。
帰りも迷わず戻れました。

案内図がところどころにあってとても親切でした。おかげで帰りも迷わず帰れました。
気が向いたので動画も撮って繋げてみました。
BGMのピアノはぼくが適当に弾きました。
初代E-M5の動画性能はそんなに高くないし、ジンバルもないからブレまくりなのですが、動画で見てもらうと飛行機の距離感や音の雰囲気はわかりやすいかなと思います。
今回は予定になかったウトナイ湖畔ハイクを楽しみました。春になったら植物も芽吹いたり、雪の白だけじゃなくて彩も綺麗に見られそうだし、またきてみようと思っています。