真冬の石狩川を見に行く。
1月になって石狩地方でも降雪量が増えていき、道路脇には高く積まれた雪の山ができて来ています。
そんな真冬の様相を見せる季節に、定期的に訪れている石狩川の様子を見てきた。
石狩灯台までの道は既に降雪で塞がれてしまっているので、その少し手前あたりとその対岸の辺り、最後は石狩河口橋が見えるところから。
天候は晴れときどき雪という具合で、気温は氷点下だけれど、日中はそれほど厳しい寒さではなかったです。
ただ川辺は遮るものがなくて風が強いので、体温温度はそれより少し低めに感じる。
スポンサーリンク
雪と空と川の青色が綺麗

雪は白だけど青にも見える
この辺りで冬の川を見ていて気がつくのは、「青が綺麗」ってことです。
雪も空も川も少しずつ違う青いろになっていて、そういった青色同士の境目や、遠くに見える冬は雪で道が塞がって行くことが出来ない、石狩灯台の赤との対比が綺麗に見える場所だと思う。
ちなみに雪は白のイメージがあると思うが、ぼくにはわずかに青色をしているように見える。
きっと雪自体が青色という訳ではなく、光の反射や吸収の仕組みでそう見えているのだろう。
カメラで撮った写真をパソコンで取り込んで光量や色の補正をする際、青色を起点として明るさ補正しようとした時には、雪の箇所も一緒に明るくなったり暗くなることもある。
多分編集ソフトでも雪はやや青いと認識しているのかもしれませんね。

寒いけどこの景色が好き。
昔は蛇行していた石狩川も、現在は江別あたりで大きく曲がった後は真っ直ぐな川になっている。
ただ、海に繋がるこの河口辺りだけは大きく蛇行していて、その弧を描く感じがとても美しく見え、特に冬は木々の葉が落ちて夏だと見えないところまで見えたりするので、それもまた美しく感じる。
いつも持ち歩いているポケットに入る小さな単眼鏡で、川面にいる鳥の様子を見たりする。鳥は寒くないのかな、いや寒いだろうな。
ぼくも寒くさえなければ何時間でもこの様子を見ていられると思うが、手もかじかんでしまうし、身体も冷えてしまうので、実際にはそんなに長くは見ていられない。
夜の吹雪はやっかいなので

夕方の石狩河口橋
このくらいの季節は、16時くらいになると少しずつ暗くなってくる。
空が広くて遠くまで見渡せるので、あまり暗くなっている実感はないのだけど、日が暮れると一気に辺りは暗くなるので、まだ明るさが残っているうちに帰ることにする。
こんな極寒や夜の吹雪を心配する季節でなければ、暗くなるまでずっと見ていたと思う。
河口橋の街灯がついて、それが遠くまで並んで見える様子はとっても綺麗なはずなのだ。