ほんとうは人に教えたくない場所かもしれません。
桜の季節は綺麗なのです。
電車の音や、
潮の匂いや、
海鳥の音も聞こえてくる。
そんなふうに静かでひっそりとたたずむ公園。
たいてい桜の名所とよばれる所はたくさんの人でごったがえすものですが、
ここは例外のようです。
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駅裏の細い路地奥にあります

突き当たりが線路でその向こうが海なんです。
この細い路地を線路側からこちらへ向かって歩いてくるとその公園はあります。
うみどり公園

少し不思議な地形で、公園の東側は石垣のような感じになっています。
その石垣も斜めになっているので、この辺りが傾斜地だというのがのがよくわかります。
せまくも広くもない公園ですが遊具も多くないのですっきりしていて、銭函散歩の途中で一休みするにはとても良い感じの公園です。
子供たちが遊んでいる姿もぼくが行った時は見かけませんでした。
もしぼくが子供だったら缶蹴りとかしたら楽しそうだなあ。って思っていたと思うし、広さとしてはそんな感じです。
空が曇りでも雰囲気がある

この日はあいにくの曇り空でしたけれど、住宅街の中にひっそりとあるのでゆっくり桜鑑賞をするには静かでとても良いです。
そこらへんに座って本を読みながら春の日差しにうとうとするのも良さそうですね。
海が近いので潮の匂いも、電車のガタンゴトンの音も、うみどりの声も、いろいろな銭函ならではを五感で感じ取れるところがこの公園の良いところだと思います。
見上げれば満開の桜

ため息が出るほど綺麗です。
そして人が少ない。
少なくともこの時はぼくひとりでした。
ひとりじめの桜鑑賞

写真の背景に青い空が欲しいなあなんてのは贅沢です。
うみが近いだけで十分です。
本当に。
かわいいパンダがいます

そしてこの公園のもう一つの特徴がパンダがいる事。
遊具なのですがこのパンダの存在感が公園のアクセントになっていてかわいいのです。でも夜などは少し驚いてしまうかもしれませんね。
銭函、うみどり公園のパンダくん

どう、かわいいでしょ。
なんだか癒されるんですよね、ここの公園に来てこのパンダを見ると「ひさしぶりだねー」なんて声をかけたくなってしまいます。
ほらほらかわいい

このベンチに座ればパンダは目の前、見上げれば満開の桜。
春の風にのってやってくる潮の匂い、うみどりの声。
本当に最高のロケーションです。
電車に乗って来ると旅のよう

休みの日におにぎりを握って水筒にお茶を入れて読みかけの文庫本を持ち、札幌から電車に乗って銭函で降りる。
そしてここで桜を見ながら本を読み、おにぎりを食べて、夕方になったら海岸で暮れる夕日をみてから電車に乗って家へ帰る。
そんな贅沢な休日を僕は毎年楽しみにしています、別にそれ以外の理由も無くここへ来ます。
そうするとちょっとした旅の感じです。
運が良いと猫に会えますが、今回も猫を見かけたもののすぐに逃げられてしまって写真に撮る事はできませんでした。
また、他にも桜を見に行ったときの記事は、「桜の季節」というタグでまとめています。
よかったらこちらもご覧ください。