寄り道したくなる時があります。
今日は夕方の空がだんだん綺麗になっていくのが見えて、そしたら「河原で夕方を眺めてみようかな」なんて気分になって、ついつい茨戸川の河原を歩いてしまいました。
そういえば去年の夏頃もこんなことを書いていたんですよ。
8月のお盆が過ぎると北海道は一気に涼しくなって、秋から冬へと続きますが、そんな季節にもまた来てみたいなあと思っています。
おささるろぐ
今は一応夏も終わって秋が始まってという頃で。そんなこの頃は日が傾くのが早くなって、18時くらいになれば辺りはもう夜になります。
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9月の終わり頃、夕方は綺麗な橙に染まってく。
この時はまだ17時半くらいで、夕日がそろそろ地平線に落ちるかなっていうくらいの時間でした。
夕日の時間帯は街が橙色に染まって、いろんな景色や構造物がなんだかいつもと違って見えたりするんです。
だから「そんな一瞬を自分の目で見ておきたいなあ」って思って、寄り道してしまったわけです。
この日も、最近Olympus E-M5カメラに付けっぱなしにしている「Lumix G 25mm F1.7」のレンズで撮りました。今回の記事でも写真の下に撮影時の設定を残しておきます。
つい足を止め、河原に寄り道してしまいました。

ISO200 0.3ev f/7.1 1/400
草むらに太陽が隠れたり、風向きによってはまたそこから太陽が顔を出したり、それによって辺りの明るさも変化が激しくなります。
そんな風にしながらも少しずつ全体的に暗くなって行って、そんな雰囲気を写真に撮るのは難しいんだけれど、設定も色々工夫して撮ってみました。
夕日がまだ差し込んでいます。

ISO320 -0.7ev f/9 1/80
草むらのかげから太陽が顔を出すときはこんな風にとても強い光がやってきて、それはとてもまぶしいんだけれど、この太陽ももうすぐ沈んで夜がくるのかと思うと、片手で直射日光を遮るのもなぜだか惜しいような気持ちになってきます。
実際はもっと美しい光景だったんだけどなあ。。あの雰囲気を上手に写真に収められる技術とセンスが欲しい。
太陽が当たらない方は影になる。

ISO200 0ev f/9 1/250
朝の時間帯もそうなんだけど、太陽が当たっている場所は明るくて、その逆側は影になって真っ暗で、そんな対比がこの時間帯の美しさの要因でもあるのかなあって思える一瞬です。
こうして電柱なんかの人工物をフレームに入れると、こちら側が影になっている感じがわかりやすいですね。
川の方を見ると空がとても綺麗

ISO200 0ev f/9 1/100
茨戸川は広くて遮蔽物が少ないから、空がとても広く見えます。
これもぼくが茨戸川を好きな理由のひとつかもしれません。
そしてこの時間帯の空はグラデーションがとても美してくて、その様子がしっかり見られるこの河原に来てみてやっぱりよかったなあと思うのです。
寄り道ってやっぱり良いなあって。
夕日に照らされる茨戸大橋も綺麗

ISO200 -0.7ev f/6.3 1/100
茨戸大橋は上下の曲線とともに横方向の曲線もあるので、その美しさも好きなのです。
でも綺麗な夕方の中だと、どんなものでも何倍にも美しく見えてしまうのです。
夕方は加速していくみたいに夜に近づいていく。

ISO200 -0.7ev f/6.3 1/500
夜が近くなって来ました。
ここらはだいぶ暗くなって来て、それでも空はまだ少し明るさが残っていて。
そんな雰囲気がわかりやすいように露出を-0.7まで下げて撮ってみた。
けれどやっぱりこの時感じたものの少ししか収められなかったなあってのが正直なところで、鳥の鳴き声や風の音なんかもあるわけで、実際に足を伸ばしてその場所で感じてみることが大事だなあって改めて思うのです。
そろそろ太陽が見えなくなりそう

ISO200 -0.3ev f/6.3 1/1000
さあ、そろそろ太陽も見えなくなりそうです。
さっきよりもだいぶ暗くなってきました。
川の名前が書いてある看板も文字を読むのは難しいくらいで、その看板があるってくらいしかわからない明るさです。
夜が来る前に帰ろう。

ISO100 -0.3ev f/6.3 1/320
最後の一枚は茨戸大橋の横方向の曲線がわかりやすい向きで撮ってみました。
こんな風にカーブしているんです。
「向こう側ってどうなっているのかなあ」なんて思わせてくれる橋なんです。
この日もLumix 25mm F1.7のレンズを使って撮りました。朝や夕方との相性も良さそうです。
夕方の風景はもっとたくさん、いろんな場所で撮ってみたいと思っています。