新篠津の日帰り温泉へ
2月の下旬は、三寒四温ともいえずまだ寒い日の方が多く、仕事とか雪かきだったり、北風の寒さに凍えたりもして、背中も腰も肩も腕も足もカチコチに凝っているこの頃。
温泉にでも行きたいなと思い、この日は道の駅「しんしのつ」にある「たっぷの湯」へ行ってきました。
たっぷの湯は日帰り温泉だと700円(2024年2月現在)とお手頃だし、アクセスも札幌から車で1時間程と、お休みの日にぷらっと行くにはとても良いところです。
ホワイトアウトのこと
本当なら2月上旬くらいの一番寒い頃に行って身体を温めたかったのですが、道の駅「しんしのつ」の辺りは風が強いと地吹雪が発生する事が多く、ホワイトアウトに会う可能性もあるのです。
新篠津村のサイトでは吹雪の事についてこんなふうに書かれています。
また、そのお隣の当別町でもここ数年、真冬になるとホワイトアウトや車の立ち往生のニュースを見聞きしますので、冬のお出かけには十分に気をつけたいものです。
幸運にもこの日は雪も風の予報もなかったので、新篠津村にある「たっぷの湯」へ行きがてら、村内で冬の景色を撮ってきました。
まだ春にならない冬の終わり頃を、今日も「Helios 44-2」のレンズで撮影してきました。
スポンサーリンク
雲の隙間と午後の明かり

春はまだかと
ついさっきまでよく晴れていたのに、気が付くと曇り空になっていました。
雲の隙間から顔をだす太陽はまだ冬の感じがしていて、「春を待ち侘びる」というのはこんな日の事をいうのでしょうか。
三十三線橋からの景色

篠津運河沿いをいく
札幌や江別から新篠津村の「たっぷの湯」に車で行く場合、篠津運河沿いを通る方が多いと思います、実際ぼくもその道を使って行きましたが、途中「三十三線橋」の辺りで何枚か写真を撮ってみました。
街灯の感じや欄干のデザインもシンプルで雰囲気が良く、橋の幅員や全長のバランスもちょうど良いのです。
雰囲気が良いとかちょうど良いとか、どれもぼくの感じ方の基準ではあるのですが、夕方や朝方にはどんな景色になるんだろうかと気にもなるのです。
橋の上からの景色

橋の上から見た篠津運河
篠津運河は石狩川から取り入れた水を辺りの水田へと共有していて同時に泥炭地の排水の役割も持っている、とても貴重な運河となっています。
「三十三線橋」の上から見たまっすぐに伸びている篠津運河の風景もとても好きな感じです。
ところで、橋の名称が漢数字という繋がりで思い出したのが下の記事で書いた「十九線橋」です。ここで見た朝の時間も本当に綺麗でした。
当別町東裏のこと
この日撮影した「三十三線橋」から、北側へ伸びる道を進むと、その先は当別町の東裏地区へと繋がっています。
その東裏にある旧東裏小学校は「北海道亜麻まつり in 当別」の会場にもなっていて、本当に行きたかったおまつりなのですが、どうしても都合が合わずいけずじまいだったのです。今年も開催されるのなら行きたいな。
とても好きだった眺めのこと
また「旧東裏小学校」の校舎と体育館には現在「旅する木」という、とっても素敵な家具工房が入っています。以前はその校舎の教室内に「そよ風とつむじ風」というカフェも併設されていて、とても好きなお店だったのですが、残念ながらいまはやっていないようです。
ぼくの記憶が確かなら、窓に向かうように座席があり、テーブルも椅子もとても心地の良いもので、美味しい飲み物とお菓子を頂きながら見る事の出来る窓の向こうの東裏の風景がとてもとても好きでした。
またあの教室から見える窓の向こうの景色をみたいな。本当にまた見たい、、、
欄干のクリーム色

塗り替えたあとでしょうか
欄干はクリーム色になっていて、雪原の白ととてもマッチします。
でもよくみて見ると、かすかに朱色が見えていて、これは元々朱色だった欄干をクリーム色に塗り替えたものなのでしょうかね。
気になってGoogle マップのストリートビューで確認してみましたが、最大で遡ることが出来る2014年の頃でも下の様にクリーム色の欄干でした。
道の駅「しんしのつ」にある、たっぷの湯

温かいお湯でゆっくりと
写真を撮ったり風景を眺めつつ、道の駅「しんしのつ」内にある「たっぷの湯」に着きました。
入って左手にある券売機で大人1枚を700円で買い、チケットをカウンターの方へ渡します。
そしてぐるりと振り返り、渡り廊下のような長い通路を抜けると、奥に温泉の暖簾があります。
洗い場も内風呂も露天風呂も綺麗な温泉で、この日は平日だったせいか混んでいることもなく、外での撮影で冷えた身体をゆっくりと温めることができました。
日帰り温泉はいいな、また写真を撮りにいくのとセットで出掛けよう。
–
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が誰かの何かのお役に立てば嬉しいです。