三笠旧幌内中学校の常設展。
旧校舎を利用した施設は「アルテピアッツァ美唄」があまりにも有名です。
とても好きな場所で、いままで何度も行っています。
春も夏も秋も冬にも。
他にも旧校舎を利用した施設が無いか調べてみると、
三笠に「ミカサ・モダンアートミュージアム」というのがあるのを知りました。
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小道を入った坂の上にあります
ここは三笠市の芸術文化交流施設で、
常設展もあり展示は1階と2階と体育館。
つまり校舎内をだいたい見られるということになります。
前から気になっていたので行ってみました。
三笠市幌内町3丁目58、旧幌内中学校
クロフォード公園をさらに進んだあたりにありますが、校舎に続く坂道は案外小さな道になっていて、気をつけていないと見過ごしてしまいます。
坂道を登ると校舎が見え、その向こうにみえる裏山も印象的な場所です。
夕暮れ時、枯れ草のグラウンドと鉄棒
多分、グラウンドです。。
校舎に続く坂道の左手にはグラウンドがあり、伸びた枯れ草と錆びついた鉄棒が印象的です。
おそらくグラウンド自体は手入れされているようですが、草の成長がすごくて手入れが追いつかないというような印象です。全く手入れされていなければもっと鬱蒼としているような気がします。
ガタっという音は分針の刻む音
人の気配がありません。。
校舎まで来て見ましたが、人がいる気配がない。学校の前に車が1台あったけれど誰もいないのかなあ。
そう思って入り口を探していると「ガタッ」という音がして、思わず「うあぁ」と小さな声を出してしまいました。
その音は頭上から聞こえたような気がして見上げてみると、National製の時計が6時18分を指していました。時間は全く違いますがいまでも動いているのですね。
さっそく校舎へ入ってみます
正面玄関が入り口でした
こんな風になっているので、入っちゃだめだよということかと思ったらここが入り口でした。
開館時間は平日午後1時から、土日祝日は午前9時から、いずれも閉館は午後5時までということと、ペットの入館はお断りしますと書いてありました。
そしてここのすごいところは入館料が無料(タダ)というところです、これだけの施設なのだから有料でもよさそうな気がしますが、個人的にはタダってのはやはり嬉しかったです。
校舎を出ると夕方の下り坂
校舎内の展示を堪能しました
校舎内は展示の楽しさはもちろんのこと。
西日射す教室や、ワックス掛けされた廊下に反射する光や、廊下の北側窓から見える裏山の風景などで、校舎内自体にもとても雰囲気がありました。
大人になってから学校に入ることなどないので、なかなか楽しい時間を過ごせました。
また来たいと思います
静かな旧校舎に入ることができる場所
もともと学校だった場所を利用した施設というのは札幌近郊にもいくつかありますが、ここはその中でもとびきり静かな場所でした。
校舎内の気温は外気温よりも少し低くひんやりとして、「こんにちは、おじゃましますー」と言ってもなぜか人の気配を感じません。
たまたまぼくが行った日がそういう日だったのかもしれませんが、校舎内で展示を観てぐるぐる回っている時も人の気配がなくて、でも階段のあたりで「ガタガタッ」という音が聞こえて、またしても反射的に「うわぁ」と言ってしまったのですが、作家さんが作業中なのか管理されている方なのか、おそらく校舎内のどこかに誰かが居るようでした。
ゆっくり展示を観たり、校舎内の雰囲気を堪能するには周辺の景観も含めて静かで良いところだなあと思います。
夏の頃も来てみたい
虫の声が聞こえる鬱蒼とした緑の季節に来てみたら、きっとまた雰囲気がありそうな気がします。
旧校舎に入るのが好きというぼくのような人にはおすすめな場所、ミカサ・モダンアートミュージアムのおはなしでした。