7月の末に鵡川の川沿いを歩きました。
この日ぼくが住む石狩地方のまちでは気温が30度を超える予報で、北海道の夏のわりにはずいぶんと暑い日になるはずでした。
そう思うと少しだけ避暑をしたくなり、胆振地方へ出かけることにした。
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天気予報をよく見ている方はわかるかもしれませんが、札幌周辺が30度位でも苫小牧だと25度くらいで5度くらい低い日が結構あるのです。
そんなわけで僕にとって夏の胆振地方は日帰りで避暑ができる街になっていて、この日も午前中のうちに札幌を出て胆振地方へと向かいました。
いつもなら苫小牧の街をぶらぶら歩いて海を見て帰ってくるのですが、今日は久しぶりに鵡川のまちへいくことにしました。
以前にも鵡川の川沿いを夕方に歩いて綺麗な風景を観て来たことがあるのですが、今日はどんな風景に出会えるか楽しみです。
さっそく国道36号線をひたすら南下して、日高自動車道の沼ノ端東から無料区間を使って鵡川まで向かいました。
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鵡川の川が海につながる場所

鵡川の川近く、川が海へとつながる河口あたりまで来ると、ずいぶんと涼しい風が吹いています。
予報だとこの時間帯の鵡川の気温は22度程でしたが、海風と川沿いというロケーションもあり、体感温度は20度を少し下回るくらいかという涼しさでした。
もうずっとここでぼんやり海を眺めていたい。
そんな気持ちになるような心地よい気候です。
曇りがちだけれどそれもいい。

青空は見えず薄い雲が上空を覆っています。
さらには霧のような感じもあり、真っ青で綺麗な海こそ見られませんが、この薄曇りも涼しさの一因を担っていてとても良い雰囲気です。
ぼくが撮った写真でそれが伝わるといいのですが。

流木も雰囲気があっていいな。
時折「少し寒いくらいかも」なんて瞬間もあって、持って来た長袖を羽織って写真をぱちぱち撮って歩きます。
「寒い」で思い出したのですが、いつだったか真冬の頃にここへ来たとき、上の写真でも見える向こう側の砂浜がキラキラしているのを見ました。
それはおそらく海に流れ出した川の氷が海岸に漂着する、いわゆる「ジュエリーアイス」の現象ができていたのではないかと思います。
近くでみたい気持ちもあったのですが、とにかく極寒すぎて遠くからみるだけにしておきました。
冬山にも登れるような装備じゃないとあの極寒には耐えられる気がしませんでした。
でもいつかジュエリーアイスを写真に収めてみたいな。

そんなことを考えていたら鳥が飛んできた!
パチリ。
カモメかな。
上空からの眺めはさぞ美しいんだろうな。

この看板には「車両の乗り入れは、砂洲に車輪が埋まる可能性があり危険です」「◎遠距離での撮影可能」と書いてあります。
けれどもこうして轍ができているということは、車で乗り入れてしまう方も多いのでこのような看板を設置されているのかもしれませんね。

せっかくなので川の上流側も歩いてみました。
もう列車は来ることがありませんが、鉄橋は緑の中でいまも凛として存在しています。
ずいぶんと綺麗な景色です。
浜厚真駅へ



浜厚真の駅にはかわいらしいイラストが描かれていました。
あまりに可愛いのでアングルを変えて何枚も撮ってしまった。
それに駅前のムラサキツメクサかな、花と葉が綺麗で、この日の天候と合うように淡く撮ってみました。

そして浜厚真まで来たからにはここにも来なくちゃ。
ってことで、駅からほど近くにある浜厚真海浜公園へ訪れた。
ここから見える「苫東厚真発電所」の眺めが好きなのですが、この日は霧で薄くなっていて上半分は全く見えていません。
それでもこの霧の雰囲気も涼しげで良いです。

そう、話は前後してしまいますが、鵡川では帰りに道の駅へ寄り、売店で売っている「ししゃもねこ」のキーホルダーを買いました。
鵡川の道の駅には「ししゃもねこ」グッズのコーナーがあって、これがとても可愛いので近くまで行くことがあれば皆さんにも是非見に行ってほしいです。
猫のような、ししゃものような。。
なんて言ったらいいかわかりませんが、かわいいんですよね。ぼくはこうしてパスケースに付けています。
ほかにも道の駅では地元の美味しいものやお菓子も沢山売られていて、それらもいくつか買って帰りました。
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今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。