この感じ伝わるといいな。
札幌は前日から雪が降り続け、2月としてはかなりな積雪となりました。
つい先週までは暖かな陽気で雪が溶けて「このまま春になるのかな」なんて思っていた所にこんな大雪です。
いつもなら深夜12時くらいに来る除雪車の音も昨夜は午前2時くらいに夢の中で聞こえていたので、相当に作業が大変だったのでしょう。本当に夜遅くの作業に頭が下がります。
そしてこの街の多くの人がそうだったように、ぼくも昨晩は帰宅後に雪かきをして、寝る前に再び雪かきをして、朝起きて雪かきをして、という感じでした。
身体もすっかり固くなってきました。別に一軒家に住んでいる訳でもないのですが、周りの道が雪かきをしないと人や車が行き来出来ないくらいなので致し方ないですね。
そんな大雪の翌朝は一点して晴天が広がっていて、そこらじゅうの街並みがふかふかの新雪で覆われて、空気も綺麗で朝の風景がくっきりと見えていました。ちょうど用事があって手稲山麓の近くを歩いていたので途中で何枚か写真を撮ってみました。
大雪のあとの、晴れた朝の眩しさが伝わるといいな。
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新雪のふかふか

手稲山の裾と朝の青空
目を凝らすと遠く手稲山の木々にも新雪が積もっているのが分かる程、空気が綺麗です。
新雪はふわふわのかき氷みたいで、歩道脇の雪山見ていると「これは美味しいのでは?」なんて思えてしまいます。
山々にも歩道脇にも家々の屋根にも、そのフカフカは積もっていて、あと少しすれば除雪車や太陽の暖かな明かりで除けられてしまったり溶けたりするので、朝だけの綺麗なひと時なのです。
2月の雪に覆われる河川敷

中の川も河川敷もフカフカです
春には桜の花で綺麗な堤防も新雪の白で覆われています。
まだ動物の足跡さえ見つかりません。
今なら一番乗りで足跡を付けられますが、河川敷と川の境界が曖昧で、下手をすると川に落ちてしまうので気をつけましょう。
新雪の朝、ずっと見てられるな。
高くなる雪山

歩道も積雪で狭くなっています
ゆっくり一歩一歩確かめながら歩いていかないと、バランスを崩して雪山にズボッと入ってしまいます。
向こう側から人が来たら譲りあいですれ違います。
手稲山と朝の青空

良い朝です。
もしこの風景を車やバスで通り過ぎたら、一瞬ので終わってしまうかもしれないけど、歩いていたら時速の分までゆっくり見られるのです。
時速を学校で学んだときは「1時間に進む距離」のような感じの説明だったと記憶していますが、「1時間に眺める風景の密度」なんて考えると、少ししか進まない徒歩も良いものではないでしょうか。
なんてね、それに歩いていると頭がスッキリして、とっても心地よいのです。
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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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